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ITALIAN TRUMPET SUMMIT(CD)

2021-01-23 | JAZZ (CD)
ジャズ・トランぺッターを多く輩出しているイタリアから、ここを拠点として活躍しているスター・プレイヤーが5人が集まって開催されたジャズ・フェスティヴァルを収録したアルバムです。
「A NIGHT IN BERCHIDDA」 TIME IN JAZZ TIJ 002 
  
1. JOY SPRING
2. SOFTLY AS A MORNING SUNRISE
3. YESTERDAY NIGHT
4. BLUE “N” BOOGIE
5. MY FUNNY VALENTINE
6. CARAVAN
7. THE THEME
FRANCO AMBROSETTI, FLAVIO BOLTRO, FABRIZIO BOSSO,
PAOLO FRESU, MARCO TAMBURINI
STEFANO BOLLANI (p) ENZO PIETROPAOLI (b) ROBERTO GATTO (ds)

2001年8月14日に開催されたこのフェスティバルは、パオロ・フレスが全体の監督を、マルコ・タンブリーニがアレンジャーを務めています。
良く知られたスタンダードの数々を、ブローイング・ジャム・セッションとして2枚組CDに収録しています。
各人のハイテンションなソロの応酬から、トランペット・アンサンブル等々、アレンジの妙と共に聴きどころが沢山詰まっています。
また、各人のソロの順序も曲目と並列して記載されていることから、それぞれの音色を聴き分けることもできる楽しみがあります。

1枚目は、司会者による全員のメンバー紹介から始まり、続いて演奏される「JOY SPRING」は、フリーな音出しを経て、5人のトランぺッターによるテーマ演奏が圧巻で、その後はソロが順次受け継がれていきますが、途中では数人が絡み合ってのプレイもあり、S.ボラーニのピアノ・ソロを挟んで最後は再び全員によるテーマに戻り、20分に渡る演奏が終了します。
また2枚目の最初に収録されている「MY FUNNY VALENTINE」を取り上げてみると、P.フレスがテーマを奏で、F. アンブロゼッテイがオブリガートを付けるところから始まりますが、お互いのシンプルで小技の利いたデリケートなバラード合戦が素晴らしく、後半ではベースのソロも交えての演奏となり、耳を澄ますと虫の鳴き声も聞こえるという、野外ライブならではの雰囲気も味わえます。

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