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再び富士吉田市のジャズ喫茶“ON LAVA”へ

2021-01-11 | JAZZ
昨年暮れに初めて行った富士吉田市のJAZZ HOUSE ON LAVAですが、
今日は愛聴盤を持参して再び訪問してきました。
入店したのが昼過ぎだったので、チーズトーストとコーヒーをいただきながら、素晴らしい音で、至福の時間を過ごしました。
  

多くのレコードを持参したのですが、マスターは1枚1枚丁寧にクリーニングして、全てを掛けてくださいました。(感謝)
最初は、ソニー・ロリンズのBlue Note盤とPrestige盤の聴き比べで、
BLP 4001は、BNのRVGの音であることを再確認し、PRLP 7020の太くて豪快なロリンズに納得しました。
また、クリフォード・ブラウンは、Blue Note盤のJ.J.の1曲目(Turnpike)とEmArcy盤の比較、それにハロルド・ランドはhifi jazz盤からの1枚との聴き比べで、
Blue Note盤のブラウンは、想像通りの艶と輝きのある音で、またEmArcy盤は対照的に、柔らかい音がしたのが意外でした。(我が家の装置ではこのような音には聞えません)
一方のランドも、hifi jazz盤で鋭く突き刺さるような感じの音が印象的でした。
  

ピアノ・トリオでは、トミ・フラのPrestige盤が、安価でありながらRVGのカッティングが素晴らしく、アール・ハインズのCONTACT盤は、ハインズのピアノがこれまで聴いてきたタッチより力強く、ホレス・パーランのBlue Note盤は、ベースが締った音で素晴らしかったですが、3人のバランスはイマイチに聴こえました。
山下洋輔のソロは、ピアノがベーゼンドルファーであることから、何時もの彼の音とはまるで異なり高音部が耳障りに聴こえ、また、山本剛の方はライブ盤でありながら、ピアノ・タッチが心地良い響きをしていました。
 

スコット・ハミルトンも2種類の比較をしましたが、レコード会社の特徴がよく出たサウンドとなっていました。
ヴォーカルは、ジョニー・ハートマンとアニタ・オデイを持参しましたが、非常にスムースな歌を聴かせていただきました。
 

午後、2時半を過ぎた頃からは、高校男子サッカーの決勝戦が気になりましたが、マスターの計らいでジャズを聴きながらの中継となり、この2つを同時に楽しむという贅沢なひと時でした。
サッカーは手に汗握る熱戦となりましたが、PKによる山梨学院の勝利となったことで、記憶に残る1日となりました。
(メンバー全員の絵は、NHKの午後7時のニュースから借用しました)
 

なお、コロナウイルス感染拡大により、関東1都3県に緊急事態宣言が発出されたことで、ON LAVAは当面2月7日まで休業するそうです。

コメント (2)
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