数年前に数多く発売された「ANALOGU PRODUCTIONS」からの再発盤の中の1枚で、ヴィン・グレイによるマスタリングによるものです。
「GROOVIN′ WITH GOLSON」 NEW JAZZ 8220
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/9f/4c93e2d92ccb9aaafd63d7dccf5a80ce_s.jpg)
1. MY BLUE HOUSE
2. DRUMBOOGIE
3. I DIDN′T KNOW WHAT TIME IT WAS
4.THE STROLLER
5. YESTERDAYS
BENNY GOLSON (ts) CURTIS FULLER (tb) RAY BRYANT (p)
PAUL CHAMBERS (b) ART BLAKEY (ds)
録音 1959年8月
ベニー・ゴルソンとカーティス・フラーの2管によるアルバムは、他にもありますが、いずれもテナー・サックスとトロンボーンの柔らかいハーモニーが心地よく、ここでは、レイ・ブライアント、ポール・チェンバース、アート・ブレイキーという強力なリズム隊を従えての演奏集となっています。
冒頭、挨拶代わりのブルース「MY BLUE HOUSE」は、チェンバースの4つを刻むベースが、自身のソロも交え、最初から最後まで演奏を支えています。
松本英彦とジョージ川口によるビック4で、幾度となく耳にしてきた「DRUMBOOGIE」は、テナーサックス、ピアノ、のソロを経て、ブレイキーが8小節に渡るドラムソロを取りますが、そこは名人、少しもうるさくなく、またゴルソンのアレンジも光る1曲です。
また、「 I DIDN′T KNOW WHAT TIME IT WAS」では、カーティス・フラーがミュートを付けて絶妙なソロを展開しています。
聴きものは、レコードB面の2曲で、ロング・ブルースの「THE STROLLER」は、速いテンポで5人が順次ソロをとり、最後は2小節交換のスリルある演奏となっており、
「YESTERDAYS」は、レイ・ブライアントの弾くイントロに導かれて、2管のハーモニーによるお馴染みのテーマへと続きます。
このシリーズは、録音は勿論のこと、アルバム自体が丁寧に作られています。
なお、ベニー・ゴルソンとカーティス・フラーのコンビの録音ですが、
このアルバムの前の1958年11月12日にRIVERSIDEレーベルに吹き込んだ「THE THEATHERSID OF BENNY GOLSON」(RLP 12-290) を皮切りに、59年6月にはNEW JAZZ /PRESTIGEレーベルに「GONE WITH GOLSON」を、続いて12月には、「GETTIN’ WITH IT」を録音しており、最後の1枚(ピアニストはトミー・フラナガン)が一番手馴れているようにも思います。
また、トミフラとのコンビは、59年5月にカーティス・フラーの名義でSAVOYに吹き込んだ「BLUES-ETTE」があります。
「GROOVIN′ WITH GOLSON」 NEW JAZZ 8220
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1. MY BLUE HOUSE
2. DRUMBOOGIE
3. I DIDN′T KNOW WHAT TIME IT WAS
4.THE STROLLER
5. YESTERDAYS
BENNY GOLSON (ts) CURTIS FULLER (tb) RAY BRYANT (p)
PAUL CHAMBERS (b) ART BLAKEY (ds)
録音 1959年8月
ベニー・ゴルソンとカーティス・フラーの2管によるアルバムは、他にもありますが、いずれもテナー・サックスとトロンボーンの柔らかいハーモニーが心地よく、ここでは、レイ・ブライアント、ポール・チェンバース、アート・ブレイキーという強力なリズム隊を従えての演奏集となっています。
冒頭、挨拶代わりのブルース「MY BLUE HOUSE」は、チェンバースの4つを刻むベースが、自身のソロも交え、最初から最後まで演奏を支えています。
松本英彦とジョージ川口によるビック4で、幾度となく耳にしてきた「DRUMBOOGIE」は、テナーサックス、ピアノ、のソロを経て、ブレイキーが8小節に渡るドラムソロを取りますが、そこは名人、少しもうるさくなく、またゴルソンのアレンジも光る1曲です。
また、「 I DIDN′T KNOW WHAT TIME IT WAS」では、カーティス・フラーがミュートを付けて絶妙なソロを展開しています。
聴きものは、レコードB面の2曲で、ロング・ブルースの「THE STROLLER」は、速いテンポで5人が順次ソロをとり、最後は2小節交換のスリルある演奏となっており、
「YESTERDAYS」は、レイ・ブライアントの弾くイントロに導かれて、2管のハーモニーによるお馴染みのテーマへと続きます。
このシリーズは、録音は勿論のこと、アルバム自体が丁寧に作られています。
なお、ベニー・ゴルソンとカーティス・フラーのコンビの録音ですが、
このアルバムの前の1958年11月12日にRIVERSIDEレーベルに吹き込んだ「THE THEATHERSID OF BENNY GOLSON」(RLP 12-290) を皮切りに、59年6月にはNEW JAZZ /PRESTIGEレーベルに「GONE WITH GOLSON」を、続いて12月には、「GETTIN’ WITH IT」を録音しており、最後の1枚(ピアニストはトミー・フラナガン)が一番手馴れているようにも思います。
また、トミフラとのコンビは、59年5月にカーティス・フラーの名義でSAVOYに吹き込んだ「BLUES-ETTE」があります。