アル・コーンとズート・シムスによるこのコーラル盤は、2人がレギュラーチームを組む前のものであり、この後は正式に「アル・アンド・ズート」として多くのレコーディングを残して行きます。
「AL AND ZOOT」 CORAL CAL 57171
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5a/1b/91743b78738eae969d03ebcb2b8b0d85_s.jpg)
1. IT'S A WONDERFUL WORLD
2. BRANDY AND BEER
3. TWO FUNKY PEOPLE
4. CHASING THE BLUES
5. YOU'RE A LUCKY GUY
6. HELLEY'S COMET
7. THE WAILING BOAT
8. JUST YOU, JUST ME
9. GONE WITH THE WIND
AL COHN (ts, cl) ZOOT SIMS (ts, cl)
MOSE ALLISON (p) TEDDY KOTICK (b) NICK STABULAS (ds)
録音 1956年3月27日
生まれはアル・コーンが1925年11月24日、ズート・シムスが同年10月29日で、共にウディ・ハーマン楽団に在籍していた時期があり、2人のアイドルがレスター・ヤングであったという共通点もあることから、音色やフレーズなども似通ったところがあり、スリリングな掛け合いやアンサンブルにおいても聴きどころがあります。
タイトルに「AL COHN QUINTET featuring ZOOT SIMS」とあるからして、ここではアル・コーンがリーダーとなっているようです。
9曲中4曲がスタンダードで、残りは全てアル・コーンの作曲によるもので、テナー・サックスの共演盤となれば、多くの奏者がブローを繰り広げるのが常ですが、このアルとズートのコンビは、エキサイティングでありながらもよりスマートで洗練されたソロを展開しており、アップ・テンポで演奏される「JUST YOU, JUST ME」や、続く「GONE WITH THE WIND」などは特にそう思います。
また、「TWO FUNKY PEOPLE」では2人がクラリネットを吹いており、アルはテナーの他にこの楽器を主力としていますが、シムスのクラリネット演奏は珍しく、これがまた暖かくいい雰囲気の演奏となっています。
「AL AND ZOOT」 CORAL CAL 57171
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1e/e9/463195c6308ebd227e52282be2a5c1cf_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2f/ae/6e47673af16582e93eeb2c1e9c90e0d9_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5a/1b/91743b78738eae969d03ebcb2b8b0d85_s.jpg)
1. IT'S A WONDERFUL WORLD
2. BRANDY AND BEER
3. TWO FUNKY PEOPLE
4. CHASING THE BLUES
5. YOU'RE A LUCKY GUY
6. HELLEY'S COMET
7. THE WAILING BOAT
8. JUST YOU, JUST ME
9. GONE WITH THE WIND
AL COHN (ts, cl) ZOOT SIMS (ts, cl)
MOSE ALLISON (p) TEDDY KOTICK (b) NICK STABULAS (ds)
録音 1956年3月27日
生まれはアル・コーンが1925年11月24日、ズート・シムスが同年10月29日で、共にウディ・ハーマン楽団に在籍していた時期があり、2人のアイドルがレスター・ヤングであったという共通点もあることから、音色やフレーズなども似通ったところがあり、スリリングな掛け合いやアンサンブルにおいても聴きどころがあります。
タイトルに「AL COHN QUINTET featuring ZOOT SIMS」とあるからして、ここではアル・コーンがリーダーとなっているようです。
9曲中4曲がスタンダードで、残りは全てアル・コーンの作曲によるもので、テナー・サックスの共演盤となれば、多くの奏者がブローを繰り広げるのが常ですが、このアルとズートのコンビは、エキサイティングでありながらもよりスマートで洗練されたソロを展開しており、アップ・テンポで演奏される「JUST YOU, JUST ME」や、続く「GONE WITH THE WIND」などは特にそう思います。
また、「TWO FUNKY PEOPLE」では2人がクラリネットを吹いており、アルはテナーの他にこの楽器を主力としていますが、シムスのクラリネット演奏は珍しく、これがまた暖かくいい雰囲気の演奏となっています。