Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

新婚旅行記①成田~Paris

2013-07-25 20:41:37 | 旅行

今まで引っ越しや新生活に慣れるのに精一杯でかなり時間が経ってしまいましたが、忘れないうちに新婚旅行の記録を残していきたいと思います。

今年の3/16~29と、海外は初めてという夫と共にフランス及びドイツを旅行しました。

16日夜、21:55成田発のAIR FRANCEで出発!成田空港内にもいくつかステンドグラスがありました。

そして3:05、CDG着。夜の便はあまり時差ぼけを感じずに済むのでいいのですが、到着が深夜になるのが悩みどころ。滞在時間数時間になってしまうけれどタクシーで空港近くのホテルへ。日本人だと言うとフロントのお兄ちゃんが「チャラヘッチャラ~!」・・・最早万国共通語か(笑)

3時間ほどの仮眠の後、RERでパリへ入りました。ちなみにホテルの部屋へ着いてすぐ、日本から持ってきたドライヤーを壊しましたシャワーを浴びて、ドライヤーを遣おうとコンセントを挿してスイッチをオンにした瞬間・・・「パコン!」という音と共にシュウウゥゥ~と煙が・・・・・・変圧器の必要性をすっっっっかり忘れていました。旅行しょっぱなから凹みました

朝食はお目当てのパン屋さんがあったのですが、その前に、サン・ロック教会へ。イタリアでペスト患者を助けたとされる聖人に捧げられた教会です。

ここの教会は諸事情により、祭壇が北に据えられているのが特徴だそうです。

幼子に駆け寄る、躍動感溢れるヨセフ。

 

Pain Quotidienでいかにもフランスらしい朝食を・・・そして朝食後ルーブル美術館へGo

ダヴィンチやラファエロなどの有名ドコロにも満足でしたが、それ以外でも心に残った絵がいくつかありました。例えばこの絵。

 

聖杯にイエスの血を受ける天使の絵はよく見ますが、こんなに顔をくしゃくしゃにして、人々と共にイエスの死を悼む天使の絵は初めてだと思います。二人ともしばらく見入ってしまった作品でした。

半地下の彫刻コーナーにあるマグダラのマリア。心なしかヴィーナスみたい。

日本人にも人気のあるイタリア絵画のあたりはいつも非常に混み合っていますが、ルーブルも場所によっては驚くほど空いています(笑)私の密かな!?お気に入りはこれ。

 

工芸部門にある「サント・シャペルの聖母子」。小さな像ですが、パリで制作された象牙作品の中でも、ひときわ完成度の高い作品とされています。私の大伯母が、クリスチャンではないのですがこの聖母子像を気に入って、長年トイレに写真を飾っておりました。なので大伯母宅でトイレを借りる度に、私もこの聖母子像のことが気になっていました。写真の下に「ルーブル美術館」と書いてあったのでネットで調べたところ、ルーブルの工芸部門にあるということがわかり、留学中に見に行きました。その際、工芸部門にはステンドグラスもあるということを発見し、一人!?心の中でニヤリとしたものでした。ステンドグラスの写真はスライドにして別途アップすることにします。

限られた時間の中でしたが、聖母子と再会できて良かったです

その後バスティーユ近くの、パリ・プロテスタント日本語キリスト教会の礼拝に出席。留学中はパリから離れたところに住んでいたため、3回くらいしか行けなかったのですが、それでも私を覚えていて下さった方がいたことに感激でした。また、何らかの形で交わりが持てたらと願っています。

教会を出たら雨しかし、フランスでは雨は降っても上がるのも早い気がします。だから傘をさす人もあまり見ないのでしょう。。。

見て下さい、この雨上がりの通りの美しさを!!

せっかくなのでこの時間でも開いているパリらしいスポット、ノートルダム大聖堂も見ることに。ちなみに私が留学して初めて見たフランスの教会はノートルダムでした。日曜の午前中で、街中に大音量で鐘が鳴り響く中をわくわくしながら教会へ走ったことを昨日のように思い出します。

ノートルダムのステンドグラス。こんな唐草模様が多いです。ヨーロッパのカトリック教会へ入ると、いつもお香?の匂いに癒されます。一体何をブレンドしているのでしょう・・・。

L'As du Fallafelというお店で夕ご飯。ファラフェルというのは、ひよこ豆やそら豆に香辛料を混ぜて丸めて揚げたもので、以前東京のイスラエル料理屋さんで食べたのが忘れられず、フランスへ来たらどこかで食べたいと思っていました。このお店がある辺りはユダヤ人街になっているようで、シナゴーグもありました。

そして、また同じ空港近くの宿へ戻り、翌日ニースへ発つのでしたたった1日分でも日記にまとめるのにかなり時間がかかりましたさて全部書き終わるのはいつになるやら・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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津和野・山口小旅行③乙女峠まつり

2012-05-05 23:05:27 | 旅行
いよいよ乙女峠まつり当日です教会へ向かう途中でちょっと寄り道。吉永米穀店で中庭の鯉を見せて頂きました。結構有名らしく他にも「テレビで見たんだけど・・・」というお客さんが。



100円で売られている麩を池の中に投げ込むと、たちまち壮絶な奪い合いが観光客に散々餌をもらっているせいか、鯉はみんなメタボです(笑)

結局この日も雨は止まず・・・しかしどんどん人が集まってきます。



ついに行列が始まりました!神父様に続いてかわいらしい女の子の列。



マリア様の輿も登場。しかし歩くスピードが速いのなんの、写真を撮るのが大変でした

 

野外ミサの会場は前が全然見えないくらい人・人・人・・・祈りのパワーにただただ圧倒されました。



ミサ終了後は永明寺にある森鴎外のお墓と、記念館にも行きました。久々に大学時代を思い出しました。



今回の旅で、私たちが今享受している信教の自由が決して当たり前のものではないこと、苦難の中で祈り続けた先人たちの存在を決して忘れてはいけないという思いを新たにされました。これからもこの乙女峠まつりがずっと続いていってくれることを願っています。
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箱根小旅行

2011-09-29 14:26:20 | 旅行
9月の20・21日と箱根に行ってきました。よりによってちょうど台風が東京周辺を通過していた、あの時にです

初日は朝から雨下北で箱根フリーパスを買い、小田急で箱根湯本駅へ。そこから箱根登山電車にガタゴト揺られて強羅へ到着しました。

まずは星の王子さまミュージアムへ。展示は作者サン・テグジュペリの生涯を追うのが中心で、他にも世界各国語に訳された『星の王子さま』や、ジオラマなど・・・。まさに日本にいながらパリ体験ができます

 

 

ミュージアム内にある、サン・テグジュペリ教会。海のような爽やかな青のステンドグラスには、『星の王子さま』に登場するキャラクターが隠れています。

  

2日目、朝から豪雨の中ガラスの森美術館。ヴェネチアングラスを中心とした展示です。入口近くにステンドグラスも少々。



本物のススキに交じってガラスのススキが・・・。



館内は特に撮影禁止ではないようで、皆さん写真を撮りまくっていました。吹きガラスの発明は何と紀元前1世紀半ば!その前は粘土の型にガラスを流し込んで器を作っており、それで作られた壺なんかも展示してありました。そんな大昔からガラスを扱う技術が既にあったことに今更ながら驚きです。

エナメル絵付けした壺。

 

ジャンルは違えど、エナメル絵付けの方法はステンドグラスの場合とあまり大差ないようだとわかりました。色々勉強になります。

何と、2月くらいに描いてずっと放置していた絵とそっくり!!

 

真ん中の球体は割れた卵をイメージしていて、「命の泉」がこの作品のテーマとなっているようです。この絵もいつか形にして世にでるようにしたいと願っています。

お昼ご飯の後、ポーラ美術館へ。レオナール・フジタの絵をこんなに一度に見たのは初めてでした。留学していた時、ランス大聖堂に行ったのですが、その時近くにフジタがフレスコ画などを手掛けた「シャペルフジタ」というのがあり、そこも訪れました。あの小さな聖堂を風が吹き抜けていく様が、今でも記憶に残っています。当時はフジタについてほとんど知らないまま行きましたが、いつかまたあの空間に立ちたいと思っています。

しかしポーラ美術館で何と、台風のため次が最終になると聞いて慌ててバスへ。箱根登山電車が運休になったため、強羅駅からバスで小田原へ出ました。しかし電車が全く動かず、待つこと5時間ほど・・・・・・幸い駅ビルもあるし早めの夕食をしたりしてあまり退屈せずには済んだのですが、この間に風邪を引き、今だに咳が抜けなくて苦しんでいます

小田原駅構内ステンドグラス。こういうカラフルなステンド、大好きですやはり駅は大勢の人に見てもらえるからいいですよね。

  

結局帰宅したのは深夜2時・・・絶対に忘れられない旅行となりました




 
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那須小旅行その2・テディベアミュージアム

2010-11-13 22:23:01 | 旅行
2日目は午前中那須テディベアミュージアムへ。2階の窓からでっかいクマさんがお出迎えです。



1階がテディベアの展示、2階は「となりのトトロのぬいぐるみ展」が開催されていました。前回行ったのは夏だったけど、今回はクリスマス前なのでそんな展示になっているかなと思って行ったらやっぱり期待通り(^▽^)

ツリーの飾り付けのためはしごに登るクマさん。



沢山のクマたちに癒されてきました。



2階では全長3メートルを超える大トトロと記念撮影☆



この写真できっと、トトロの大きさがわかると思います・・・・・・。

お昼はバリやベトナムなどの雑貨屋さんが集まっている「アジアンオールドバザール」の中のバリ料理屋さんで。ナシゴレンとバリ風坦々麺・・・辛いけどハマります★



その後は「フィンランドの森」内にあるムーミングッズのお店へ行ったり、お土産物屋さんをぶらぶら・・・。ドライブ中も窓から紅葉を楽しみ、ほんとにいい時期に行けたなと思います。 久々に全ての重荷を一旦降ろしてリフレッシュできた2日間でした。月曜からまたぼちぼち頑張ろうと思います。
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那須小旅行その1・ステンドグラス美術館

2010-11-13 21:24:28 | 旅行
11月12・13日の2日間、中学時代からの親友と2人で那須へ行って来ました!

母の実家が那須なのでまややもほぼ毎年行ってるんですが、親友がステンドグラス美術館に行きたいとのことで、今回は初・家族以外との那須行きになりました。



ちなみにまややはステンドグラス美術館2回目。1回目は社会人時代、ステンドグラスのことをほとんど知らない頃に行きました。でも、森の中にがっしりとした石造りの建物が見えた時は改めて感動!

門をくぐると修道院を連想させるような中庭が・・・。



ここが入り口。



ここは19世紀のイギリスの作品を中心に展示してあります。館内は撮影禁止のためお見せできないことが残念ですが、この日は天気にも恵まれて、ステンドグラスがとってもきれいに見えました。ちょうど今、19世紀のイギリスの作品の模写に取り組んでいるところなので、同じ時代のイギリスのパネルを食い入るように見てきました。日本でこれだけ写実的な絵付けの作品が揃ってるところってそうそうないですしね。運良くパイプオルガンの演奏にも巡り合えました(^ω^)

美術館を出て、隣接するセント・ミッシェル教会へ。



こちらは撮影可能だったので、2人でビシバシ写真を撮りまくりました。ステンドグラスは正面だけでなく両側の窓にも入ってます。



ステンドの写真は全体像よりも細部を撮りたいのですが、バージンロードや祭壇には上がれないのでアップはこれが限界・・・(>_

ステンドグラス美術館をゆっくり見ていたらいい時間になったので、チーズケーキ屋さんを見てからペンション「チロル」へ向かいました。ここはもう何度も家族で泊ったことがあるんだけど、最後に行ったのはたぶんもう3~4年前。でも奥さんがちゃんとまややのことを覚えててくれてビックリです。

久々におっきいお風呂と豪華なごはんを堪能しました!



で、朝早かったので眠くなって10時前には早々就寝・・・2日目は次の日記でどうぞ(*^_^*)
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