ちょっと前のことになってしまいますが、9/24・25と日本基督教団東北教区センターで行われた、リードオルガン修理・奏法講習会に参加しました。今年の3月に、うちの教会のリードオルガンを直して下さった方からのご紹介です。
リードオルガンの解体を見学するのは2度目ですが、この前は見れなかった袋の貼り換え作業を見ることができました。以前から、ペダルの踏みすぎはオルガンの中の袋を傷めるということは聞いて知っていましたが、今回袋の貼り替えを見て、こんなに繊細な作業で作られているのだから、ペダルは絶対ドタバタ踏んではいけないということがホントに良くわかりました(›_‹)
リードオルガンの奏法のレッスンもあり、今までずっと謎だった強弱(松葉ね
)のつけ方を教えて頂きました。スウェルとペダルをうまく両立させるのがすごく難しかったけど、勉強になりました
私の想像だけど、国産リードオルガンの製造がストップした今でも、リードオルガンで奏楽をしている教会は多いと思うのですが、ペダルの踏み方やストップ、スウェルの使い方など、よくわからないけれど自己流で弾いているという方が多いのではないかと思います。私自身も最初はペダル踏みすぎ&ストップ全部出して弾いてましたし…
特にペダルは、正しい踏み方をしないと楽器を傷めてしまいますし、自分でできる簡単なメンテナンスもあります。今回この講習会に参加してみて、リードオルガンを基礎の基礎から学ぶ場が近くにあったらいいのにと思いました。
(後日ですが岩手に帰ってから、近隣の教会でずっと使われていなかったというリードオルガンを見せていただきました。ところどころ出ない音があるということで、この2日間の学習の成果を確かめるべくリードを引っこ抜いて埃を払ったらちゃんと音が出るようになりました!
リード抜きが魔法の道具に見えた…
それ以上の高度な修理はできないけど、音が出ないのは自分で簡単に直せることがわかりました。これは是非とも多くの奏楽者に知ってほしい
)
ちなみに東北教区センターには、作品とNo Nukesグッズを置かせて頂いてます。こんなに素敵にディスプレイして下さってて感激しました
ありがとうございます
そして、私のコーナーの近くにこんなカードがあったので何と30円で(!)購入。「復活のキリスト」1400年ごろのオーストリアのステンドグラスとカードの裏に書いてありました。模写したくなるなぁ…(と思うものが、実は結構溜まっている(・・;))