Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

Ihana marche出店お知らせ

2021-11-27 23:16:38 | お知らせ


コロナ禍でずっとイベントに出られずにいましたが、超久々にイベント出店&オーナメント作りのワークショップをすることになりました!

12月19日(日)10:00~15:00、花巻・吹張町のカゲツドアーズキッチン・スタジオです。クリスマスで使えそうなオーナメント、キャンドルホルダー、アクセサリーの他、今までイベントであまり出してこなかったようなちょっとお高い系も並べようと思っています(見るだけでも歓迎)。ワークショップでは好きなガラスを選んで五芒星のオーナメントを作ります(中学生くらいから対象)。ステンドグラスを体験してみたい方、この機会に是非

それと、最近Instagramを始めました。vitrail_ateliergraceという名前です。インスタやってる方はどうぞフォローしてやってくださいませ

収獲感謝からアドヴェントへ…。

2021-11-27 22:10:43 | 教会関係
早いもので今年もあと1ヶ月ほどで終わろうとしています。カトリック教会では11月1日が諸聖人の祭日で(フランスではお墓参りのシーズンだったように思います)、その翌日を「死者の日」として全ての死者を記念する習慣があるそうです。日本基督教団の教会でも11月の第一日曜日を「聖徒の日」(永眠者記念日)としており、11月は特に、天に召された愛する方々を思い出す機会が増えます。私の属する教会でもこの1年は、昨年の11月に立て続けに2件、今年の5月、7月、そしてつい先日…と本当に葬儀の多い1年でした。ご遺族、ご友人の皆様の上に慰めをお祈りしています。

色々と慌ただしい日々でしたが、クリスマス前のひと仕事。今年も晴れ間を狙ってローズヒップ刈り取り、隙間時間でリースにしました。



去年は実が少なくて松ぼっくりを足したほどだったけど今年は豊作で余るほどちなみに11月21日(日)は教会では収穫感謝日でした。



収獲感謝が終わるといよいよクリスマスがやってきます。今年の待降節(アドヴェント)は11月28日から。イエス・キリストのご降誕を待ち望む4週間が始まります。

今年も教会員有志でツリーの飾り付けやリース作りを行いました。今年は例年より多くの方が集まって下さいました。

 



↑リースの材料になるグリーンは教会墓地に植えられている木から切ってきます。今年のリースは野バラの実(市民芸術祭で使ったもの)が入って華やかです。



↑庭で撮れたヒイラギとウメモドキ(?)を、教会員さんが素敵なお迎え花にして下さいました。ヒイラギ今年は実をつけず。成長はゆっくりみたいですが、着実にうちの庭に根付いたと思います。



↑お雛様のように毎年出している「神殿での奉献」。実はご降誕よりちょっと先の場面ですが、華やかな赤や緑がクリスマスの雰囲気に合うので早めに出しています。



↑以前教会員さんから頂いた蜜蝋キャンドル。リースを作ったグリーンの残りとポインセチアの造花で素敵なアレンジにして頂きました。



庭のつるバラが数輪、岩手の寒さにも負けずアドヴェント時期まで持ちこたえました!辛うじて手の届くところに割いていた一輪をお部屋へ。その健気な姿を見ていると、ブラームスのオルガン曲「一輪のバラが咲きて」を思い出します

先日お知らせした花巻教会のイブ礼拝(キャンドルサービス)は、12月24日の18時からになりました。新型コロナの感染状況が収まってきてはいますが、今年も用心しつつひっそりと開催します。どうか感染対策を十分なさってお越し頂ければ幸いです

市民芸術祭2021

2021-11-11 13:44:00 | お花
2021年の市民芸術祭が終わりました。今年は10月30日~11月1日の予定でしたが、衆議院選挙の関係で会場が変わって1週間延期になり、会期も2日間に(まぁ、締め切りが延びたということで…)。ご来場下さった皆様、どうもありがとうございました

 

季節は秋ですが、今年のお花は「春と修羅」の冒頭部分をイメージしてみました。以前合唱で「春と修羅」を歌ったことがあり、長い曲なので偏らないように「今日はこの部分」と決めて練習してはいたのですが、結局何年か経って覚えているのは一番最初の↓の部分だけだったりするんですよね…。


春と修羅
  (mental sketch modified)

心象のはいいろはがねから
あけびのつるはくもにからまり
のばらのやぶや腐植の湿地
いちめんのいちめんの諂曲模様
(正午の管楽よりもしげく
琥珀のかけらがそそぐとき)
いかりのにがさまた青さ
四月の気層のひかりの底を
唾し はぎしりゆききする
おれはひとりの修羅なのだ


雲竜柳で雲と、雲にからまったあけびの蔓、オレンジのバラで琥珀、オンシジウムとデルフィニウムで光を表し、作中に登場するノバラも入れてみました。お花器も雲っぽい形状のものを選んでみました。本当はノバラの実が雲竜柳の間から覗くようにしたかったのですが、実際手元に来たのが1本で、しかも枝が横向きについていたのでこんな形状になりました。事前にこう活けたいとイメージ図を描いたりしていても、実際のお花を見て臨機応変に変えなければならないこともありますが、逆にそこから思いもよらない面白いものができあがることもあります。また、最初は黄色が強いように思ったのですが、オレンジのバラが1日たって開いてきて、黄色の強さが気にならなくなりました。花もまた生き物であることを実感しました。



会場の真ん前にある、ぎんどろ公園の鮮やかな紅葉。もうすぐ冬ですね

ティファニーランプ(アップルブロッサム)

2021-11-11 13:14:40 | コパー作品
ランプ作品はランプベースにお金がかかるのであまり作らないようにしていたのですが今年は久しぶりにティファニーランプを作ってみました。型は昔ステンドグラスの学校の課題で購入したもので、このパターン(アップルブロッサム)で作るのは今回でもう6回目…在学中に4つ作って、卒業後に1つ。毎回同じでは何なのでガラスを透けるものに変えてみたり、絵付けしてみたり、貝殻を埋め込んでみたり色々やっていますが、これだけ同じものをしつこく作り続ける人間も珍しいかと

↓ちなみに、前回作ったもの(5個目)がこちら。何と、2010年!ハンダをかける前のランプの画像もあります(ウニみたい笑)。

ティファニーランプ - Vers la lumière 光ある方へ・・・

依頼品のティファニーランプが完成しました(^ω^)ガラスにコパテープを巻いた状態。ティファニーはとにかくピース数が多いので大変です。周囲の白...

ティファニーランプ - Vers la lumière 光ある方へ・・・

 


実は花巻へ来る前に6個目のガラスカットを初めていたのですが、半分くらい切って途中のまま放置、そのまま9年ほどの月日が流れました……



今回は、背景と枝部分のガラスの色を変えてみました。背景のガラスはこれで手持ちが全部なくなりました。クリーム系に緑や茶が混ざった暗めの色ですが、灯りを入れるとびっくりするほどの豹変を遂げます。読書灯にも良いサイズだと思います。



ティファニーランプはピース数が多く、調整も大変なので小さいものでも結構時間がかかります。それだけに、完成した時の喜びは一入です。

HAPPY HALLOWEEN!2021

2021-11-11 12:44:27 | コパー作品
教会では取り立てて祝うことはないですが、今やすっかりクリスマス前のイベントとして定着したハロウィン。今年はハロウィンカラーのミニチャーチとキャンドルホルダーを作りました。オレンジと黄色、紫でまとめた暖かな雰囲気のキャンドルホルダーは、ハロウィンに限らず秋冬通して楽しんで頂けるかと思います。







↑そして10月31日はハロウィンでもありますが、同時にプロテスタント教会ではこの方を忘れてはいけません(笑)
今から504年前の1517年10月31日(昔歴史で「以後いいなルターさん」と覚えさせられたけど、さらに「以後いいなルターさん天才!」と覚えれば日にちまでばっちり)、宗教改革者マルティン・ルターが「95か条の提題」を発表しました。伝承では、ルターはこれをヴィッテンベルクの城教会の門の扉に貼り出したと言われています。今年は10月31日がちょうど日曜に当たりましたが、うちの教会では説教で宗教改革の話をして、「神はわがやぐら」を歌ったくらい。あとは、プレイモービルのルターさんを玄関に飾ってあげました(笑)

ハロウィンが終われば世間はあっという間にクリスマスモード。12月は何かと慌ただしいので教会も早めに飾り付けを始めても良いのかもしれませんが、やっぱり教会の方は11月21日の収穫感謝礼拝が終わらないとクリスマスモードになれないなぁ…。

ちなみに今年のアドヴェント(待降節)は11月28日~12月24日です。教会では12月19日の10:15からクリスマス礼拝、24日の夜はイブ礼拝(時間はまだ未定)の予定です。新型コロナの感染状況が収まってきているとはいえ、今年はまだ用心しつつひっそりと開催することになるかと思います。ステンドグラスの方はもうクリスマスモードに突入しています。オーナメントやキャンドルホルダーなど、クリスマスプレゼントなどで購入ご希望の方は早めにお知らせくだされば幸いです