Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

1/29(日)活花当番

2012-01-31 21:58:15 | お花
昨年から第5週だけ会堂の活花当番をさせて頂いています。まぁ、5週のある月は少ないのですが・・・。



礼拝堂は大ぶりのピンクの百合をメインに、でもちょっと背丈が低くなりすぎたかな?そして、百合をもっと中心に持ってくれば良かったな・・・と今回は反省点が多くありましたあと、大ぶりの葉っぱが扱いにくくて大変でしたお恥ずかしいながら次回につなげるためにあえて写真に残します



階段にはピンクのバラと雪柳。バラはお花屋さんがサービスしてくれたものです。基本的に教会のお花は日曜日さえ持てば良いので、今にも開きそうなのを安く届けてくれているようです。



1階受付には先週の残りの白百合とオレンジの菊。

次の当番は4月です

第一回(!?)絵付け自主勉強会

2012-01-31 21:08:16 | 教会巡り
1/26(木)、亀有のステンドグラス工房「ならんは」にて、絵付けの自主勉強会を開催しました。と言ってもまぁ、そんなにお堅い会ではなく、絵付けのテクを始めステンドグラス全般に関する情報交換会・・・といった感じ。

ちなみにまややは今回亀有初上陸です。亀有と言えば両さん!!・・・というわけで亀有に来た証拠写真をしかし両さんの隣で可哀想なことになってるこの雪だるまは一体・・・・・・



工房へ行く前にちょっと寄り道。カトリック亀有教会です。

 

以前からここのステンドグラスを見たいと思っていました。ステンドグラスは人物の顔と手の部分のみ絵付け。鳩のステンドグラスは、青いガラスにサンドブラストか腐食で彫ってあるのかなと思ったら普通にガラスを組んだものでした。聖堂が明るく、強い日差しが入るので写真ではそう見えたのかもしれません。

「ならんは」に到着。明るい光の注ぎ込む店内には、カラフルでかわいいパネルや小物が揃っています。



お約束通りリンク張っときます(笑)ワークショップもされているのでお近くの方は是非!http://bar-naranja.com/

今回のテーマは「猫を描く」何せ初の試みなので全て手探り1日で焼成はできないので、線描き、調子1回目、細部の描き込み・・・と全て別のガラスに描いて重ねてみました。全ての工程を一通りやって作品をきちんと完成させるには、やはり1週間以上は必要ですね。



とにかく、改善点も含めて色々と勉強になり、感謝です。果たして第2回以降は開催されるのか謎ですが(笑)、これからもお互い精進していきましょう!!

『修道院の食卓』

2012-01-31 20:04:31 | 本の紹介
ペーター・ゼーヴァルト編、ガブリエル・ヘルペル著、島田道子訳『修道院の食卓 心と体においしい秘伝レシピ52』(創元社)を読みました

修道院、というと、俗世を離れてひたすら祈りと労働に明け暮れるストイックな生活を要求される場所・・・というイメージが強いと思いますが、修道士たちはいつの時代も料理に対し非常な熱意を注ぎ、工夫をこらして新しい料理を創造してきました。例えば、ビールもワインもシャンパンも、元はといえばみんな修道院から生まれたものです。

また、修道士たちは美食だけではなく、その料理によって健康を維持するということを非常に重視してきました。まややが一番「へぇ~!!」と思ったのは、旧約聖書における食の規定が、現代の栄養学的な観点から見ても間違いではないという事実。

例えば、レビ記に「自然に死んだ動物の脂肪や、野獣に殺された動物の脂肪は、いかなる用途に使ってもよいが、食べてはならない。(略)血を食べる者はすべて、自分が属する民から絶たれる」(7:24,27)という記述がありますが、確かに脂肪ばっかり食べてたらメタボになっちゃうもんなぁ・・・・・・

そして、修道院では定期的な断食が奨められています。本格的な節食は身体の中を空にし、それまで取りすぎていた食べ物の量を正常にする効果があるそうです。また、神をより一層近く感じ、集中して黙想できるという宗教的効果もあるため、心身両面の健康に良いと言えそうです。普段たとえ1食でも断食には耐えられそうもないまややは大いに反省

さて、日本ではあまり馴染みのない食材も多いですが、修道院のレシピの中から真似して1品、チーズスープなるものを作ってみました。サワークリームは入れませんでしたが、クリームチーズだけでも十分酸味がついたと思います。かつての修道院の大食堂は、冬には凍えるほどの寒さだったため、こってりしていて体が温まり栄養もあるチーズスープは修道士に人気のあるメニューだったそうです。フランスパンなどによく合うと思いますが、それにしても確かにカロリー高そう・・・・・・



ついでにワインも頂いたので一緒に開けました勝沼の白ワインです


みんなちがってみんないい。

2012-01-25 21:56:29 | コパー作品
遅くなりましたが新年初仕事です教会のクリスマスや結婚式の際テーブルに並べたいので、これからも暇を見て作っていきたいと思います。



またいつものやつか~、と思われるかもしれませんが、最近真っ直ぐではなくて斜めの型を使ったものも作っています。真っ直ぐに切ったガラスだけだと隙間が出来てしまうので、ところどころ斜めに切ったガラスを入れて調整を図っています。大きなパネルなどを作った際に余った端ガラスを型紙なし、フリーハンドで切っているので、ひとつとして同じものはできないようになっています。

部屋を暗くして明かりを点すと、捨てられる運命を免れた端ガラスたちの喜びの声が聞こえてきそうです。機会があればどうぞひとつひとつ光にかざして、お気に入りを見つけてください

藤沢・江の島遠足

2012-01-12 14:27:57 | 教会巡り
神奈川県藤沢市に「湘南ステンドグラス美術館」というのがある、と聞き、早速検索。挙式中は見学不可のため事前に問い合わせを・・・ということで電話してみる。しばらくやりとりの後・・・「挙式をお考えですか?」・・・スミマセン、違うとこでやります(笑)

何はともあれ日本ではなかなか間近で見られないアンティークの絵付けステンドグラスを目指してお出かけです・・・が、その前にちょっと寄り道。藤沢駅近くにある、カトリック藤沢教会です。

 

平日にも関わらず、信者の方々が忙しく出入りしていました。八角形に造られた聖堂には、どんな意味が込められているのでしょうか?内部はとても整然とした近代的な印象。ところどころ色ガラスを散らした窓がお洒落です。



こちらは小聖堂。障子を通して降り注いでくる優しい光に満ち溢れていました。自宅近くのカトリック吉祥寺教会も障子がありますが、やはり日本人の感性に合うんでしょうね。ちなみにランプもさりげなくステンドグラスでした

さて、湘南ステンドグラス美術館に到着。



隣接するホテルの方に案内して頂き、一歩聖堂へ足を踏み入れると・・・ただただ圧倒。そしてとにかく本場のテクを間近でじっと見させていただきました。写真不可ということでここで中をお見せできないのが残念ですが、ワンドリンク付きということでおいしいシナモンアップルティーまでいただき帰りには挙式直前のカップルにも遭遇!!500円で色々得をしました、感謝!!

その後電車で片瀬江ノ島駅まで出て、カトリック片瀬教会へ。川沿いに建つ純和風の教会です。

 

聖堂内は何だか昔の小学校の木造校舎のような、懐かしい雰囲気です。東日本のカトリック教会を集めた『古教会への誘い―Old Japanese Churches』(伊藤龍也)という写真集があるのですが、そこにも載っています。正面左右に飾られている、日本画の聖家族も大変印象的でした。

そしていよいよ江の島へ。長い階段をぶつくさ言いつつもひたすら昇り、海の見晴らせる広場でお弁当

 

食後はお土産物屋街をぶらぶら。ついつい持参したお弁当以外にも、お煎餅と小倉アイスもなかとしらすパンを食べてしまう(笑)しらすパンというのは、丸い小さな揚げパンのなかにしらすとチーズが入ってるんですが自分的にはかなりのヒットでした

アイスもなかはサン・ジャックの形。



ちなみにガラス細工屋さんも2軒ありました。無事に家まで持ち帰れるか自信がなかったので買わなかったけど、親指の先ほどのクリスマスベルがかわいかったなぁ

時間の都合で島全体を回ることはできなかったので、今度は夏に泳ぎに来たいですね