Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

イースターの準備

2015-02-28 09:34:58 | オーナメント
過去に作ったものと同じですが、そろそろイースターの準備をパープルの卵のみ、リボン部分が透明なガラスで裏からテープが見えてしまうのでフリルがついていません。



しかし一番左端は今回初登場カラー。普段私が全然使わないアンバーのガラスを入れてみました。でもこの組み合わせ、何だかプリンみたいだ…食べたくなってきた

これから盛岡の善隣館さんへ持って行きます

釜石市2教会

2015-02-27 10:15:40 | 教会巡り
もうすぐ2月も終わりますね。いつもの月より2~3日足りないだけでこんなに早いなんて…。

3月、4月はステンドグラスに加えて教会の奏楽でも忙しくなりそうです。前回お知らせした世界祈祷日に加え3月8日に行われる「震災4年を覚えての礼拝」でも夫が説教をすることになり、そのついでに!?奏楽を頼まれ、4月5日にはイースター礼拝の奏楽しかも今年は何と受洗者が与えられ、礼拝の中で洗礼式と聖餐式があるのでいつもより曲数が多いのです

ブログにはなかなかアップできませんが、でもステンドもちゃんとやってます。今はガラスに触っているよりも紙の上でデザイン画を描いてることが多いです

昨日は震災を覚えての礼拝(うわ、気付けばあと1週間後じゃないか)の会場である新生釜石教会へお邪魔し、オルガンの練習をさせて頂きました。全く極度の心配性(ある面においてだけ)なもので…

釜石でお昼にする予定で出発。私は初めての釜石新華園本店の釜石ラーメンはあっさりしてて美味しかった

約束の時間まで30分ほどあったので、カトリック釜石教会に行ってみました。教会の隣には震災の復興活動をしている「カリタス釜石」のベースもありました。



教会の扉は開いていたので、聖堂でしばし静かな時間を過ごさせていただきました。正面に掲げられた十字架のイエス様は、この街の人々の痛みや苦しみをつぶさに見、共にそれを背負っておられるような気がしました。

13時過ぎ、新生釜石教会へ。三陸の海をイメージしたステンドグラスがとても素敵でした。こういうカラフルでかつすっきりした色使いやデザイン、好きだなぁ





前奏後奏、讃美歌の伴奏にはアーレンの電子オルガンを使い、献金の時は被災したリードオルガンを弾くことにしました。アーレンのオルガンは昨年奏楽の講習会で初めて弾いて、今回2回目。最初はいつものリードオルガンと違うタッチに戸惑うも、鍵盤の感触はエレクトーンに近い感じ(電子オルガンだからか)。さすがにペダルはにわかにはできなかったけど、右の方にバスカプラーという魔法のストップがあることに気付き(笑)、それを入れると不思議と自分が上手くなったような錯覚を覚えて(笑)(笑)実に楽しい思いをさせて頂きました



↑アーレンオルガンとステンドグラス



↑被災リードオルガン。このオルガンを修理した時の様子が2012年の『教会と音楽』にも載っているようです。これで大中寅二の「静かに平和を祈る心」を弾くことにしました。

釜石を出てすぐ雪が降り始め、今日も朝から雪・雪・雪全く丁度いいタイミングでお邪魔したものです

お忙しい中暖かく迎えて下さった先生や信徒の方々に感謝します。8日は頑張ります

世界祈祷日2015のお知らせ

2015-02-12 16:20:29 | お知らせ
3月6日(金)、花巻教会を会場に世界祈祷日の礼拝が持たれます。



世界祈祷日のポスターが見当たらなかったので勝手に手書きで書いてしまいましたが(日時と場所ね)礼拝が10:30~11:30、その後13:00まで昼食と交わりの時となります。どうぞどなたでもお出でくださいませ

今年は奏楽を担当することになりました!が…今年は何だかあまり馴染みのない曲が多いけどまぁ、新しい曲を開発する楽しみもあるということで

・讃美歌21-62「天にいますわたしたちの父」
・典礼聖歌26「すべての国よ神をたたえ」
・讃美歌Ⅱ144「すみわたる大空に」
・讃美歌537「わが主のためには」(2番を2回歌うそうです)
・讃美歌21-487「イェス、イェス」
・讃美歌21-424「美しい大地は」
・讃美歌21-88「心に愛を」

特に心配なのは54年度版讃美歌の537番(21にはない曲)。シャープ4つな上、3/4と4/4が混じってるという…教会員の方に聞いてみたところ昔は結構歌われていたようなんですが、私は全然知らなかった…フラットの曲が多い中で、ちゃんと頭と手がシャープモードに切り替えられるか心配だなぁ…

ついでなので他にもシャープ4つの曲を練習しておこうと思い、讃美歌21をアタマから順に調べていったところ…580曲中たった1曲。しかも579番目にやっっっと見つかりました。こんなことならシマイから見ていけば良かった。。。

さぁあと3週間、頑張ろう

No Nukesペンダント

2015-02-12 10:42:11 | アクセサリー
年明けて早くも2月。28日までしかないのできっとあっという間に過ぎていくことでしょう1月は雪が少なく拍子抜けしていましたが、やはりこのまますんなり春になる…はずがなかった

昨年より原発事故の避難者支援のため、バッジやペーパーウェイトを制作しています。そこへ新たなアイテムが加わりました!お値段は1つ800円(紐がちょっと高めなのですトップのみ販売も可です)、収益は「会津放射能情報センター」及び「東北教区放射能問題支援対策室いずみ」に献金いたします。



ガラスはサンゴバンアンティークを使用、No Nukesの文字が焼き付けてあります。端ガラス使用のため1つ1つ形が違いますのでお気に入りを見つけてくださいね(最近端ガラスもだんだん少なくなってきましたが




昨日2月11日は一般的には「建国記念の日」という祝日になっていますが、日本基督教団では「信教の自由を守る日」とされています。盛岡の奥羽キリスト教センターでも「信教の自由を考える」集会が行われ、沖縄のオスプレイ配備をめぐる住民たちの闘いを描いたドキュメンタリー映画「標的の村」の上映と、感想の分かち合いが行われました。その会場でNo Nukesのグッズ販売をさせていただきました。お買い上げ頂いた皆様、ありがとうございました



映画を見ながら、その中で起きていることがまさに強者からの暴力でなくて何なのだろう、こんなことをして一体誰が得をしているのかという思いでいたたまれなくなりました。沖縄も福島の問題も、大多数の利益という名目で少数者に犠牲を強いる、人間らしい生活を奪われている人たちがいるのに、その声が報道されず、かき消され、あたかも存在していないことのようにされる、という構造は同じであるように思います。

こんな時私がいつも思い出すのは、マルコによる福音書8:36「人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか」というイエス様の言葉です。今や全ての人がこの言葉に、真剣に聴くべきであると思います。一部の、あるいは多数の強者のために誰かが犠牲になるようなシステムはもういらない、誰もが与えられた生命を全うできる世の中であってほしい、そんな思いを込めて1つ1つ制作をしています。