Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

新婚旅行記②・ニース

2013-07-27 18:37:59 | 旅行
旅行2日目、パリからニースへ飛びました。今思えば夜行TGVでも良かったような気がしますが、早朝の駅の治安が心配だったので飛行機を使いました

ニース・コート・ダジュール空港からバスでニース・ヴィル駅まで出て、シャガール美術館まで徒歩でてくてく…雨で大変でした



シャガール美術館到着留学中一度行って、今回2回目です。



展示は旧約聖書を題材とした絵が中心です。結婚式のウェルカムボートで模写した「雅歌」の絵と感動の再会

 



ちなみに右側がウェルカムボートです。実際こうやって並べてみると、ああすれば良かった、こうすれば良かったといくつも反省点が出てきます。特に、若者の背中の辺り、もう少し広範囲にわたって赤色を落としておけば良かった!!

 



気を取り直してこちらがシャガール美術館のステンドグラス。近くで見るとかなり大胆な描き込みと剥がし取りをしています。

今後私にも夫にも参考になるかと思い、ミュージアムショップで画集を購入しました。日本人が読んでも分かりづらい日本語の…(笑)しかし後日、うちの教会の祈祷会では今出エジプト記を読んでいるのですが、この画集がバッチリ役に立ちました。荒れ野で水を得て歓声を上げる人々など、聖書にあまり記されていない人間の心の襞を、シャガールはよく描いてくれていると思います。



街のあちこちで見かけて食べたくなったので、ケバブ屋さんへ入る。店のお兄ちゃんに何処から来たと聞かれて、日本人だと言うと何故か合掌された…アジアのどっか別な国とごっちゃにしていないだろうか

それはともかくひたすら肉を食べました。そしてこの缶ジュースのキャラクターのニヤリ具合が最高日本にはちょっとない感じ。



雨も上がったので海へ。近くに蚤の市もあって楽しかったしかしニース暑い!!留学で初めて渡仏したのは3月末でしたが、その時の寒さがトラウマになり今回帽子、ダウンジャケット、マフラー、手袋フル装備で来たもののすっかりお荷物に…しかしこの後ドイツで何と雪に遭遇することになるのでやっぱり温かい恰好で来て正解でもありました

 

ニース駅へ戻る途中にあったノートルダム寺院(Basilique Notre Dame)。外壁が真っ白でかなり目立ちます。

   

ステンドグラスはキリストと聖母マリアの生涯、功績を表したもの。



夕方、ニースのスーパーでお惣菜を買って電車でエクス・アン・プロヴァンスへ。この日の夕食は当然!?ニソワーズサラダ

この次の日、恐らく日本人がほとんど行かないであろうスポットを目指し、大冒険することになります…










新婚旅行記①成田~Paris

2013-07-25 20:41:37 | 旅行

今まで引っ越しや新生活に慣れるのに精一杯でかなり時間が経ってしまいましたが、忘れないうちに新婚旅行の記録を残していきたいと思います。

今年の3/16~29と、海外は初めてという夫と共にフランス及びドイツを旅行しました。

16日夜、21:55成田発のAIR FRANCEで出発!成田空港内にもいくつかステンドグラスがありました。

そして3:05、CDG着。夜の便はあまり時差ぼけを感じずに済むのでいいのですが、到着が深夜になるのが悩みどころ。滞在時間数時間になってしまうけれどタクシーで空港近くのホテルへ。日本人だと言うとフロントのお兄ちゃんが「チャラヘッチャラ~!」・・・最早万国共通語か(笑)

3時間ほどの仮眠の後、RERでパリへ入りました。ちなみにホテルの部屋へ着いてすぐ、日本から持ってきたドライヤーを壊しましたシャワーを浴びて、ドライヤーを遣おうとコンセントを挿してスイッチをオンにした瞬間・・・「パコン!」という音と共にシュウウゥゥ~と煙が・・・・・・変圧器の必要性をすっっっっかり忘れていました。旅行しょっぱなから凹みました

朝食はお目当てのパン屋さんがあったのですが、その前に、サン・ロック教会へ。イタリアでペスト患者を助けたとされる聖人に捧げられた教会です。

ここの教会は諸事情により、祭壇が北に据えられているのが特徴だそうです。

幼子に駆け寄る、躍動感溢れるヨセフ。

 

Pain Quotidienでいかにもフランスらしい朝食を・・・そして朝食後ルーブル美術館へGo

ダヴィンチやラファエロなどの有名ドコロにも満足でしたが、それ以外でも心に残った絵がいくつかありました。例えばこの絵。

 

聖杯にイエスの血を受ける天使の絵はよく見ますが、こんなに顔をくしゃくしゃにして、人々と共にイエスの死を悼む天使の絵は初めてだと思います。二人ともしばらく見入ってしまった作品でした。

半地下の彫刻コーナーにあるマグダラのマリア。心なしかヴィーナスみたい。

日本人にも人気のあるイタリア絵画のあたりはいつも非常に混み合っていますが、ルーブルも場所によっては驚くほど空いています(笑)私の密かな!?お気に入りはこれ。

 

工芸部門にある「サント・シャペルの聖母子」。小さな像ですが、パリで制作された象牙作品の中でも、ひときわ完成度の高い作品とされています。私の大伯母が、クリスチャンではないのですがこの聖母子像を気に入って、長年トイレに写真を飾っておりました。なので大伯母宅でトイレを借りる度に、私もこの聖母子像のことが気になっていました。写真の下に「ルーブル美術館」と書いてあったのでネットで調べたところ、ルーブルの工芸部門にあるということがわかり、留学中に見に行きました。その際、工芸部門にはステンドグラスもあるということを発見し、一人!?心の中でニヤリとしたものでした。ステンドグラスの写真はスライドにして別途アップすることにします。

限られた時間の中でしたが、聖母子と再会できて良かったです

その後バスティーユ近くの、パリ・プロテスタント日本語キリスト教会の礼拝に出席。留学中はパリから離れたところに住んでいたため、3回くらいしか行けなかったのですが、それでも私を覚えていて下さった方がいたことに感激でした。また、何らかの形で交わりが持てたらと願っています。

教会を出たら雨しかし、フランスでは雨は降っても上がるのも早い気がします。だから傘をさす人もあまり見ないのでしょう。。。

見て下さい、この雨上がりの通りの美しさを!!

せっかくなのでこの時間でも開いているパリらしいスポット、ノートルダム大聖堂も見ることに。ちなみに私が留学して初めて見たフランスの教会はノートルダムでした。日曜の午前中で、街中に大音量で鐘が鳴り響く中をわくわくしながら教会へ走ったことを昨日のように思い出します。

ノートルダムのステンドグラス。こんな唐草模様が多いです。ヨーロッパのカトリック教会へ入ると、いつもお香?の匂いに癒されます。一体何をブレンドしているのでしょう・・・。

L'As du Fallafelというお店で夕ご飯。ファラフェルというのは、ひよこ豆やそら豆に香辛料を混ぜて丸めて揚げたもので、以前東京のイスラエル料理屋さんで食べたのが忘れられず、フランスへ来たらどこかで食べたいと思っていました。このお店がある辺りはユダヤ人街になっているようで、シナゴーグもありました。

そして、また同じ空港近くの宿へ戻り、翌日ニースへ発つのでしたたった1日分でも日記にまとめるのにかなり時間がかかりましたさて全部書き終わるのはいつになるやら・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


最近の庭

2013-07-23 21:15:09 | お庭

最近のお庭の様子です。

ワイルドストロベリーの収穫量をアップすべく、鉢からプランターへ。引っ越しは人間のみならず植物にとっても大きなストレスだと思いますが、さすがは「ワイルド」という名だけある。無理矢理動かされてもいささかも動じることなく、新天地!?でも早速実をつけてくれています。

バラもぐんぐん成長中。蜘蛛の巣が張ってしまいましたが、蜘蛛が害虫を食べてくれそうなのでまぁいいか。

ワイルドストロベリーを移し替えた後、新顔が仲間入り

 そして成長したバジルは手作りピザに変身しましたとさ生地の発酵に時間がかかるけど意外と簡単

葉っぱばかり伸びていたカモミールもついに花をつける乾燥させて飲んでみたけど・・・苦っカモミールだけじゃなく、何か別のハーブとブレンドしなきゃダメかなぁ??

タチアオイの競演。白や赤もあります。ここに来た当初から既に生えていて、あっという間に増えました。近隣の駐車場や空き地、土手など、至るところに咲いていて、本当に繁殖力の強い花だなぁと感心します。しかし切り花には向かないようです。

友人の結婚式で頂いたラデイッュの栽培キットでできました。何だか水彩画でも描きたくなりますね。

ミニトマトが成長しすぎて、最早お化け状態です。そろそろ収穫?と思っていたら・・・。

誰だーーー!!!トマトを食い散らかした悪いやつはーーー!!!

というわけで、鳥(かどうかは見ていないのでわかりませんが・・・)にやられないうちに収穫収穫!!普段トマトはさほど好きでもないのですが、これは本当に甘くてフルーツ感覚でいくつも食べられそうなトマトでしたしかし、唯一残念なのは、トマトが成長しすぎてピーマンが潰されてしまい、なかなか実が生らないこと・・・きっと拗ねちゃったんだろうな来年への課題です。