Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

ぺっこいWSイベント

2024-05-11 19:42:39 | 体験教室
4月28日(日)、花巻市のぺっこい商店のワークショップイベントで、ステンドグラス体験を開催いたしました。

 

中学校に上がったばかりの男の子がチャレンジしてくれました。毎回お客様がどんなガラスを選ばれるのか楽しみなのですが、ブルー、レモンイエロー、その中間のブルーグリーン。マティスが手掛けたロザリオ礼拝堂のステンドグラスを思い出します。いつか再訪したい場所です

尚、昨年からぺっこい商店さんで委託販売をして頂いていたのですが、この4月30日を持ってお店が閉店したため委託も終了いたしました。今後は市内白鳥の停車場さんや、イベントなどで作品をご覧いただければ幸いです。

10月のあれこれ…。

2023-11-27 16:06:21 | 体験教室
10月、11月と忙しい日々が続き、すっかりブログの更新が途絶えてしまっていましたが10月4日(水)は、花巻シニア大学にてステンドグラス体験の講師を務めました。今年は花巻市の生涯学習講師に登録したため、ステンドグラスのワークショップをする機会が大幅に増えました。

  

一応大学らしく?最初の5分くらいでステンドグラスについてのレクチャーをしてから体験に入りました。人数が多くてどうなることかと思いましたが参加者15名、全員が無事に作品を完成させることができてほっとしました。受講者の皆さんの作品は、10月14・15日に行われたまなび学園祭で展示して下さったそうです。

10月8・9日、土澤アートクラフトフェアに出店しました。お越し頂いた皆様、作品をお買い上げ頂いた皆様、ありがとうございました!

 

 

10月22日、やっとやっと童話村ライトアップに行くことができました!寒かった~

  

 



↑今年、新たに登場したオブジェ。ワインボトルにサンドブラストで模様を施してランプにしています。市民の方々がワークショップで作ったそうです。綺麗

(心の中の呟き。うちにも機械があれば、教会学校で子供たちにサンドブラスト体験も良いと思うのですが、果たして何十万の投資になるのやら…毎日使うものじゃないしなぁ…。)

大船渡・ステンドグラス体験講座

2023-07-10 18:39:37 | 体験教室
7/1(土)、大船渡市の三陸公民館にて、小中学生と保護者対象のステンドグラス体験。各自好きなガラスを5枚選んでテープ巻き、ハンダ付けをしてもらいました。



初めてのはんだごて、最初は扱いが大変だったと思いますが、皆さん良く頑張って素敵な星とりんごができました!

 

担当して下さった職員の方は、6月にご自分でも実際に同じ内容の体験をして下さったので、当日はスムーズに作業を進行することができました。遠方への出張及び一度にこれだけの人数(しかも小中学生)を指導するのは初めてでしたが、皆さん無事に作品を完成させることができてほっとしました。今後のためにも良い経験になったと思います。

午前中5組、午後5組の参加でしたが定員を超える応募があったそうで、ステンドグラスに興味を持っておられる方が多いのに驚き、また恐縮しております。今回抽選に漏れてしまった方も、またどこかでご縁がありますように…!

ワークショップ・キャンドルホルダー

2014-12-22 10:09:49 | 体験教室
クリスマスまでにキャンドルホルダーを自分で作ってみたいという要望があり、12/8(月)、ワークショップを開催しました。参加者は2名。

まずは事前の見本作りワークショップは2回目ですが前回は平面モノで、ハンダゴテを握るのも初めてという人に立体作品を作ってもらうのはこちらも初めてだったので、思い切りシンプルな形にしてみました。色の希望は赤と緑!ということで、ガラスの模様もマーブルっぽくて面白いので、それをそのまま生かすような感じで。



がしかし!!これに暗いところで灯りを入れると全く印象が変わるんです!!写真で正確にお見せできないのが残念ですが、もうずーーーっと眺めていたくなるほど



当日は13時半から作業開始。ガラスを切ってグラインダーをかけるところまではこちらでやって、コパーテープを巻くところからやってもらいます。最初はなかなか均一に巻けず苦労されている様子でしたが、元々手作りが好きな方々なので、だんだん枚数を重ねるにつれコツがわかってきたようです。

テープを巻くのだけでも結構時間がかかってしまいましたが、次はハンダづけ。これも結構大変でした。

ステンドグラスのランプなどのコパー作品は、「ハンダ」(鉛とスズの合金)でガラス同士を繋ぎ合わせています。ハンダにはスズと鉛の割合が6:4のものと5:5のものがありまして、今回のワークショップでは私が普段立体作品に使用している後者のハンダ(50%)を使いましたが、初心者さんには60%の方がサッと溶けて使いやすいのかな~??とも思ったり。ハンダがなかなか溶けないからか、生徒さんたちはどうしてもハンダがじわっと溶けてくるのを待ちきれずにこてをちょこちょこ動かしてしまうようでした。

(ちなみに、ハンダ付けのやり方も人によって違うと思います。60%のサッと溶けるハンダですーっと引っ張る方もいますし、私の場合はコパ―作品は50%のハンダでじっくり点付けします。自分が出た学校以外の教室を見たことがないのでよくわかりませんが、あまり50%のハンダ使う方っていないかもしれません。私の実感としては、慣れればコパーの立体作品には50%の方がゆっくり作業ができて、丈夫に作れる感じがして良いように思うのですが、時間もかかるし最初はなかなか綺麗に仕上がらないということもあると思います。ただ、60%だと今度はハンダが早く溶けすぎて、裏側へ流れてしまう心配もあるし…初めての方にはどういうやり方がよりふさわしいのか、今後の課題です。)

しかしハンダを焦らずにじっくり溶かして、尚且つ裏に流れないように…という程好いこての当て具合を覚えるのは、私自身も自分で何度も回数を重ねるうちに覚えていったことなので、やはり1回のワークショップでそれを会得するのは難しいかな…(最初期はホントうまくいかなすぎて凹みましたもん)。一応ハンダのついてないところやハンダが尖ってて危ないところは修正しましたが、指導者がどこまで修正するかも悩みどころですよね。あまり直しすぎると本人の作品じゃなくなっちゃうし…

とまぁ色々反省点も見えてきましたが、17時過ぎに作業終了。途中何度も「ひと休みしませんか?」と声をかけるも2人とも「大丈夫!」。しかもお1人はその日の午前中、3時間もスポーツをやってきたと言うのですから、そのやる気と体力に脱帽。。。

辺りはすっかり暗くなっていましたので、点灯式

生徒さんの作品、その①



同じ色だけど、作品その②



色々苦労はありましたが、実際に灯りを入れた時の喜びは一入だったようで、お二人とも大変喜んで、しかも「またやりたい」とのことでひと安心&非常に嬉しく思いました

花巻の方々に作品を見て頂く機会が増えてくるにつれて、「教室はやってないんですか?」という問い合わせを多数頂くようになりました。習い事のように定期的なお教室は、私の事情や夫の仕事の関係で変動する可能性もありなかなか踏み切れないのですが、不定期で1回だけのワークショップなら随時可能かなと思っています。先のキャンドルホルダーは工夫次第でもうちょっと時間短縮できるかもしれませんが、それでも3時間はかかると見た方がいいでしょう。特にイベント会場など人が大勢出入りするような場所なら、平面でもっと小さくて(あまり小さいとテープ巻くのが大変かな)時間もそんなにかからない作品がいいかなと思っています。あるいはテープも巻いておいて、ハンダ付けだけを体験してもらうというのもアリかな?いずれにせよ、貸出用の使いやすいコテをもっと買い揃えなくては…




体験教室・本番!

2013-09-09 23:15:31 | 体験教室
ついに体験教室本番の日がやってきました。

赤系、青系、緑系の3種類のりんごを用意しました。小さなガラスも決して無駄にはなりません。



水彩教室の先生が大きな座卓と下敷き用の板など必要な道具を用意してくださり感謝でした。
お一人だけ体験教室経験者がおられましたが、後は皆さんステンドグラスは初めて、ハンダごてを握るのも初めてという方ばかりです。



体験内容ではやはり皆さん、ホイル巻きとハンダづけに苦労されたようです。練習は1対1でしたが、人数が多くなったこともあって、こちらも美しく仕上げるためのポイントをしっかり伝えることができていなかったと反省しています。道具の数やスペースの都合、教える人間の都合により、今後も体験は多くても一度に5人までが限界かなと思いました。

それと、私を含めて6人の人数に対しハンダごてが4つしかなく、狭い中で貸し借りの度に半田ごてがあちこちを飛び交うのはヒヤヒヤしました。幸い火傷などした方はいませんでしたが、今後の反省点です。

しかし初めての体験に苦労しつつも皆さん無事に作品を完成させることができ、ほっと胸を撫で下ろしました。

最後は窓に全員の作品を吊るして楽しみました



意外にも本当の「青」りんごが好評でした。見る角度によっても印象が変わってきます。



今回の体験を通し私自身も、貴重な気付きがいくつもあり感謝でした。今までずっと、人に教えることには消極的だった私ですが、今後も希望があればこのような体験教室を開催してもいいかなと思っています。