Vers la lumière 光ある方へ・・・

AtelierGrace発、ステンドグラスと教会のブログ。

ウェルカムボード・ビーチ①

2013-05-25 21:34:53 | パネル

先のキャンドルホルダーを仕上げて発送した後ちょっと脱力気味でしたが、久々のパネル製作です。親友の結婚式用にウェルカムボードを作ることになりました。

最初に書いたのは右下が野原で、羊が草を食んでいる絵だったのですが、依頼主の希望によりビーチに変更。自分がデザインを考えるとどうしても教会要素満載になってしまうんだなこれがでも2人の思い出の地・ハワイっぽくなってかえって良かったかも・・・

海の部分はサンドブラストで抜いてグラデーションを出そうと考えています。花もサンドブラストで濃淡をつけて、コパー技法だけでは表現できないような仕上がりにと思っています。

ちなみに後で心配になってネットで写真を見たら、虹は上の方が赤いようです誰かに突っ込まれるといけないので修正予定

結婚式は9月。さぁ頑張ろう


キャンドルホルダー・完成!!

2013-05-21 21:33:41 | コパー作品

依頼品のキャンドルホルダーがついに完成しました!

  

葡萄と鳩が正面。鳩はオリーブの枝が後付けでちょんと飛び出しているのがポイント、個人的には葡萄の実のつぶつぶがお気に入りです。

裏側には葡萄の蔓と乾いた大地。葡萄の蔓も銅線で後付しました。

側面は十字架と虹。

縁の部分にはランプの修復の時に教えてもらった技法を使い、銅線をねじって埋め込みました。

電気を消してキャンドルを入れるとこんな感じ。

   

キャンドルはアルミカップではなく、プラスチックケースに入っているものの方が影が出ず、全体が明るくなります。一応キャンドルホルダーをという依頼でしたが、自然光の元で植物の鉢を入れたりしても良いと思います。

東京の方からの依頼でしたので、厳重に梱包して本日発送しました。まるで我が子を遠い地へ送り出すかのように、無事で届いてほしいと強く願わずにはいられませんでした。

この作品を作り始めてからというもの、来る日も来る日も仕事部屋に籠り、毎日朝が来て作業を始めるのが待ち遠しくてなりませんでした。作っていてこんな思いをするのは久々でした。良いお仕事をさせて頂いたと感謝しております。


牧師館の花壇

2013-05-21 21:12:58 | 日記

『牧師館のスイートピー』という本をご存じの方はいらっしゃいますか?スコットランドの小さな村に赴任してきた若い牧師夫婦がスイートピー・コンテストに挑戦する・・・という、実話を元にしたお話なのですが、クリスチャンホームではなかった私の実家の本棚に何故かこの本があり、挿絵の美しさもあってかずっと記憶の片隅に残っていました(その時はまさか自分が将来牧師の妻になるとは想像だにしていませんでしたが・・・・・・)。エンドウ豆を育てて遺伝の法則を発見したメンデルも司祭でしたし、植物栽培を趣味にする聖職者は結構多いのかもしれませんね。

というわけで小さいながらも我が家の庭。前の先生が作っておられたものをそのまま使わせて頂いています。

越して来たばかりの頃は水仙の芽がわずかに出ているだけでしたがだんだん黄色い花が咲き始め、今は水仙は終わって代わりにスノーフレークが咲いています。左後ろに見える花壇は、我々が月曜日に、砂利が敷き詰めてあったところを一生懸命掘り返して新たに作りました。温かくなってきて周辺に雑草が随分勢力を伸ばしておりますがこちらには近々野菜を植える予定です。

空いていたスペースにはアルメリア(ピンクのレンゲみたいな花)、カモミール、ローズマリー、ラベンダーを植えました。

      

アルメリアは日に日に花が増え、買った時には葉っぱばかりだったラベンダーもぐんぐん成長して花をつけました!

その他にミント系も3種類、こちらは地植えすると大変なことになるらしいので(笑)鉢植えで育てています。毎日しつこく水をやるより、ちょっと放置気味(よく言えば、乾燥気味)にする方がハーブ類はよく育つようです。あとはレモングラスを植えたいのですが、育てにくいのかどこでも売ってないんですよね・・・ともかく、これら庭のハーブ類を活用できる日が来るのを楽しみにしています


キャンドルホルダー・ガラスカット

2013-05-15 17:06:09 | コパー作品

依頼品のガラスカットと絵付けが終わったところです。ベージュのガラスにはヘブライ語でヨハネ福音書、水色のガラスにはギリシャ語で創世記の御言葉が書いてあります。と言ってもギリシャ語もヘブライ語もわからないので牧師であるオットの手を借りました~Merci!! f^_^;

葡萄の部分のガラスの粒は自前です炉があると自分の好みの色や大きさのナギットが作れていいです。しかし小指の爪の先以下のものにコパーを巻くのは一苦労

そして話は変わりますが、先週から念願の絵画教室に通い始めました。家から徒歩で5分ほどのご近所です。先生は子どものころ、うちの教会の日曜学校に通われていたそうで、不思議なご縁を感じます。

ステンドグラスの絵付けに生きるように、しばらく鉛筆デッサンをすることにしました。記念すべき第一回目の課題は水仙。とりあえず花瓶はいいから花を先に描くように、ということで花の方を重点的に描いています。これからは他の人の絵をトレースするだけではなく、実際のものを観察して自力で描く、ということができるようになりたいと思っています。