<イネ科特集>最終回です。属の異なる2つのイネ科をアップします。
タチスズメノヒエ

スズメノヒエ属には属名と同じスズメノヒエの他、シマスズメノヒエ、キシュウスズメノヒエ、アメリカスズメノヒエなどがあります。
小穂(米粒に相当する部分)から 黒っぽい柱頭と葯が出ていて、
イメージとして記号であらわすと
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
こんな感じに見えるのがスズメノヒエ属の特徴です (^^)/
一般論としてはそうですが・・・

タチスズメノヒエのばあいは、雌しべの柱頭は黒っぽいブラシですが、雄しべの葯は他の属の葯のように黄褐色をしていてこれまで見てきたイネ科の葯に近いです。

小穂は卵形ということになっていますが、押しくらまんじゅうしながら菱形に変形したようでもあります。
葯は薄い黄色から 熟してくると褐色に変わるようです。

小穂のいちばん外側だけが赤褐色をしています。

チカラシバ

さて、これまで見てきたイネ科の花に比べると、チカラシバはかなり感じが違います。
まず長い総苞毛が目立ちます。これのおかげで、試験官ブラシみたいな立ち姿をしています。

小穂はイネに似ていますが独立して伸びていて花柄がよく目立ちます。

小穂の先から3個の雄しべが伸びています。葯は赤褐色です。

いちばんのちがいがこの雌しべの柱頭。

ちょっと前にも触れましたが、よくあるイネ科のブラシのような柱頭ではなく、このようなヒツジの角型をしているのです。
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タチスズメノヒエ

スズメノヒエ属には属名と同じスズメノヒエの他、シマスズメノヒエ、キシュウスズメノヒエ、アメリカスズメノヒエなどがあります。
小穂(米粒に相当する部分)から 黒っぽい柱頭と葯が出ていて、
イメージとして記号であらわすと
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こんな感じに見えるのがスズメノヒエ属の特徴です (^^)/
一般論としてはそうですが・・・

タチスズメノヒエのばあいは、雌しべの柱頭は黒っぽいブラシですが、雄しべの葯は他の属の葯のように黄褐色をしていてこれまで見てきたイネ科の葯に近いです。

小穂は卵形ということになっていますが、押しくらまんじゅうしながら菱形に変形したようでもあります。
葯は薄い黄色から 熟してくると褐色に変わるようです。

小穂のいちばん外側だけが赤褐色をしています。

チカラシバ

さて、これまで見てきたイネ科の花に比べると、チカラシバはかなり感じが違います。
まず長い総苞毛が目立ちます。これのおかげで、試験官ブラシみたいな立ち姿をしています。

小穂はイネに似ていますが独立して伸びていて花柄がよく目立ちます。

小穂の先から3個の雄しべが伸びています。葯は赤褐色です。

いちばんのちがいがこの雌しべの柱頭。

ちょっと前にも触れましたが、よくあるイネ科のブラシのような柱頭ではなく、このようなヒツジの角型をしているのです。
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