タラヨウ

タラヨウにアオスジアゲハが吸蜜に訪れています。

タラヨウの花は、シソ科の唇形花のような花筒はなく、神社でなおらいのときお神酒を入れるかわらけのような平たい花ですから、チョウのように長い口吻が無くてもハチでもアブでも蜜にありつけそうですが・・・

食草というものがあり、たとえばヤマトシジミの幼虫はカタバミ(オキザリス)だけを食べて大きくなると聞いたことがあります。
アオスジアゲハもそういう食草があるのでしょうか?

調べてみると、アオスジアゲハは「ヤブガラシ、トベラ、ネギ、ミカン、ソバなどの特に白、紫色の花の蜜を好んで吸う。」とあります(しぜんたんけんてちょう「アオスジアゲハ」)。

でも、ヤブガラシのように花盤にあふれるほどの蜜を出す花と比べると、このタラヨウ(ほかのモチノキ科もみなそうですが)腹いっぱいになるには時間がかかりそうですね

さて・・・
タラヨウはモチノキ科で雌雄異株の木です。

雄しべが4本伸びています。雌しべは(あれば中心に丸い子房が見えるはずなのですが、この花では)見えません。

なのでこの花は雄花で、このタラヨウは雄株のように見えるのですが・・・
4月17日、於大公園(東浦町)で撮影。

実を言うと
・・・私は、いつも冬に 同じ場所でこのような実がなるのを見ています。
・・・おかしいですよね! 赤い実がなるんだから、雌株なんですよね?!
それとも同じ場所に、雌雄一本づつ植えてあったのでしょうか??
モチノキ

参考までに、同じモチノキ科のモチノキの花です。
3月31日撮影。

モチノキも雌雄異株で、これは雄株に咲いた雄花です。

モチノキ科の花はみなこのように地味で、特に雄株は花が咲いた後は果実が実りませんので、注目されることはありません。
ちなみに、モチノキの雌花は中心の子房がはっきりしていて↓ 区別は容易です。

〔参考〕ソヨゴ

雄花

雌花
〔参考〕クロガネモチ

雄花

雌花
〔参考〕ウメモドキ(野生種)

雄花

雌花
〔参考〕ウメモドキ(園芸品種)

雄花

雌花
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タラヨウにアオスジアゲハが吸蜜に訪れています。

タラヨウの花は、シソ科の唇形花のような花筒はなく、神社でなおらいのときお神酒を入れるかわらけのような平たい花ですから、チョウのように長い口吻が無くてもハチでもアブでも蜜にありつけそうですが・・・

食草というものがあり、たとえばヤマトシジミの幼虫はカタバミ(オキザリス)だけを食べて大きくなると聞いたことがあります。
アオスジアゲハもそういう食草があるのでしょうか?

調べてみると、アオスジアゲハは「ヤブガラシ、トベラ、ネギ、ミカン、ソバなどの特に白、紫色の花の蜜を好んで吸う。」とあります(しぜんたんけんてちょう「アオスジアゲハ」)。

でも、ヤブガラシのように花盤にあふれるほどの蜜を出す花と比べると、このタラヨウ(ほかのモチノキ科もみなそうですが)腹いっぱいになるには時間がかかりそうですね

さて・・・
タラヨウはモチノキ科で雌雄異株の木です。

雄しべが4本伸びています。雌しべは(あれば中心に丸い子房が見えるはずなのですが、この花では)見えません。

なのでこの花は雄花で、このタラヨウは雄株のように見えるのですが・・・
4月17日、於大公園(東浦町)で撮影。

実を言うと
・・・私は、いつも冬に 同じ場所でこのような実がなるのを見ています。
・・・おかしいですよね! 赤い実がなるんだから、雌株なんですよね?!
それとも同じ場所に、雌雄一本づつ植えてあったのでしょうか??
モチノキ

参考までに、同じモチノキ科のモチノキの花です。
3月31日撮影。

モチノキも雌雄異株で、これは雄株に咲いた雄花です。

モチノキ科の花はみなこのように地味で、特に雄株は花が咲いた後は果実が実りませんので、注目されることはありません。
ちなみに、モチノキの雌花は中心の子房がはっきりしていて↓ 区別は容易です。

〔参考〕ソヨゴ

雄花

雌花
〔参考〕クロガネモチ

雄花

雌花
〔参考〕ウメモドキ(野生種)

雄花

雌花
〔参考〕ウメモドキ(園芸品種)

雄花

雌花
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