アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ムスカリ - アブ・ハチの集まる

2024-03-30 15:00:00 | みんなの花図鑑

27日(水) は 菜種梅雨の晴れ間!
愛知県緑化センターのアオモジ(クスノキ科)がどうなってるか見たくって、朝早くから出かけました(^^♪



これはロックガーデンへ登る手前の花壇に植えてあったムスカリ。



ムスカリはツルボ亜科ムスカリ属の球根植物。



ムスカリ(Muscari )の名前の由来はちょっと難しく・・・
「名の由来はギリシャ語の moschos(ムスク)であり、麝香(じゃこう)のことである。」(wiki「ムスカリ」)
とあります。



(麝香(じゃこう)というのが何のことか分かっている人には簡単なんでしょうが、)
日本フレグランス協会のサイトの記事には
「麝香(じゃこう)とは動物性香料の代表で、英語でmuskという」とあります。
「ヒマラヤの南から中国奥地、北はシベリアのバイカル湖あたりまで分布する数種のジャコウジカ(Moschus属)のオスの臍と生殖器の間にある香嚢(Musk Pods)に溜まる麝香腺分泌物。繁殖期に強い匂いを発散させてメスを誘引する。」(同上)



つまり、ムスカリ属のある種の花がジャコウジカから採ったムスク(麝香)のような強い匂いを放つところから、ムスカリの名が付いたという訳です。




ビロードツリアブでしょうか?
だとしたら、長い口吻があるからつぼ型の花の奥の蜜にまで届くから良いのですが・・・




こちらはセイヨウミツバチでしょうか? 入り口が狭くて顔が入りません。
それでもせっせと顔を突っ込んでいるのは蜜が花冠の入り口のほうに流れてきているからでしょうか?
これは ちょっと宿題です(´∀`)





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