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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

トキワハゼ - こまい花24

2020-08-29 11:45:45 | みんなの花図鑑
ニシキソウの仲間を探して田んぼの畔を歩いていると、これでもかと名前の知らない小さな花に出くわします。


田んぼの畔には、<こまい花>たちがいっぱい。そのなかで名前の分かるのは、右側のピントの合ってるほうのトキワハゼくらい。
あと少なくとも2種類、トキワハゼよりさらに小さい花が名前を明かさず写真に撮られるのを待ってます (´∀`)




まずは 大きいほうのトキワハゼ。よく似た草にサギゴケがあります。どちらも ハエドクソウ科サギゴケ属の植物。
トキワハゼ・・・新分類(APGⅢ)ではゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)からハエドクソウ科に移された。サギゴケ科とする見解もある。(三河の植物観察「トキワハゼ」)

では、両者の違いは・・・
トキワハゼは「常盤(トキワ)」の名が示すように春から秋まで咲きますが、サギゴケは春から初夏にしか咲きません。




大きさも違います。トキワハゼのほうが小さい。




上唇は紫色~淡紫色、先端が白っぽく、小さく2裂する。(三河の植物観察「トキワハゼ」)




下唇は白色~淡紫色、黄色と赤褐色の斑紋がある。(同上)




雄しべは4個で下側の2個が長い(2長雄しべ)。雌しべは1個、柱頭は上下に2裂する(触ると閉じる)。子房上位、2室、中軸胎座。(筑波大学の花「トキワハゼ」)
幼虫みたいなのは??
白いクモがいますか?
分からないことばかりです (´・ω・)




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