クズウコン科の水生植物(常緑多年草)。撮影場所は 安城デンパーク。
名前は 水際に生え、葉っぱがカンナに似ているから。
これは2016年、みん花時代、「鯉の池」(*)で撮ったはじめてのウォーターカンナではないかと思います。
(*) 鯉の池 鯉の池とは 私が勝手につけた場所の名前です。
今は昔、稲を植えた水田に 鯉を放ち 鯉を育てる
とともに、水田の草取りを鯉にやってもらっていました。
鯉はイネの害虫を食べてくれ、また泥をかき回すので雑草の発生が抑えられたそうです。
農薬を使わなかった時代のお話です。
水田から水を乾すとき 鯉を捕まえ、一部は 食べ、残りの鯉は このような池に放ち、越冬させていました。
長野県佐久地方が有名です。
上は 2017年9月、同じく鯉の池で撮ったものです。
このように 花は 莢の中から生まれてきます。
原産は「北米、熱帯アフリカ。」
「昭和初期に渡来した外来種の帰化植物です。日本での分布は関東以西ですが、耐寒性はあります。」
帰化植物ですが、ミズカンナは水質浄化の役割を果たすようで、その目的も兼ねて池に植えられることがあるようです。
科はちがいますが、ジュズダマのような実をつけます。
ところで、ジュズダマは イネ科の植物です。イネ科の特徴は 茎が丸く中空なことです。
名前のカンナ(Canna)も中空から来ていると言われてますが、
このウォーターカンナは どうなんでしょう?
ネット検索では 分かりませんでした。
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