アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ダイアンサス(ナデシコ)‐ 雄性先熟

2020-10-29 06:40:15 | みんなの花図鑑
西尾市憩の農園にて。

ダイアンサスとは 園芸品種のナデシコ のことと私は理解しています。ナデシコ属の学名が Dianthus(ダイアンサス)なのです。
停まっているのは ウリハムシ?





では 秋の七草に出てくるナデシコは?というと、あれは 「カワラナデシコ」のことなんだそうです。
園芸品種のほうのナデシコ(ダイアンサス)が 憩いの農園のあちこちに置いてあります。
よく見ると、シベの様態がいろいろあります。
上の花は 雄しべばかり目に付きます。




これも同様、おしべばかり伸びています。




これも同じです、おしべだけが伸びています。



これも同様おしべが目立ちますが、中心から 雌しべがちょっとだけ顔を出しています。




これは めしべにピントを合わせています。 雄しべのほとんどは 葯が取れて無くなっています。




めしべが2つに分かれて背が高く伸びています。




これも 横たわるおしべの中央に めしべが元気よく伸びています。




葯の脱落したおしべ(の残骸?)と 2つに割れためしべ。

これらをまとめると、おしべが先行して成熟し、花粉を出し終わってから、めしべが伸びてくるという順番があるようです。
雄性先熟といいます。




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