今日、雨が上がって安城デンパークに行ったら、ひょうたん山がトサミズキで黄色く染まってました。こんなにもトサミズキが植えてあったんだ~~
(見出し画像は2番目に出て来るヒュウガミズキです)
トサミズキ
トサミズキはミズキが付くけど、マンサク科。
トサミズキの葯(花粉が入った袋)は紅い。
後に出て来る同じマンサク科のヒュウガミズキの葯の色は黄色。
7~8個の花が穂状に垂れ下がります。
学名:Corylopsis spicata
属名のCorylopsisはハシバミ属に似た葉の意。種小名のspicataは「穂状の」「穂状花の」の意。
雄しべは5個。花弁と同じくらいの長さ。
雌しべは2個。はじめは雄しべよりちょっと長いだけですが、雄しべより先に熟すようです。
トサミズキは土佐(現在の高知県)の蛇紋岩地域の限られた環境に自生する、日本の固有種です。(いきものログ「トサミズキ」)
花粉は黄色いので、雄しべが熟すとヒュウガミズキと変わらなくなります。
雄しべの葯にも、雌しべの柱頭にも、滴が付いています。
ひょうたん山の周囲のお堀にカモたちが。
ヒュウガミズキ
ヒュウガミズキも、マンサク科トサミズキ属の落葉低木です。
「ヒュウガ」の名前の由来は、 日向(宮崎県)に多く 植栽されていた、という説と、 明智日向守光秀の所領だった丹波地方(京都北部)に 多く植栽されていた、 という説がある。(季節の花300「日向水木(ヒュウガミズキ)」 )
*日向守(ひゅうがのかみ) 織田信長は、全国統一の総仕上げは、九州になることがわかっており、どうやら、朝廷に働きかけて、一部の重臣に、九州にまつわる名族の氏名を与える勅許を得たとされています。
ただ、宮崎県に多く植栽されていたという説は(一番納得しやすいけれど)実はまゆつばで、宮崎には自生しないという情報や、宮崎県で見つかったのはごく最近という情報もあります。
名前の由来については、そのほかにも
牧野富太郎博士の仮説「トサミズキより優しい姿をしていることから、
ヒメミズキと呼ばれていたのが訛ってヒュウガミズキになったのかもしれない」
というのもあります。
ヒュウガミズキも雄しべは5個でトサミズキと同数ですが、雌しべは一本だけのようです。
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(見出し画像は2番目に出て来るヒュウガミズキです)
トサミズキ
トサミズキはミズキが付くけど、マンサク科。
トサミズキの葯(花粉が入った袋)は紅い。
後に出て来る同じマンサク科のヒュウガミズキの葯の色は黄色。
7~8個の花が穂状に垂れ下がります。
学名:Corylopsis spicata
属名のCorylopsisはハシバミ属に似た葉の意。種小名のspicataは「穂状の」「穂状花の」の意。
雄しべは5個。花弁と同じくらいの長さ。
雌しべは2個。はじめは雄しべよりちょっと長いだけですが、雄しべより先に熟すようです。
トサミズキは土佐(現在の高知県)の蛇紋岩地域の限られた環境に自生する、日本の固有種です。(いきものログ「トサミズキ」)
花粉は黄色いので、雄しべが熟すとヒュウガミズキと変わらなくなります。
雄しべの葯にも、雌しべの柱頭にも、滴が付いています。
ひょうたん山の周囲のお堀にカモたちが。
ヒュウガミズキ
ヒュウガミズキも、マンサク科トサミズキ属の落葉低木です。
「ヒュウガ」の名前の由来は、 日向(宮崎県)に多く 植栽されていた、という説と、 明智日向守光秀の所領だった丹波地方(京都北部)に 多く植栽されていた、 という説がある。(季節の花300「日向水木(ヒュウガミズキ)」 )
*日向守(ひゅうがのかみ) 織田信長は、全国統一の総仕上げは、九州になることがわかっており、どうやら、朝廷に働きかけて、一部の重臣に、九州にまつわる名族の氏名を与える勅許を得たとされています。
ただ、宮崎県に多く植栽されていたという説は(一番納得しやすいけれど)実はまゆつばで、宮崎には自生しないという情報や、宮崎県で見つかったのはごく最近という情報もあります。
名前の由来については、そのほかにも
牧野富太郎博士の仮説「トサミズキより優しい姿をしていることから、
ヒメミズキと呼ばれていたのが訛ってヒュウガミズキになったのかもしれない」
というのもあります。
ヒュウガミズキも雄しべは5個でトサミズキと同数ですが、雌しべは一本だけのようです。
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