安城デンパークでは彩の花木園を中心にいろいろなウツギが咲いています。
ウツギといっても何種類かの属に分かれていますので、整理してみたいと思います。
●●● まずは ウツギ属(Deutzia)のウツギから
ヒメウツギ Deutzia gracilis
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/cf/c5e9d07d12d9cc63aeaa9c2d6969ab7c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/d8/984bdbae43bc944aff6e0360003efc4e.jpg)
ウツギの中では一番早く咲くのがこのヒメウツギ。
ウツギ属(Deutzia)のウツギです。種小名の gracilis は 「細長い、繊細な」という意味のようです。
さて
ウツギ属は「ウツギ3兄弟」と言って、白い小さい花を咲かせる よく似た3種類があります。
それらの名は ヒメウツギ、マルバウツギ、ウツギ(卯の花)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/58/5fd9b49fd8f36d46d6d5d6eda21875bc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/cf/fc9bc8f82ff1832ebfd267fb8f667c8c.jpg)
ウツギ属の花はおしべの花糸が うどんのように扁平になっている特徴があります。
そして
「花糸の翼の形がウツギ、ヒメウツギ、マルバウツギでそれぞれ違う。
ヒメウツギでは、翼の上端が角(ツノ)のように突き出している。
ウツギはほぼ四角であり、マルバウツギではなで肩になっている。」
(松江の花図鑑「ウツギ(空木)」より)
マルバウツギ Deutzia scabra
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/a2/ef315093370f7b1c64c13b59b50aacf4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/69/051e330f8ea256e3a4edc2b45dc0d155.jpg)
ウツギ属を Deutzia といいますが、この読み方がとても難しいのです。
何故なら Deutzia はオランダのドイツさんの名前をとっているからです "(-""-)"
---------------------------------------
「学名のDeutzia(ドイツァ)は、オランダの植物学者ヨハン・ドイツの名前から、それとcrenata(クレナータ) という葉っぱが主の植物と合わさって名付けられました。」
(花言葉.net 「ウツギの花言葉と由来」)」
---------------------------------------
上の記事では Deutzia(ドイツァ)と呼んでいますが、
安城デンパークでは あとにでてくるように Deutzia(デウィツィァ)と読んだり、(デウツィア)と読んだり、統一されていないようです。
種小名の scabraは 「茎葉がザラザラ」という意味のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/71/4b6b56f6f1b1c5fa507bc25e0543ddb9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/cd/86d626c7f3c349e37c557bff2f67e810.jpg)
雄しべの付け根にあるオレンジ色の花盤の輪が目立ちます。
マルバウツギの花糸の翼の上端部は(ヒメウツギでは角(ツノ)のように突き出していましたが)なで肩をしています。
ウツギ × エレガンティッシマ 'Rosalind'
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/51/0563d8a418d39b90113a6c3b0aae545f.jpg)
(上)4月26日
(下)5月4日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/59/678270fce567f0d8f670466143afd60c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/95/49820984c09975369d25f77ee24486b2_s.jpg)
樹名板には (デウィツィア ’ロザリンド’)と表記してありますが、その名でネット上を検索してもあまり自自がありません。
第一、「デウィツィア」と書くと それが「ウツギ属」のことだと分かりません。
学名 が Deutzia × elegantissima 'Rosalind'
なのですから 「ウツギ × エレガンティッシマ 'Rosalind' 」と表記しておけば役に立つと思います。
品種名の ’ロザリンド’ は デンパークの樹名板では'Rosealind' となっていますが、正しくは 'Rosalind' のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ef/e1396b691ca1241ea4656d2cb7c1f159.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/d3/ec5f67b4f480b637ce91080b4ae5299c.jpg)
さてこの花も ウツギ属の交配種ですので、雄しべの花糸が扁平という共通する特徴があります。ちょっと分かりにくいのですが、花糸(翼)の上部が くぎ抜きのようにY字型になっていて 雄しべの葯がそこから離れて伸びています。
シセンウツギ Deutzia setchuenensis
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/59/542e208ad491e5c3fe9f4aa4ad723f2b.jpg)
ウツギ属最後のウツギは シセンウツギです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/d1/928c7ee9518a99c9db42fdcbe6b7f6ac.jpg)
学名は Deutzia setchuenensis です。
種小名の setchuensis は 「支那四川省の」という意味です。
ウツギ3兄弟の長男 ウツギ(卯の花)などについては こちら をご覧ください
●●● つぎは タニウツギ属(Weigela)の仲間
タニウツギ(新潟県産) Weigela holtensis
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/b4/07439963dbcc67217b330edb2451a04e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/78/83f16fe73ccd822a32ca66f1d6965ee5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3c/aa/d0b4f600ab481058cf01417ee91f3dc5_s.jpg)
タニウツギ属の属名 Weigela も、スウェーデン生まれのドイツ人植物学者 Christian Ehrenfried Weigel さんに因んだものなので、どう読むのか迷います。
デンパークでは ラテン読みして(ウェィゲラ)となってますが、ときに(ワイゲラ)としていることもあります・・・
ウツギ属(Deutzia)はアジサイ科でしたが、タニウツギ属(Weigela)はスイカズラ科で 科が違います。
ウツギ属は離弁花でしたが、タニウツギ属はラッパ状の花冠を持つ合弁花です。
このタニウツギは新潟県産で、新潟では 木が柔らかく用材に使えないので、役立たずの意味の "づくなし" とも呼ばれているそうです。
バックの白い雪が積もったような木はヒトツバタゴです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/14/746bcdb088b054a6ba6cf8a6d242f5a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/5d/f2c3195cac3536d48f2e6822d9182197.jpg)
雄しべは5個あり、真ん中に大きめの柱頭をもっためしべが付いています。
斑入りタニウツギ フロリダバリエガータ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/fc/80e002d35323057b7acd3022261338e3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/82/7d3b2227014294d712bc1b02417777c3.jpg)
フロリダバリエガータでネット上を検索すると、
「斑入り大紅ウツギ (ウェイゲラ フロリダ 'バリエガータ')」とか、
「フイリウツギ ウェイゲラ フロリダ バリエガータ」
とかの名で流通している種類がこれに当たります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/4a/7a3a6d40c93ec213177927e0849e4195.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/15/13c6b6b11ebb79cf3a720b49d615e499.jpg)
「蕾はピンクで、開くと淡いピンク色、咲き進むと紅色に染まっていきます。ピンクの濃淡と、斑入りの葉がとても綺麗です。」(みんなの趣味の園芸)
タニウツギ ’ソニック・ブルーム・ピンク’
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/ce/d325349201256ded9dff3f676dd84b73.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0b/8c/a93f0d077d1afc8ccde77aa98117906a_s.jpg)
樹名板に Weigela を「ワイゲラ」と表記していますが、もちろん タニウツギ属(Weigela)のことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/79/6f0535c94d942d4655b1507592d25103.jpg)
タニウツギ ’アベル・キャリエール’
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f8/e1afd8aa2f7c1fc5d7b348e50171d8be.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0e/3e/9e86e08c630379479051c81c0ff5ff0a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/46/dd8b0041e81364ea266f91cdad6e871d.jpg)
タニウツギ’ ’レッド・プリンス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/20/8f7b6da6561e39aa9d4c984c021a2760.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/53/4e82e33e42e8e2848bc18358e7aeebe5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/23/ca030980f58c79c62c809bf2242fb09f_s.jpg)
タニウツギ(Weigela)のなかでは いちばん赤が濃い園芸品種のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/89/0120d6decf959b8340ce5ea9af2ad6e2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/7a/fbcb6d166a2bda332631194b57aee16f.jpg)
ショウキウツギ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/ed/b8d2db0773f02197dfdc4e9a083f56c3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/14/ae96ce107f0d4e136235f71a3603fde1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0b/d9/af313efb30e5b554331f005889573e50_s.jpg)
やはりスイカズラ科ですが、属が違い ショウキウツギ属(Kolkwitzia)のウツギです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/72/f17f8511c0726e99c5f953f08ce283ae.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/09/d2dda5e1519d45e4d55526437a242397.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/05/14/d4e4cea93629b7570506b53610e3e1a0_s.jpg)
解説板がありましたの載せておきます(クリックで拡大)。
●●● 最後に ミツバウツギ属(Staphylea)の仲間をひとつ
スタフィレア・ピンナータ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/8e/d44bc1d50be25bb1344d6862a1ee4a11.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/ce/51f53e60b2279a281f81b3739a993051_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/a3/a57a6debf0ce6d6521e9cb677204050d.jpg)
「ミツバウツギ科は北半球の熱帯から温帯に広く分布し、 5属約50種が知られています。日本には、ミツバウツギ(Staphylea bumalda)や奇妙な名前のショウベンノキ(Turpinia ternata)、秋になると赤い果肉から綺麗な黒い種子を覗かせるゴンズイ(Euscaphis japonica)などが分布しています。」(山科植物資料館「スタフィレア・ピンナタ」)
.
ウツギといっても何種類かの属に分かれていますので、整理してみたいと思います。
●●● まずは ウツギ属(Deutzia)のウツギから
ヒメウツギ Deutzia gracilis
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/cf/c5e9d07d12d9cc63aeaa9c2d6969ab7c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/d8/984bdbae43bc944aff6e0360003efc4e.jpg)
ウツギの中では一番早く咲くのがこのヒメウツギ。
ウツギ属(Deutzia)のウツギです。種小名の gracilis は 「細長い、繊細な」という意味のようです。
さて
ウツギ属は「ウツギ3兄弟」と言って、白い小さい花を咲かせる よく似た3種類があります。
それらの名は ヒメウツギ、マルバウツギ、ウツギ(卯の花)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/58/5fd9b49fd8f36d46d6d5d6eda21875bc.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/cf/fc9bc8f82ff1832ebfd267fb8f667c8c.jpg)
ウツギ属の花はおしべの花糸が うどんのように扁平になっている特徴があります。
そして
「花糸の翼の形がウツギ、ヒメウツギ、マルバウツギでそれぞれ違う。
ヒメウツギでは、翼の上端が角(ツノ)のように突き出している。
ウツギはほぼ四角であり、マルバウツギではなで肩になっている。」
(松江の花図鑑「ウツギ(空木)」より)
マルバウツギ Deutzia scabra
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0f/a2/ef315093370f7b1c64c13b59b50aacf4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/69/051e330f8ea256e3a4edc2b45dc0d155.jpg)
ウツギ属を Deutzia といいますが、この読み方がとても難しいのです。
何故なら Deutzia はオランダのドイツさんの名前をとっているからです "(-""-)"
---------------------------------------
「学名のDeutzia(ドイツァ)は、オランダの植物学者ヨハン・ドイツの名前から、それとcrenata(クレナータ) という葉っぱが主の植物と合わさって名付けられました。」
(花言葉.net 「ウツギの花言葉と由来」)」
---------------------------------------
上の記事では Deutzia(ドイツァ)と呼んでいますが、
安城デンパークでは あとにでてくるように Deutzia(デウィツィァ)と読んだり、(デウツィア)と読んだり、統一されていないようです。
種小名の scabraは 「茎葉がザラザラ」という意味のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/71/4b6b56f6f1b1c5fa507bc25e0543ddb9.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4b/cd/86d626c7f3c349e37c557bff2f67e810.jpg)
雄しべの付け根にあるオレンジ色の花盤の輪が目立ちます。
マルバウツギの花糸の翼の上端部は(ヒメウツギでは角(ツノ)のように突き出していましたが)なで肩をしています。
ウツギ × エレガンティッシマ 'Rosalind'
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/51/0563d8a418d39b90113a6c3b0aae545f.jpg)
(上)4月26日
(下)5月4日
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/59/678270fce567f0d8f670466143afd60c.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6a/95/49820984c09975369d25f77ee24486b2_s.jpg)
樹名板には (デウィツィア ’ロザリンド’)と表記してありますが、その名でネット上を検索してもあまり自自がありません。
第一、「デウィツィア」と書くと それが「ウツギ属」のことだと分かりません。
学名 が Deutzia × elegantissima 'Rosalind'
なのですから 「ウツギ × エレガンティッシマ 'Rosalind' 」と表記しておけば役に立つと思います。
品種名の ’ロザリンド’ は デンパークの樹名板では'Rosealind' となっていますが、正しくは 'Rosalind' のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/61/ef/e1396b691ca1241ea4656d2cb7c1f159.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/d3/ec5f67b4f480b637ce91080b4ae5299c.jpg)
さてこの花も ウツギ属の交配種ですので、雄しべの花糸が扁平という共通する特徴があります。ちょっと分かりにくいのですが、花糸(翼)の上部が くぎ抜きのようにY字型になっていて 雄しべの葯がそこから離れて伸びています。
シセンウツギ Deutzia setchuenensis
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/59/542e208ad491e5c3fe9f4aa4ad723f2b.jpg)
ウツギ属最後のウツギは シセンウツギです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/d1/928c7ee9518a99c9db42fdcbe6b7f6ac.jpg)
学名は Deutzia setchuenensis です。
種小名の setchuensis は 「支那四川省の」という意味です。
ウツギ3兄弟の長男 ウツギ(卯の花)などについては こちら をご覧ください
●●● つぎは タニウツギ属(Weigela)の仲間
タニウツギ(新潟県産) Weigela holtensis
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/b4/07439963dbcc67217b330edb2451a04e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/78/83f16fe73ccd822a32ca66f1d6965ee5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3c/aa/d0b4f600ab481058cf01417ee91f3dc5_s.jpg)
タニウツギ属の属名 Weigela も、スウェーデン生まれのドイツ人植物学者 Christian Ehrenfried Weigel さんに因んだものなので、どう読むのか迷います。
デンパークでは ラテン読みして(ウェィゲラ)となってますが、ときに(ワイゲラ)としていることもあります・・・
ウツギ属(Deutzia)はアジサイ科でしたが、タニウツギ属(Weigela)はスイカズラ科で 科が違います。
ウツギ属は離弁花でしたが、タニウツギ属はラッパ状の花冠を持つ合弁花です。
このタニウツギは新潟県産で、新潟では 木が柔らかく用材に使えないので、役立たずの意味の "づくなし" とも呼ばれているそうです。
バックの白い雪が積もったような木はヒトツバタゴです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/14/746bcdb088b054a6ba6cf8a6d242f5a7.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/5d/f2c3195cac3536d48f2e6822d9182197.jpg)
雄しべは5個あり、真ん中に大きめの柱頭をもっためしべが付いています。
斑入りタニウツギ フロリダバリエガータ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/fc/80e002d35323057b7acd3022261338e3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/82/7d3b2227014294d712bc1b02417777c3.jpg)
フロリダバリエガータでネット上を検索すると、
「斑入り大紅ウツギ (ウェイゲラ フロリダ 'バリエガータ')」とか、
「フイリウツギ ウェイゲラ フロリダ バリエガータ」
とかの名で流通している種類がこれに当たります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/4a/7a3a6d40c93ec213177927e0849e4195.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3f/15/13c6b6b11ebb79cf3a720b49d615e499.jpg)
「蕾はピンクで、開くと淡いピンク色、咲き進むと紅色に染まっていきます。ピンクの濃淡と、斑入りの葉がとても綺麗です。」(みんなの趣味の園芸)
タニウツギ ’ソニック・ブルーム・ピンク’
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/ce/d325349201256ded9dff3f676dd84b73.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0b/8c/a93f0d077d1afc8ccde77aa98117906a_s.jpg)
樹名板に Weigela を「ワイゲラ」と表記していますが、もちろん タニウツギ属(Weigela)のことです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/79/6f0535c94d942d4655b1507592d25103.jpg)
タニウツギ ’アベル・キャリエール’
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/f8/e1afd8aa2f7c1fc5d7b348e50171d8be.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0e/3e/9e86e08c630379479051c81c0ff5ff0a_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/46/dd8b0041e81364ea266f91cdad6e871d.jpg)
タニウツギ’ ’レッド・プリンス
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/20/8f7b6da6561e39aa9d4c984c021a2760.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/53/4e82e33e42e8e2848bc18358e7aeebe5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/74/23/ca030980f58c79c62c809bf2242fb09f_s.jpg)
タニウツギ(Weigela)のなかでは いちばん赤が濃い園芸品種のようです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/89/0120d6decf959b8340ce5ea9af2ad6e2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/7a/fbcb6d166a2bda332631194b57aee16f.jpg)
ショウキウツギ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/ed/b8d2db0773f02197dfdc4e9a083f56c3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/14/ae96ce107f0d4e136235f71a3603fde1.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0b/d9/af313efb30e5b554331f005889573e50_s.jpg)
やはりスイカズラ科ですが、属が違い ショウキウツギ属(Kolkwitzia)のウツギです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/35/72/f17f8511c0726e99c5f953f08ce283ae.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/09/d2dda5e1519d45e4d55526437a242397.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/05/14/d4e4cea93629b7570506b53610e3e1a0_s.jpg)
解説板がありましたの載せておきます(クリックで拡大)。
●●● 最後に ミツバウツギ属(Staphylea)の仲間をひとつ
スタフィレア・ピンナータ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/8e/d44bc1d50be25bb1344d6862a1ee4a11.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/ce/51f53e60b2279a281f81b3739a993051_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/a3/a57a6debf0ce6d6521e9cb677204050d.jpg)
「ミツバウツギ科は北半球の熱帯から温帯に広く分布し、 5属約50種が知られています。日本には、ミツバウツギ(Staphylea bumalda)や奇妙な名前のショウベンノキ(Turpinia ternata)、秋になると赤い果肉から綺麗な黒い種子を覗かせるゴンズイ(Euscaphis japonica)などが分布しています。」(山科植物資料館「スタフィレア・ピンナタ」)
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