ヤブジラミ
ヤブジラミという名前は 「やぶに生え、果実にカギ状に曲がった刺があり、シラミのように衣類にくっつくことからこの名がつけられた。」(三河の植物観察「ヤブジラミ」)
だとしても、ヤブジラミという名はひどいと思います・・・
こんな可愛い花なのに... しかも在来種なのに... 名前のおかげでだいぶ損をしています。
花弁の下に将来果実になる子房があります。
左上の花が受粉して花弁を落としているので子房が見えます。
子房の周りには棘がいっぱい出ています。棘はやがて剛毛となり「ひっつき虫」に成長します。
果実は古くから蛇床子という漢方薬として皮膚の塗り薬として使われていました。
学名を Torilis japonica といいます。
語源辞典によりますと、
Torilis fこちら を参考にどうぞ。
ニンジン
ニンジンもヤブジラミと同じくセリ科の植物です。
原産地はアフガニスタンです。
国内で栽培されているものはヨーロッパから入ってきた「西洋系」と、中国で改良された「東洋系」の2種類に分類され、西洋系が現在の日本の主流だそうです。
この写真ではよくわからないのですが、ニンジンの花には 雄しべ期と雌しべ期があるということです。
雄しべは5個あり、5個の花弁の間に5個の雄しべが伸びています。
葯が花粉を出し終わると、花の中心にある雌しべが成熟してピンクになり他の花からの花粉を待ちます。
.
ヤブジラミという名前は 「やぶに生え、果実にカギ状に曲がった刺があり、シラミのように衣類にくっつくことからこの名がつけられた。」(三河の植物観察「ヤブジラミ」)
だとしても、ヤブジラミという名はひどいと思います・・・
こんな可愛い花なのに... しかも在来種なのに... 名前のおかげでだいぶ損をしています。
花弁の下に将来果実になる子房があります。
左上の花が受粉して花弁を落としているので子房が見えます。
子房の周りには棘がいっぱい出ています。棘はやがて剛毛となり「ひっつき虫」に成長します。
果実は古くから蛇床子という漢方薬として皮膚の塗り薬として使われていました。
学名を Torilis japonica といいます。
語源辞典によりますと、
Torilis fこちら を参考にどうぞ。
ニンジン
ニンジンもヤブジラミと同じくセリ科の植物です。
原産地はアフガニスタンです。
国内で栽培されているものはヨーロッパから入ってきた「西洋系」と、中国で改良された「東洋系」の2種類に分類され、西洋系が現在の日本の主流だそうです。
この写真ではよくわからないのですが、ニンジンの花には 雄しべ期と雌しべ期があるということです。
雄しべは5個あり、5個の花弁の間に5個の雄しべが伸びています。
葯が花粉を出し終わると、花の中心にある雌しべが成熟してピンクになり他の花からの花粉を待ちます。
.
ヤブジラミの花は、赤蕊ならぬピンク蕊だったんですね。
花が可愛いのは知っていましたが、これほどとは・・・
咲いている場所を知っているので、明日雨の止み間に見に行ってきます!
・・・もしあればですが・・・
しかもつぼみの時は、花弁が二つ折りになってシベを包んでいるんですよ(^^)