アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

トウワタ - 蜜たっぷり2

2021-11-13 07:58:18 | みんなの花図鑑

舗装道路の側溝から一本だけ伸びていました。
ダンスする少女?
ユデダコ??




トウワタ属 は Asclepias で、ここから アスクレピアス とも呼ばれます。




「葉は対生、萼は5裂、花冠は濃橙紅色で5深裂し、裂片は反転。」(続・樹の散歩道「奇妙なトウワタの花の観察」)




「雄しべは花冠基部にあり、花糸は癒合して筒状になる。雄しべと雌しべは合体して蕊柱(ずいちゅう)を形成。」(同上)




この蕊柱(ずいちゅう)の雄しべの根元に 蜜があふれているのです。





「濃黄色の副花冠は蜜を貯めるカップ状の裂片 cup とカップ内側の角状の突起 horn で構成され、雄しべの背面につける。」(同上)




「ガイドレール guide rail は隣り合った葯の翼で形成されるすき間で、チョウの脚が下から入って上にスライドし、花粉器のクリップ clip に引っ掛かって花粉塊が引き出されて運ばれるという。」(同上)


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