アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ヤブミョウガ - 白い花・青い実

2020-08-01 17:40:02 | みんなの花図鑑
メタリックな青い果実のほうはまだイイとして、 花のほうは 白一色で小さく、とても撮りにくい花です。
しかも 藪の中に咲いているので、カメラを構えると 腕や足にやぶ蚊がいっぱい (ToT)


ヤブミョウガという名前だから、てっきり ミョウガ の仲間だと思ったら、なんと ツユクサの仲間なんだそうです。 葉なんか どうみても ミョウガやショウガの葉に近いと思うのですが・・・




円錐状の集散花序のなかに 雌花と雄花があります。 上の玉ねぎの頭に 一本の花柱が立っているのが 雌花。
下の 雄しべの黄色い花粉が残っているのが 雄花です。




雄花、雌花ともに花弁は3枚、 半透明です (^^♪




ヤブミョウガの名のとおり、 於大公園(東浦町)では 藪の林縁に群生しています。 日陰で 白い花を撮ったらコントラストがきつく 白色が飛んでしまいました (T△T) 今日、再訪して バーベキュー広場のほうの斜面のヤブミョウガの群生を撮ってきました。
手前(下側)が 雄花、 奥が 雌花です。




右手が雄花、左手が 雌花です。




下右手が 雄花、 上の丸い玉が 雌花です。 もう 言わなくても 分かるようになりましたね (^_-)-☆




さて 結実すると、 子房は 緑色の球になります。




白い半透明の花弁が「桃から生まれた桃太郎」のように 果実の表面に残っています。 しばらくすると 頭の花柱とともに この花柱も脱落します。




そして、見出し画像のような、メタリックな青に成熟していきます。 群落の中に、花と藍色の果実(ほぼ完成形)が同居しています。




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