アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

初夏の葉いろいろ

2024-06-06 16:00:00 | みんなの花図鑑
きょうは葉を観察してみようと思います。
観葉植物でなく、すべて木の葉です。

ナンキンハゼ


@安城デンパーク
トウダイグサ科のナンキンハゼの園芸品種「メトロ・キャンドル」。





解説板にあるように、「6月頃になると新芽の先端が赤み を帯び、すぐ下の葉が鮮やかな黄色に なります。
その姿がまるでキャンドルのように見 えることが品種名の由来です。」






コンデジの望遠側で撮りました。





モミジバフウ


@安城デンパーク
フウ科のモミジバフウ(別名 アメリカフウ)の園芸品種で、「シルバー・キング」。



白覆輪と灰緑色の掃込斑が美しい品種です。秋には覆輪を残して紅葉します。





チシャノキ

斑入りの 園芸品種のチシャノキ。
チシャノキは「九州及び沖縄に分布するムラサキ科チシャノキ属の落葉樹。暖地の川沿いにある林内に自生し、葉の形あるいは味が、レタスなどキク科の野菜=チシャに似ているため、チシャノキと名付けられた。」(庭木図鑑 植木ペディア「チシャノキ」)
2022-5-2 @安城デンパーク
ゴールデンウィークのころはこのような若葉だったのが・・・








1か月後には、このように青々と。葉はカキノキを思わせます。
「カキノキ同様、枝から互い違いに生えて表面に光沢があるが、葉の縁に浅いギザギザがある。若葉は食用になる。」(同上)




2022-6-10 @安城デンパーク
「チシャノキの開花は6~7月で、枝先に伸びた花茎に多数の小花が円錐状に集まって咲く。」(同上)







クロモジ

@於大公園(東浦町)薬草薬木園
クスノキ科のクロモジは 「日本の本州の関東以西、四国、九州北部や、中国に分布し(中略)低地や山地の雑木林などの林の中によく生える。」(wiki「クロモジ」)



「枝を高級楊枝の材料とし、楊枝自体も黒文字と呼ばれる。枝は箸に加工される場合もあるほか、抗ウイルス作用が知られ、葉を含めて茶外茶(クロモジ茶)にも使われる。」(同上)






ビブルヌム オリガンサム


@安城デンパーク
ビブルヌムは「ガマズミ属」のこと。



これは葉というより果実の付き方が面白かったので撮ってみました。
どう面白いのかというと、散形散房花序といって、複数の高さの異なる枝の先の花序が皆同一平面上に並んで咲くのです。







ヤマボウシ

@於大公園(東浦町)
ミズキ科ミズキ属のヤマボウシは在来種で、分布は本州以西です。



ヤマボウシの葉は円形で葉脈がよく見えます。
ヤマボウシの花はたくさんの葉の上に乗るように咲きます。よく似た外来種のハナミズキ(アメリカヤマボウシ)の花は葉より早いか、葉と同時に咲きます。






○○モミジ

@於大公園(東浦町)
カエデ属であることは間違いないのですが・・・





翼果を見ると、翼が「ハ」の字型をしていて、このあたりでよく見るイロハモミジとちがう気がします。なぜならイロハモミジの翼は「イ」の字のように両翼が水平に近いからです。
そうなると、オオモミジかヤマモミジの系統ということになりますが・・・
オオモミジや ヤマモミジの翼果は葉の下からぶら下がるようにつくと言われてます。
何なんでしょう??







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