<シリアの緑>シリーズ 番外編 レバノンで見た木
シリア時代の写真を整理していて、2泊3日でレバノンに旅行した時の写真が出てきました。
その中の アンジャール遺跡で撮った画像に 遺跡そのものではなく、めずらしい花を撮った画像がありました。
少し色あせてますが、以下のような画像です。
雄しべがすごく長く 銀梅花にちょっと似ています。
下側の花弁2枚が 長く下に垂れているのも特徴的です。
見た感じ低灌木というか、ノイバラのような、半つる性の感じです。
(上の画像をタテにトリミング ↓)
写真はこれ一枚しかありませんが、これだけ特徴のある植物なので、何とか名前を特定してもらえないかと 「このきなんのき掲示板」へお伺いを立てました。
その結果 トルコでこれを見たという方が「ケッパー(Capparis spinosa)に似て見えます。」と回答を寄せてくださいました。
ケッパー(英:caper、学名:Capparis spinosa)は、フウチョウボク科(Capparaceae)の半蔓性の低木、またはこの植物のつぼみをピクルスにした食品。
と wiki「ケッパー」にあります。
あるブログ記事には 「花は単性でバラ色の4枚の花弁を持ち、3月から8月まで開花します。花はとてもゴージャスです。」とあります。
そういえば、この写真を撮ったのは 7月でした。
アンジャール遺跡は、レバノンの東部、ベカー高原にあるレバノン唯一の城塞都市遺跡です。
1984年に世界遺産に登録されました。
ダマスカスとベイルートの中継地点に位置して古くから繁栄し、イスラムの権力者達の保養用の宮殿、モスク、公共浴場などの跡が残る遺跡となっています。ウマイヤ朝のワリード1世の命により、8世紀に建設されたと言われています。
ベカー高原というところは レバノン山脈(地中海側)と アンチレバノン山脈(シリア側)に挟まれた、緑豊かな渓谷で、アラブの英雄 サラーフッディーン なども この地に長く滞在しました。
テルアビブ事件を起こした日本赤軍の軍事訓練基地でもありました。
遠くの雪をかぶった山は レバノン山脈です。
地図に Anjar 遺跡の位置を 黄色い枠で囲って示しました。
Anjar は ベイルート(レバノンの首都)と ダマスカス(シリアの首都)のほぼ中間に 位置してます。
高い木は レバノン杉なんでしょうか。
シリアのパルミラ遺跡などと比べると 周囲に緑が多くて ほっとします。
道沿いのバイパス道路に ポプラの仲間でしょうか、若木が植えられています。
これは レバノンで一番大きい バールベック遺跡です。
両方の遺跡は ベカー高原を源流とし シリア国内を北上し 地中海へと注ぐ オロンティス川沿いにあります。
アンジャールが上流、バールベックが下流側です。
バールベックから 世界第2の鍾乳洞 ジェイタ洞窟(Jeita Grotte)へ向かいます。
展望レストランからの風景です。
ここは ワインの産地でもあります。
ジェイタ洞窟(Jeita Grotte)は 2階建てで、それはそれはすばらしいのですが、撮影禁止で入るときカメラは没収されます。見終わって ロープウエイに戻る坂道で撮ったものです。
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← シリアの緑・補遺 ホワイト・ポプラ・ダマスカス
シリア時代の写真を整理していて、2泊3日でレバノンに旅行した時の写真が出てきました。
その中の アンジャール遺跡で撮った画像に 遺跡そのものではなく、めずらしい花を撮った画像がありました。
少し色あせてますが、以下のような画像です。
雄しべがすごく長く 銀梅花にちょっと似ています。
下側の花弁2枚が 長く下に垂れているのも特徴的です。
見た感じ低灌木というか、ノイバラのような、半つる性の感じです。
(上の画像をタテにトリミング ↓)
写真はこれ一枚しかありませんが、これだけ特徴のある植物なので、何とか名前を特定してもらえないかと 「このきなんのき掲示板」へお伺いを立てました。
その結果 トルコでこれを見たという方が「ケッパー(Capparis spinosa)に似て見えます。」と回答を寄せてくださいました。
ケッパー(英:caper、学名:Capparis spinosa)は、フウチョウボク科(Capparaceae)の半蔓性の低木、またはこの植物のつぼみをピクルスにした食品。
と wiki「ケッパー」にあります。
あるブログ記事には 「花は単性でバラ色の4枚の花弁を持ち、3月から8月まで開花します。花はとてもゴージャスです。」とあります。
そういえば、この写真を撮ったのは 7月でした。
アンジャール遺跡は、レバノンの東部、ベカー高原にあるレバノン唯一の城塞都市遺跡です。
1984年に世界遺産に登録されました。
ダマスカスとベイルートの中継地点に位置して古くから繁栄し、イスラムの権力者達の保養用の宮殿、モスク、公共浴場などの跡が残る遺跡となっています。ウマイヤ朝のワリード1世の命により、8世紀に建設されたと言われています。
ベカー高原というところは レバノン山脈(地中海側)と アンチレバノン山脈(シリア側)に挟まれた、緑豊かな渓谷で、アラブの英雄 サラーフッディーン なども この地に長く滞在しました。
テルアビブ事件を起こした日本赤軍の軍事訓練基地でもありました。
遠くの雪をかぶった山は レバノン山脈です。
地図に Anjar 遺跡の位置を 黄色い枠で囲って示しました。
Anjar は ベイルート(レバノンの首都)と ダマスカス(シリアの首都)のほぼ中間に 位置してます。
高い木は レバノン杉なんでしょうか。
シリアのパルミラ遺跡などと比べると 周囲に緑が多くて ほっとします。
道沿いのバイパス道路に ポプラの仲間でしょうか、若木が植えられています。
これは レバノンで一番大きい バールベック遺跡です。
両方の遺跡は ベカー高原を源流とし シリア国内を北上し 地中海へと注ぐ オロンティス川沿いにあります。
アンジャールが上流、バールベックが下流側です。
バールベックから 世界第2の鍾乳洞 ジェイタ洞窟(Jeita Grotte)へ向かいます。
展望レストランからの風景です。
ここは ワインの産地でもあります。
ジェイタ洞窟(Jeita Grotte)は 2階建てで、それはそれはすばらしいのですが、撮影禁止で入るときカメラは没収されます。見終わって ロープウエイに戻る坂道で撮ったものです。
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← シリアの緑・補遺 ホワイト・ポプラ・ダマスカス
ピスタチオに始まった「シリアの緑」シリーズ。
マンダリン・オレンジまでで 一応、出尽くしたと思ってたのですが・・・
見返してみると、もうひとつ、結構何回も(もちろん無意識に)
カメラに収めている木がありました。
この木を 補遺として シリーズに追加させてください。
これが無意識に撮っていた木です。
緑の少ないシリアですが、
首都ダマスカスは 背後のカシオン山脈を切り開いて貫流するバラダ川が雪解け水を供給する間だけは 潤うため、オアシス都市として発展してきたのです。
そのバラダ川の両岸によく植わっているのが、上のような 若干背の高いポプラと思われる 樹木です。木肌が白いのが特徴です。
(上の画像をタテにトリミング)
当時、私はなんとなく「ポプラ」と思っていたのですが、木に関して知識もないし、とくに確証があったわけではありません。
で、いつものように「このきなんのき掲示板」にたずねてみました。
ポプラの仲間で 「ギンドロ」ではないか、というご意見でした。
wiki の「ギンドロ」を見ますと
ギンドロ(銀泥、学名:Populus alba)は、
ヤナギ科の植物の1種。別名はウラジロハコヤナギ。
とあります。
ギンドロという名は桑の葉に似た葉の裏が銀色であることに由来するようです。「銀葉ドロノキ」の省略形なのでしょうか。(ヤナギ科のドロノキについては 省略します)
これは ダマスカス市内の農園 アブージャラッシュガーデンにあった木です。(アブージャラッシュガーデンというのはダマス市街地の四分の一近くを占める農業保護区です。当時、私は安息日ごとに この農園を散歩していました。)
検索して分かったのですが、日本のギンドロの あちらの名は 「White Poplar ホワイトポプラ」 で
この名前ほうが 木肌の白い特徴をよく捉えている 気がしました。
イタリア地方にも多く pioppo bianco(白いポプラ) と呼ばれてます。
学名は populus alba。
余談ですけど、albaは「夜明け」なので「夜明けのポプラ」(^_-)
http://yukipetrella.blog130.fc2.com/blog-entry-70.html
この写真と すぐ下の写真もアブージャラシュ農園の東のはずれで撮った(撮っていた?)ものですが、畑に植えてある 並木のほうは 「Populus tremula、英名European aspen」 かも?というご意見でした。
「アスペン」で画像検索すると ほとんど白樺じゃないかというくらい木肌の白い木がヒットします。アリゾナ州に「アスペン」という名のリゾート地があるのも肯けます。日本の白樺平みたいな ('_')
こういうポプラの仲間もあるのですね。
さて、ポプラという木は 水が好きなんじゃないかと、写真を撮っていた当時からずっと思ってました。
というのも・・・
写真のバックにはげ山が見え隠れしてますが、これが旧約聖書に出てくるカシオン山です。
ダマスカスはこのカシオン山の山麓にあります。既報ですが、カシオン山は山というより横に長い山脈で、このカシオン山脈のもうひとつ地中海よりを走るアンチレバノン山脈に降った雪解け水が川となってカシオン山脈を開析し山を越えた地点で扇状地を形成、伏流したバラダ川が再度湧水して オアシスになるため、都市ダマスカスがつくられたという訳です。
アブージャラッシュ農園は バラダ川から引き込んだ用水の水を利用しています。
バラダ川沿岸や アブージャラッシュ農園のようなこの地方では水の豊富な地域に特徴的に 木肌の白いポプラの仲間が植わっているのは 偶然とは思えません。
「ホワイト・ポプラ」でもういちど検索すると、
https://godasagardener.com/tag/jacob/
に、それらしい木の画像と 「パレスチナを含む中東に自生する、白いポプラの木(Populus alba)は 水路を含む湿った地域でうまく成長し・・・」(←適当に意訳してます) 等々の記述があり、私がカメラに収めたこれらの木に抱いた印象と合ってる気がしました。
以上で ダマスカス周辺で私が昔撮ったホワイトポプラらしき木の 写真は全部です。このきなんのき掲示板でお尋ねしたときも、この順に 4枚を 提示しました。
4枚の画像を示した後、回答者の方に考えてもらってるときに、ふと、これらの写真が11月の下旬から12月初めに撮ったものであることを言い忘れたと思い、当地では 木々は紅葉らしい紅葉をすることなく冬を迎えます、ということを説明するために この5枚目の写真↑を追加しました。
そしたら、回答者の方から
「写っている木は、いわゆるポプラの仲間 (セイヨウハコヤナギか?)のようですね」
というコメントがあり、びっくりしました。
まさに 右を向いても左を見ても ポプラ という土地だったのです(^_^.)
ポプラは土壌や水から汚染物質を削減や分解、除去する実績のある植物のひとつと言われてます(他には ヤナギ、セイヨウカラシナ、ヒマワリなど)。
http://xeriscape-jp.org/lid/phyto_plants
とりとめもなくシリアの緑をピックアップしてきました
永らくおつきあいいただき、ありがとうございました m(_ _)m
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さらに番外編 ケッパー - レバノン
第8回 マンダリン - ダマスカスAJG ・ シリア
マンダリン・オレンジまでで 一応、出尽くしたと思ってたのですが・・・
見返してみると、もうひとつ、結構何回も(もちろん無意識に)
カメラに収めている木がありました。
この木を 補遺として シリーズに追加させてください。
これが無意識に撮っていた木です。
緑の少ないシリアですが、
首都ダマスカスは 背後のカシオン山脈を切り開いて貫流するバラダ川が雪解け水を供給する間だけは 潤うため、オアシス都市として発展してきたのです。
そのバラダ川の両岸によく植わっているのが、上のような 若干背の高いポプラと思われる 樹木です。木肌が白いのが特徴です。
(上の画像をタテにトリミング)
当時、私はなんとなく「ポプラ」と思っていたのですが、木に関して知識もないし、とくに確証があったわけではありません。
で、いつものように「このきなんのき掲示板」にたずねてみました。
ポプラの仲間で 「ギンドロ」ではないか、というご意見でした。
wiki の「ギンドロ」を見ますと
ギンドロ(銀泥、学名:Populus alba)は、
ヤナギ科の植物の1種。別名はウラジロハコヤナギ。
とあります。
ギンドロという名は桑の葉に似た葉の裏が銀色であることに由来するようです。「銀葉ドロノキ」の省略形なのでしょうか。(ヤナギ科のドロノキについては 省略します)
これは ダマスカス市内の農園 アブージャラッシュガーデンにあった木です。(アブージャラッシュガーデンというのはダマス市街地の四分の一近くを占める農業保護区です。当時、私は安息日ごとに この農園を散歩していました。)
検索して分かったのですが、日本のギンドロの あちらの名は 「White Poplar ホワイトポプラ」 で
この名前ほうが 木肌の白い特徴をよく捉えている 気がしました。
イタリア地方にも多く pioppo bianco(白いポプラ) と呼ばれてます。
学名は populus alba。
余談ですけど、albaは「夜明け」なので「夜明けのポプラ」(^_-)
http://yukipetrella.blog130.fc2.com/blog-entry-70.html
この写真と すぐ下の写真もアブージャラシュ農園の東のはずれで撮った(撮っていた?)ものですが、畑に植えてある 並木のほうは 「Populus tremula、英名European aspen」 かも?というご意見でした。
「アスペン」で画像検索すると ほとんど白樺じゃないかというくらい木肌の白い木がヒットします。アリゾナ州に「アスペン」という名のリゾート地があるのも肯けます。日本の白樺平みたいな ('_')
こういうポプラの仲間もあるのですね。
さて、ポプラという木は 水が好きなんじゃないかと、写真を撮っていた当時からずっと思ってました。
というのも・・・
写真のバックにはげ山が見え隠れしてますが、これが旧約聖書に出てくるカシオン山です。
ダマスカスはこのカシオン山の山麓にあります。既報ですが、カシオン山は山というより横に長い山脈で、このカシオン山脈のもうひとつ地中海よりを走るアンチレバノン山脈に降った雪解け水が川となってカシオン山脈を開析し山を越えた地点で扇状地を形成、伏流したバラダ川が再度湧水して オアシスになるため、都市ダマスカスがつくられたという訳です。
アブージャラッシュ農園は バラダ川から引き込んだ用水の水を利用しています。
バラダ川沿岸や アブージャラッシュ農園のようなこの地方では水の豊富な地域に特徴的に 木肌の白いポプラの仲間が植わっているのは 偶然とは思えません。
「ホワイト・ポプラ」でもういちど検索すると、
https://godasagardener.com/tag/jacob/
に、それらしい木の画像と 「パレスチナを含む中東に自生する、白いポプラの木(Populus alba)は 水路を含む湿った地域でうまく成長し・・・」(←適当に意訳してます) 等々の記述があり、私がカメラに収めたこれらの木に抱いた印象と合ってる気がしました。
以上で ダマスカス周辺で私が昔撮ったホワイトポプラらしき木の 写真は全部です。このきなんのき掲示板でお尋ねしたときも、この順に 4枚を 提示しました。
4枚の画像を示した後、回答者の方に考えてもらってるときに、ふと、これらの写真が11月の下旬から12月初めに撮ったものであることを言い忘れたと思い、当地では 木々は紅葉らしい紅葉をすることなく冬を迎えます、ということを説明するために この5枚目の写真↑を追加しました。
そしたら、回答者の方から
「写っている木は、いわゆるポプラの仲間 (セイヨウハコヤナギか?)のようですね」
というコメントがあり、びっくりしました。
まさに 右を向いても左を見ても ポプラ という土地だったのです(^_^.)
ポプラは土壌や水から汚染物質を削減や分解、除去する実績のある植物のひとつと言われてます(他には ヤナギ、セイヨウカラシナ、ヒマワリなど)。
http://xeriscape-jp.org/lid/phyto_plants
とりとめもなくシリアの緑をピックアップしてきました
永らくおつきあいいただき、ありがとうございました m(_ _)m
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さらに番外編 ケッパー - レバノン
第8回 マンダリン - ダマスカスAJG ・ シリア
この記事は 最初 2年前に投稿したものです。写真を少し追加し、サイズを撮影時のサイズのものに差し替えました。
シリアの緑 シリーズ、第8回目です。
イスラム圏では ラマダン(断食月)が終わると、「イード」といって 断食明けの祝祭が3日間(日本風にいうと 「旧正月」みたいなのが)あります。
日本でも 盆や正月には 都会に出ている若い世代が「里帰り」しますが、同じようにシリアの首都ダマスカスでも イードには、アパート暮らしの若い世代が 里帰りします。
ここアブージャラッシュガーデン(Abou Jarash Gardens 以下 AJG)は、首都ダマスカスの4分の1ほどを占める市内の農業保護区です。AJGには 新たに住宅を建てることはできないのです。AJG出身の息子家族も 市内のアパートに住んでいます。
なので、イードが訪れると (同じ市内ですけれど)みな 故郷の AJG へ里帰りし、イードを祝います。
(上の画像をタテにトリミング ↓)
通りがかった農家の庭先に一本の柑橘類の大きな木があります。その木の下で、三世代家族が談笑しています。
私(身振り手振りで)「すみませ~ん。写真撮らせてもらっていいですか」
おじいさん「ヤバニー(日本人)かい? いいよ、いいよ」
私「では、 ハイ、チーズ! パチリ シュクラン(ありがとうございます)」
おじいさん「ハンドゥレッラ(こちらこそ)。 中に入って コーヒー飲んできな」
私「シュクラン・クチール。でも先を急ぐものですから」
柑橘類の名は マンダリン・オレンジ でした(運転手のアブドゥール・ハフィズ氏が教えてくれました)。
マンダリンの原産地はインドのアッサム地方ということで、これが西方に伝わり 地中海マンダリンとなり、一方で、中国を経由して日本に伝わり 温州ミカン、となったということです。
ついでに、アブー・ジャラッシュ・ガーデン(AJG)の もう一つの顔を紹介しておきますね
ここは ダマスカス市内の大農園なので、農業と共に、園芸も盛んなのです。
市内に持っていくバラなどを栽培しています。
鉢植えは みな 一斗缶で!
水やりしているのは 使用人。
あるじはこちらで たき火 です。(11月29日撮影)
中東のシリアというと、「灼熱地獄」をイメージされる方もおられるかもしれませんが、冬は結構寒いですよ。これは 私たちの仕事場、水資源開発センターのあったドゥンマルという郊外の街から撮ったカシオン山方面の写真です。奥の山に 雪が積もってるのが分かるでしょうか。(12月20日撮影)
AJGからダマスカス市街へもどってきました。
ダマスカス市街には このような公園があり、けっこう緑豊かです。(12月20日撮影)
イードは 昭和の日本の「旧正月」みたいなものです。
ダマスカス市では 市内の公園に 移動式遊具を貸し出します。面白いのは メリーゴーランドなどの動力は大の大人が皆 えっさえっさ 手で回すということです。
最後に・・・
子供たちは かわいいです。
皆、小さいうちから 英語(または フランス語)を勉強しています。
夏休みは 4か月あります。(12月5日撮影)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました m(_ _)m
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第9回 ホワイト・ポプラ - ダマスカス
第7回 ペッパーツリー(コショウボク) - ハマ・シリア
シリアの緑 シリーズ、第8回目です。
イスラム圏では ラマダン(断食月)が終わると、「イード」といって 断食明けの祝祭が3日間(日本風にいうと 「旧正月」みたいなのが)あります。
日本でも 盆や正月には 都会に出ている若い世代が「里帰り」しますが、同じようにシリアの首都ダマスカスでも イードには、アパート暮らしの若い世代が 里帰りします。
ここアブージャラッシュガーデン(Abou Jarash Gardens 以下 AJG)は、首都ダマスカスの4分の1ほどを占める市内の農業保護区です。AJGには 新たに住宅を建てることはできないのです。AJG出身の息子家族も 市内のアパートに住んでいます。
なので、イードが訪れると (同じ市内ですけれど)みな 故郷の AJG へ里帰りし、イードを祝います。
(上の画像をタテにトリミング ↓)
通りがかった農家の庭先に一本の柑橘類の大きな木があります。その木の下で、三世代家族が談笑しています。
私(身振り手振りで)「すみませ~ん。写真撮らせてもらっていいですか」
おじいさん「ヤバニー(日本人)かい? いいよ、いいよ」
私「では、 ハイ、チーズ! パチリ シュクラン(ありがとうございます)」
おじいさん「ハンドゥレッラ(こちらこそ)。 中に入って コーヒー飲んできな」
私「シュクラン・クチール。でも先を急ぐものですから」
柑橘類の名は マンダリン・オレンジ でした(運転手のアブドゥール・ハフィズ氏が教えてくれました)。
マンダリンの原産地はインドのアッサム地方ということで、これが西方に伝わり 地中海マンダリンとなり、一方で、中国を経由して日本に伝わり 温州ミカン、となったということです。
ついでに、アブー・ジャラッシュ・ガーデン(AJG)の もう一つの顔を紹介しておきますね
ここは ダマスカス市内の大農園なので、農業と共に、園芸も盛んなのです。
市内に持っていくバラなどを栽培しています。
鉢植えは みな 一斗缶で!
水やりしているのは 使用人。
あるじはこちらで たき火 です。(11月29日撮影)
中東のシリアというと、「灼熱地獄」をイメージされる方もおられるかもしれませんが、冬は結構寒いですよ。これは 私たちの仕事場、水資源開発センターのあったドゥンマルという郊外の街から撮ったカシオン山方面の写真です。奥の山に 雪が積もってるのが分かるでしょうか。(12月20日撮影)
AJGからダマスカス市街へもどってきました。
ダマスカス市街には このような公園があり、けっこう緑豊かです。(12月20日撮影)
イードは 昭和の日本の「旧正月」みたいなものです。
ダマスカス市では 市内の公園に 移動式遊具を貸し出します。面白いのは メリーゴーランドなどの動力は大の大人が皆 えっさえっさ 手で回すということです。
最後に・・・
子供たちは かわいいです。
皆、小さいうちから 英語(または フランス語)を勉強しています。
夏休みは 4か月あります。(12月5日撮影)
ここまで読んでいただき、ありがとうございました m(_ _)m
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第9回 ホワイト・ポプラ - ダマスカス
第7回 ペッパーツリー(コショウボク) - ハマ・シリア
この記事は ほぼ2年前(2017-10-01)初めて投稿したものです。今回(2019-10-07) 写真を撮影時のものに差し替えました。
シリアの緑シリーズ、今回は シリア中部の ハマ(Hama) の 水車公園でみた木の話です。
ねむの木のような葉っぱに、赤い実がなっているこの木、ずっと気になっていました。
名前を知りたくなってきました。
でも「この花なあに」掲示板で質問しようにも、この写真一枚しかありません。
それでも、昨夜、とうとう意を決してこの写真だして 質問してみました。
そうしたら、見識の広い方がいらっしゃいました。
> ウルシ科ペッパーツリー
といわれてる木ではないかと。
リンク(ペッパーツリー)も 貼っていただきました。
ペッパーツリーは コショウボク とか ピンクペッパー とも言われ、wiki によると「南北アメリカの乾燥地帯、ペルーのアンデス砂漠地帯が原産である。」とありますから、シリア砂漠に面した ここハマにあっても 不思議ではないような気がします。
質問して回答をいただいたあとで気がついたのですが、この木は ダマスカス郊外でも 何か所かで 目にしていたのです。(↓)
赤いツブツブの実が 眼を惹いたのでしょう、無意識に撮っていたんですね。
ペッパーツリーの写真は 以上2枚しかないので、あとは ハマの水車の紹介です m(_ _)m
まず、キョウチクトウと水車。
ハマの町は 北のアレッポと 南のダマスカスの間にあり、街の中を、隣国レバノンの高原を北上してきたオロンティス川が 流れています。
オロンテス川はレバノン山脈とアンチレバノン山脈の間にある谷間[2]、ベッカー高原の東側にあるラブウェ (Labweh) の泉に発する。...オロンテス川は北へ、地中海岸と並行して、落差600mの岩の多い渓谷を流れシリアに入る。渓谷を出たところがホムス西郊のダム湖・ホムス湖である。ホムスのダムは現存する世界最古のダムとされ... ホムスから先は、谷間は大きく広がり、ハマー付近の穀倉地帯に入る。
オロンテス川中流の広い谷間はジスル・アル=ハディド (Jisr al-Hadid) の岩山で終わり、川は大きく西へ曲がりながらトルコ領のハタイ県に入り、アンタキヤ付近の平野を流れる。(地図と解説wiki「オロンテス川」より)
オロンティス川沿いには 合わせて 17基の大型水車(ノーリア)があります。
かつては、川床が低く水面も低いオロンティス川から、用水路や農地へ灌漑を行うために 使われていたそうです。
川の流れも比較的急流で、河畔には葦が繁っています。この川を境に、西の地中海側は 山に緑が繁るようになります。
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第8回 マンダリン - ダマスカスAJG ・ シリア
第6回 オリーブ - ダマスカスAJG・シリア
シリアの緑シリーズ、今回は シリア中部の ハマ(Hama) の 水車公園でみた木の話です。
ねむの木のような葉っぱに、赤い実がなっているこの木、ずっと気になっていました。
名前を知りたくなってきました。
でも「この花なあに」掲示板で質問しようにも、この写真一枚しかありません。
それでも、昨夜、とうとう意を決してこの写真だして 質問してみました。
そうしたら、見識の広い方がいらっしゃいました。
> ウルシ科ペッパーツリー
といわれてる木ではないかと。
リンク(ペッパーツリー)も 貼っていただきました。
ペッパーツリーは コショウボク とか ピンクペッパー とも言われ、wiki によると「南北アメリカの乾燥地帯、ペルーのアンデス砂漠地帯が原産である。」とありますから、シリア砂漠に面した ここハマにあっても 不思議ではないような気がします。
質問して回答をいただいたあとで気がついたのですが、この木は ダマスカス郊外でも 何か所かで 目にしていたのです。(↓)
赤いツブツブの実が 眼を惹いたのでしょう、無意識に撮っていたんですね。
ペッパーツリーの写真は 以上2枚しかないので、あとは ハマの水車の紹介です m(_ _)m
まず、キョウチクトウと水車。
ハマの町は 北のアレッポと 南のダマスカスの間にあり、街の中を、隣国レバノンの高原を北上してきたオロンティス川が 流れています。
オロンテス川はレバノン山脈とアンチレバノン山脈の間にある谷間[2]、ベッカー高原の東側にあるラブウェ (Labweh) の泉に発する。...オロンテス川は北へ、地中海岸と並行して、落差600mの岩の多い渓谷を流れシリアに入る。渓谷を出たところがホムス西郊のダム湖・ホムス湖である。ホムスのダムは現存する世界最古のダムとされ... ホムスから先は、谷間は大きく広がり、ハマー付近の穀倉地帯に入る。
オロンテス川中流の広い谷間はジスル・アル=ハディド (Jisr al-Hadid) の岩山で終わり、川は大きく西へ曲がりながらトルコ領のハタイ県に入り、アンタキヤ付近の平野を流れる。(地図と解説wiki「オロンテス川」より)
オロンティス川沿いには 合わせて 17基の大型水車(ノーリア)があります。
かつては、川床が低く水面も低いオロンティス川から、用水路や農地へ灌漑を行うために 使われていたそうです。
川の流れも比較的急流で、河畔には葦が繁っています。この川を境に、西の地中海側は 山に緑が繁るようになります。
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第8回 マンダリン - ダマスカスAJG ・ シリア
第6回 オリーブ - ダマスカスAJG・シリア
初出 2017-09-27 00:08 (2019-09-11 写真を撮影時のものに入れ替えました)
シリアの首都ダマスカスの市街地にある農業保護区、アブー・ジャラッシュ・ガーデン (Abou Jarash Gardens, AJG) 。
広大な農園を象徴するものは やはりなんといっても オリーブの木です。
オリーブは日本の柿 や ゆずの木 みたいに 農家の屋敷のなかにも 植えてあることがあります。
12月。
折しも 一件の農家で ご主人がオリーブの実を竿で 叩き落としている場面に 遭遇しました!
(当地では オリーブや 桑の実を収穫するとき、竹ざおで叩き落とすのが 一般的なのです ^^)
こんなチャンスはめったにありません!
カメラのファインダー越しに はしごの方へ近づいていくと、なにやら ご主人が叫んでいます!
アラビア語なので何と叫んでるのか、解りませんが、
「おーい、だめだよ、落としたオリーブの実を踏んじゃ!」
たぶん ↑のようなことを言ってたのでしょう。
地面を見ると たしかに もうすでに叩き落とした果実をつけた小枝で 地面はおおわれています。
「ソーリー ソーリー ・・・
あの竿で叩き落としているところ 写真撮らせて欲しいんですけど」
( ↑ 身振り手振りで伝えます)
「もうほとんど落としたからそろそろ終わりにしようかと 思ってたんだけど、
そうかヤバニー(日本人)がそう言うなら、もういちどポーズとるからな!
かっこよく取ってくれよ^^」
(何だかそう言ってくれてるような気がしたので、撮りなおした一枚です)
ここのオリーブは かなり古い木が多いです。
オリーブの老木の間を埋めてるのは サラダ菜でしょうか?
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第7回 ペッパーツリー(コショウボク) - ハマ・シリア
第5回 ペルシャグルミ - ダマスカスAJG・シリア
シリアの首都ダマスカスの市街地にある農業保護区、アブー・ジャラッシュ・ガーデン (Abou Jarash Gardens, AJG) 。
広大な農園を象徴するものは やはりなんといっても オリーブの木です。
オリーブは日本の柿 や ゆずの木 みたいに 農家の屋敷のなかにも 植えてあることがあります。
12月。
折しも 一件の農家で ご主人がオリーブの実を竿で 叩き落としている場面に 遭遇しました!
(当地では オリーブや 桑の実を収穫するとき、竹ざおで叩き落とすのが 一般的なのです ^^)
こんなチャンスはめったにありません!
カメラのファインダー越しに はしごの方へ近づいていくと、なにやら ご主人が叫んでいます!
アラビア語なので何と叫んでるのか、解りませんが、
「おーい、だめだよ、落としたオリーブの実を踏んじゃ!」
たぶん ↑のようなことを言ってたのでしょう。
地面を見ると たしかに もうすでに叩き落とした果実をつけた小枝で 地面はおおわれています。
「ソーリー ソーリー ・・・
あの竿で叩き落としているところ 写真撮らせて欲しいんですけど」
( ↑ 身振り手振りで伝えます)
「もうほとんど落としたからそろそろ終わりにしようかと 思ってたんだけど、
そうかヤバニー(日本人)がそう言うなら、もういちどポーズとるからな!
かっこよく取ってくれよ^^」
(何だかそう言ってくれてるような気がしたので、撮りなおした一枚です)
ここのオリーブは かなり古い木が多いです。
オリーブの老木の間を埋めてるのは サラダ菜でしょうか?
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第7回 ペッパーツリー(コショウボク) - ハマ・シリア
第5回 ペルシャグルミ - ダマスカスAJG・シリア
初出 2017-09-24 12:07
2019-09-10 写真を撮影時のサイズに入れ替え
牛がのんびり草を食べています。季節は11月。
写真の上の方、左手から伸びているのが クルミの木です。
種類は 中東で一般的な ペルシャグルミ と見立てました。
というわけで、ここはどこの田園風景でしょう?
ここは シリアの首都ダマスカスの市街地にある農業保護区なのです。
ダマスカスの地図を広げ、ダマスカス市街を十文字に切って その右上の4分の1 区画が、アブー・ジャラッシュ・ガーデン (Abou Jarash Gardens, AJG) と呼ばれる農業保護区なのです。
ダマスカスを訪れる人は数多いても、まず大都市のなかに こんな広い農業保護区が存在することは気づいた人は 数えるほどしかいないとおもいます。
ここが ダマスカスの街の中なんだ!ということを 確認するために
↑ペルシャグルミの木を横に見ながら、今来た道を さらに先へ行ってみましょう。
すこし見通しの良いところへ 出ました。
向こうに、はげ山がみえます。これが有名なカシオン山です。
どう有名かというと、旧約聖書にでてくる カインによる人類最初の殺人が行われた場所として、です。
農耕を営んでいたカインが、弟の遊牧民アベルの供物だけを神ヤハウェが受け取るのを恨んで、殺してしまったという逸話は、遊牧民族の 農耕民族にたいする嫉妬というか、遊牧民と神の特別な契約というか、そういう思想の象徴です。
それだけ 水と緑と定住生活にあこがれていたことの裏返しかもしれません。
シリアはユーフラテス川沿いで少し石油がとれますが、基本的には農業国です。
カシオン山の山麓に びっしり民家がへばりついています。
人口の都市集中で増えた 違法家屋です。
それでも 広大な農業保護区を 宅地化せず 維持する国の 農業に対する強い意志のあらわれが このアブージャラッシュ農園なのです。
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第6回 オリーブ - ダマスカスAJG・シリア
第4回 アレッポ松 - アレッポ・シリア
2019-09-10 写真を撮影時のサイズに入れ替え
牛がのんびり草を食べています。季節は11月。
写真の上の方、左手から伸びているのが クルミの木です。
種類は 中東で一般的な ペルシャグルミ と見立てました。
というわけで、ここはどこの田園風景でしょう?
ここは シリアの首都ダマスカスの市街地にある農業保護区なのです。
ダマスカスの地図を広げ、ダマスカス市街を十文字に切って その右上の4分の1 区画が、アブー・ジャラッシュ・ガーデン (Abou Jarash Gardens, AJG) と呼ばれる農業保護区なのです。
ダマスカスを訪れる人は数多いても、まず大都市のなかに こんな広い農業保護区が存在することは気づいた人は 数えるほどしかいないとおもいます。
ここが ダマスカスの街の中なんだ!ということを 確認するために
↑ペルシャグルミの木を横に見ながら、今来た道を さらに先へ行ってみましょう。
すこし見通しの良いところへ 出ました。
向こうに、はげ山がみえます。これが有名なカシオン山です。
どう有名かというと、旧約聖書にでてくる カインによる人類最初の殺人が行われた場所として、です。
農耕を営んでいたカインが、弟の遊牧民アベルの供物だけを神ヤハウェが受け取るのを恨んで、殺してしまったという逸話は、遊牧民族の 農耕民族にたいする嫉妬というか、遊牧民と神の特別な契約というか、そういう思想の象徴です。
それだけ 水と緑と定住生活にあこがれていたことの裏返しかもしれません。
シリアはユーフラテス川沿いで少し石油がとれますが、基本的には農業国です。
カシオン山の山麓に びっしり民家がへばりついています。
人口の都市集中で増えた 違法家屋です。
それでも 広大な農業保護区を 宅地化せず 維持する国の 農業に対する強い意志のあらわれが このアブージャラッシュ農園なのです。
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第6回 オリーブ - ダマスカスAJG・シリア
第4回 アレッポ松 - アレッポ・シリア
初出 2017-09-21 17:49
2019-09-09 写真を撮影時のものに入れ替え
(以下は 書きかけです。オイオイ)
古い写真を取り出して、シリアの「緑」を紹介するシリーズ、
その第4回目は 内戦前の アレッポ城の松の木 です。
アレッポ城は アレッポ石鹸で有名な シリア北部の古代都市アレッポの中心にある要塞(シタデル)。
最近は この要塞を挟んで、政権軍と反政府軍の戦闘があり、多くの市民が犠牲になり、多くの人が戦火を避け 国内外への難民を強いられています。
最近になってちょっと検索したら、こういう やや葉が 弱(なよ)っとした松は「アレッポ松」とか「アレッポパインツリー」と呼ばれる地中海沿岸では 最も多い松なんですって( wiki )
(上の画像をタテにトリミング)
この写真の当時は イラク戦争で多くの富裕層が シリアに逃げてきていましたが、アレッポもダマスカスも 嵐のまえの静けさ でした。
アレッポ城は もともとあった丘を利用して作られたもので、なんと 紀元前3千年記中頃からすでに古代神殿として 利用されていたということです (wiki)
シリアや 隣国レバノン ではこういう遺跡は 外国の支援のもと どこも修復作業が行われていました。
そういえば、同じシリアのパルミラの遺跡の墓地も 95年 当時の村山首相が資金援助を約束しましたよね。
さきほど アレッポ松の下を歩いていた 二人連れが 出口の方に降りてきました。
私たちも そろそろ ここを出て アレッポ石鹸を 買いに行くとしましょうか(ノンビリ ^^)
おーっと、最後に・・・ この古い写真を紹介する きっかけとなった 写真に登場してもらいましょう。これは センダン の木だと思います。
当時は なんの木か知らず、「面白い実が生ってるな~」 程度でスナップしたと思われます。
このシリーズ やってて いつも思うのですが、あ~~ こんなことになるんだったら、もっとたくさん シリア・レバノンの 緑 の写真撮っておけばよかったな・・・という気持ちで いっぱいです。
先のことは分からないものですね (´v_v`)
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第5回 ペルシャグルミ - ダマスカスAJG・シリア
第3回 ジャスミンの街 - ダマスカス・シリア
2019-09-09 写真を撮影時のものに入れ替え
(以下は 書きかけです。オイオイ)
古い写真を取り出して、シリアの「緑」を紹介するシリーズ、
その第4回目は 内戦前の アレッポ城の松の木 です。
アレッポ城は アレッポ石鹸で有名な シリア北部の古代都市アレッポの中心にある要塞(シタデル)。
最近は この要塞を挟んで、政権軍と反政府軍の戦闘があり、多くの市民が犠牲になり、多くの人が戦火を避け 国内外への難民を強いられています。
最近になってちょっと検索したら、こういう やや葉が 弱(なよ)っとした松は「アレッポ松」とか「アレッポパインツリー」と呼ばれる地中海沿岸では 最も多い松なんですって( wiki )
(上の画像をタテにトリミング)
この写真の当時は イラク戦争で多くの富裕層が シリアに逃げてきていましたが、アレッポもダマスカスも 嵐のまえの静けさ でした。
アレッポ城は もともとあった丘を利用して作られたもので、なんと 紀元前3千年記中頃からすでに古代神殿として 利用されていたということです (wiki)
シリアや 隣国レバノン ではこういう遺跡は 外国の支援のもと どこも修復作業が行われていました。
そういえば、同じシリアのパルミラの遺跡の墓地も 95年 当時の村山首相が資金援助を約束しましたよね。
さきほど アレッポ松の下を歩いていた 二人連れが 出口の方に降りてきました。
私たちも そろそろ ここを出て アレッポ石鹸を 買いに行くとしましょうか(ノンビリ ^^)
おーっと、最後に・・・ この古い写真を紹介する きっかけとなった 写真に登場してもらいましょう。これは センダン の木だと思います。
当時は なんの木か知らず、「面白い実が生ってるな~」 程度でスナップしたと思われます。
このシリーズ やってて いつも思うのですが、あ~~ こんなことになるんだったら、もっとたくさん シリア・レバノンの 緑 の写真撮っておけばよかったな・・・という気持ちで いっぱいです。
先のことは分からないものですね (´v_v`)
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第5回 ペルシャグルミ - ダマスカスAJG・シリア
第3回 ジャスミンの街 - ダマスカス・シリア
初出 2017-09-17 00:31
2019-09-06 写真を大きいサイズに入れ替えました。
これは内戦の始まるずっと前に、シリアの首都 ダマスカス で撮ったジャスミンの写真です。
(上の画像をタテにトリミング)
ダマスカスは「ジャスミンの街」と呼ばれていました。
11月ジャスミンの花が咲くころになると、不思議と街の人びとの表情がゆるやかになります。
女性はもちろん、なかには若きリルケ(?)風の青年がジャスミンの花を顔に近づけ 匂いを嗅ぎながら、じっと物思いにふけったりしていたのです。(^^
そのときの写真は 遠景ばかりなので、そのあと 日本で撮った ジャスミンの Gif 画像を 参考までに付け加えます。
'ホワイト・プリンセス' という種類です。
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第4回 アレッポ松 - アレッポ・シリア
第2回 ウチワサボテン - カクタス・シリア
2019-09-06 写真を大きいサイズに入れ替えました。
これは内戦の始まるずっと前に、シリアの首都 ダマスカス で撮ったジャスミンの写真です。
(上の画像をタテにトリミング)
ダマスカスは「ジャスミンの街」と呼ばれていました。
11月ジャスミンの花が咲くころになると、不思議と街の人びとの表情がゆるやかになります。
女性はもちろん、なかには若きリルケ(?)風の青年がジャスミンの花を顔に近づけ 匂いを嗅ぎながら、じっと物思いにふけったりしていたのです。(^^
そのときの写真は 遠景ばかりなので、そのあと 日本で撮った ジャスミンの Gif 画像を 参考までに付け加えます。
'ホワイト・プリンセス' という種類です。
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第4回 アレッポ松 - アレッポ・シリア
第2回 ウチワサボテン - カクタス・シリア
ブログ開設2周年記念作業 写真を撮影時の大きさに修正
初出 2017-09-12 9:00
うわっ、これなんだ!?
サボテンじゃないか!
今は昔、内戦の始まる前に、シリアで撮った写真、第2弾です^^
(第1弾は ピスタチオ - アレッポ近郊)
上の画像たてにトリミング
ウチワサボテンのウチワの先に たくさん 実がなっています。
当地では この実を食べるのですッッッ \(^o^)/
「おいしいか」って?・・・ぜーんぜーん (キッパリ)
もう種だらけで、果肉がほとんどありません。
ぼくにとってはタネ(の多いこと)が問題なのです。
でもあちらの人にとって、そんなのぜんぜん問題じゃありません。
丸ごと 飲み込んじゃうのですから!
ダマスカスからボスラにむかう 車の中から撮った風景です。あたりは 岩石砂漠 です。
砂漠というと キャラバンが渡っていく砂の砂漠をイメージしますが、砂砂漠は 砂漠の少数派なんです。
大部分は はげ山から崩れ落ちた岩石が ごろごろころがっている 岩石砂漠 なんです ☆☆☆
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第3回 ジャスミンの街 - ダマスカス・シリア
第1回 ピスタチオ - シリア・アレッポ近郊
初出 2017-09-12 9:00
うわっ、これなんだ!?
サボテンじゃないか!
今は昔、内戦の始まる前に、シリアで撮った写真、第2弾です^^
(第1弾は ピスタチオ - アレッポ近郊)
上の画像たてにトリミング
ウチワサボテンのウチワの先に たくさん 実がなっています。
当地では この実を食べるのですッッッ \(^o^)/
「おいしいか」って?・・・ぜーんぜーん (キッパリ)
もう種だらけで、果肉がほとんどありません。
ぼくにとってはタネ(の多いこと)が問題なのです。
でもあちらの人にとって、そんなのぜんぜん問題じゃありません。
丸ごと 飲み込んじゃうのですから!
ダマスカスからボスラにむかう 車の中から撮った風景です。あたりは 岩石砂漠 です。
砂漠というと キャラバンが渡っていく砂の砂漠をイメージしますが、砂砂漠は 砂漠の少数派なんです。
大部分は はげ山から崩れ落ちた岩石が ごろごろころがっている 岩石砂漠 なんです ☆☆☆
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第3回 ジャスミンの街 - ダマスカス・シリア
第1回 ピスタチオ - シリア・アレッポ近郊