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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

セイヨウヒキヨモギ、コンフリー - 帰化植物12

2020-06-16 11:04:29 | みんなの花図鑑
拡大すると 黄色いUFOみたいな花。

ちっちゃな黄色いUFOが鈴生り。
セイヨウヒキヨモギといい、 ハマウツボ科(ゴマノハグサ科から移行)。 聞いたことの無い科ですねぇ (´・ω・)




河川堤防に こんな風に いかにも帰化植物風の群がり方。
セイヨウヒキヨモギは、 ヨーロッパ西部から来た帰化植物。
「この引蓬(ひきよもぎ)の仲間は、西洋引蓬(せいようひきよもぎ)を含め、半寄生植物で、
自分自身で葉緑素を持ち、自ら光合成による養分を作り出す一方、根を他の植物の根に吸着させ、栄養を吸収する、半寄生植物の性質があります。」(Digital_Photo 花遊悠「セイヨウヒキヨモギ」)




「茎の上部の葉腋に長さ2.5cmほどの黄色の唇形の花を1つずつつける。上唇はドーム状で下唇は大きく張り出し3裂する。」(松江の花図鑑「セイヨウヒキヨモギ」)




雄しべは 4本あるそうですが...




この褐色のが 雄しべでしょうか?
花も萼も (そして茎も) 腺毛でおおわれています。 触ると ネバネバします。

以上は ちょっとまえ(5月26日) 矢作川堤防で撮ったセイヨウヒキヨモギでしたが...

セイヨウヒキヨモギを見ると、なぜか コンフリーを思い出します (´∀`)
以下は、 初めてコンフリーに出会ったとき(2016年7月)コンデジで撮った写真です。

コンフリーの和名は 「ヒレハリソウ」。



紫色がかった花も多いようです。




「日本へは明治時代に導入され、家畜の飼料や食用として利用された。昭和40年代に健康食品として一時期大ブームとなり、植えられたものが一部野生化した。日本では、葉を天ぷらなどにして食べることが多かった。また、胃潰瘍や大腸炎などの病気に、コンフリーの錠剤やハーブティーを飲むことがあったが、大量に服用すると肝臓を傷めるという事で現在では行われていない。」(wiki 「ヒレハリソウ」)


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