昨日に続き、愛知県岡崎市にある南公園の梅の花を、きょうは白梅たちです。(撮影:2月16日)
南高
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白梅ですが、萼がとても赤いので花弁もほんのり赤く見えます。
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全国1位の梅の生産地である和歌山県を代表する品種で、高級梅干といえば南高梅と思う人が多いだろう。実の粒が大きいのに種が小さく、皮が薄くて果肉が柔らかいので、梅酒や甘露煮など梅そのものを食べる物に向いている。よく日が当たった部分がほんのりと赤くなるのが特徴。(オリーブオイルをひとまわし編集部「南高梅?白加賀梅?おいしい【梅】の種類と選び方」より)
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白加賀
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「江戸時代から栽培されており、生産量の多い梅だ。全国で作ってはいるが、主な産地は関東地方。南高梅と同様、実の粒は大きく、陽光に当たった面は熟すとともに紅を差してくる。果肉は緻密で肉厚ながら繊維が少ないので、梅干に適している。梅酒にもオススメ。」(同上)
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白加賀梅は淡い緑が鮮やかな色つやで皮は厚めで実が硬いのが特徴。(チョーヤ梅酒)
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白難波
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野梅系、白い八重咲きの中輪
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鶯宿(おうしゅく)
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「鶯(うぐいす)の宿る梅の意で、紀内侍(きのないし)の家にあった梅の名。村上(むらかみ)天皇のとき、清涼殿(せいりょうでん)の前の梅が枯れたため、西京(にしのきょう)のある家から掘り取らせてきたが、木の枝に「勅なればいともかしこし鶯の宿はと問はばいかが答へん」という歌が結び付けてあった。天皇はその家の主が紀貫之(きのつらゆき)の娘、紀内侍であったことを知り、深く感じ心残りなことをしたと思ったという故事による。」(日本大百科全書(ニッポニカ) 「鶯宿梅」より)
「鶯宿梅の梅干しは、柔らかい食感の南高梅に比べしっかりとした食感が特徴。」(鶯宿梅 300g - 徳重紅梅園)
長束(なつか)
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「本種は、江戸期より続く、花梅としてではなく、実梅系統の代表的品種である。現在の梅干しの代表的品種としては南高梅があるが、その南高梅が登場するまでは代表的な実梅として普及し、実梅の代表品種「白加賀」と並んで中部地方を中心に栽培されてきた。梅の分類としては野梅系野梅性として分類される。」(GKZ植物事典「ナツカ(長束)」の解説より)
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「愛知県稲沢市長束町には、豊臣秀吉五大奉行の一人長束正家の屋敷跡がある。この地はかつては梅干し用のウメの生産が盛んだった。この地の名に因んで「長束梅(ナツカウメ)」と呼ばれて来た。現在はその地に長束梅公園がある。ただ本種の場合、果実の表面に黒斑病が出易い難点があり徐々に実梅としての生産は衰退しつつあるという。」((同上 「履歴」より))
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緑萼(りょくがく)
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萼が緑色なので「緑萼」。
最後に、梅園よこの大池のヒドリガモ
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南高
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白梅ですが、萼がとても赤いので花弁もほんのり赤く見えます。
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全国1位の梅の生産地である和歌山県を代表する品種で、高級梅干といえば南高梅と思う人が多いだろう。実の粒が大きいのに種が小さく、皮が薄くて果肉が柔らかいので、梅酒や甘露煮など梅そのものを食べる物に向いている。よく日が当たった部分がほんのりと赤くなるのが特徴。(オリーブオイルをひとまわし編集部「南高梅?白加賀梅?おいしい【梅】の種類と選び方」より)
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白加賀
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「江戸時代から栽培されており、生産量の多い梅だ。全国で作ってはいるが、主な産地は関東地方。南高梅と同様、実の粒は大きく、陽光に当たった面は熟すとともに紅を差してくる。果肉は緻密で肉厚ながら繊維が少ないので、梅干に適している。梅酒にもオススメ。」(同上)
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白加賀梅は淡い緑が鮮やかな色つやで皮は厚めで実が硬いのが特徴。(チョーヤ梅酒)
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白難波
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野梅系、白い八重咲きの中輪
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鶯宿(おうしゅく)
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「鶯(うぐいす)の宿る梅の意で、紀内侍(きのないし)の家にあった梅の名。村上(むらかみ)天皇のとき、清涼殿(せいりょうでん)の前の梅が枯れたため、西京(にしのきょう)のある家から掘り取らせてきたが、木の枝に「勅なればいともかしこし鶯の宿はと問はばいかが答へん」という歌が結び付けてあった。天皇はその家の主が紀貫之(きのつらゆき)の娘、紀内侍であったことを知り、深く感じ心残りなことをしたと思ったという故事による。」(日本大百科全書(ニッポニカ) 「鶯宿梅」より)
「鶯宿梅の梅干しは、柔らかい食感の南高梅に比べしっかりとした食感が特徴。」(鶯宿梅 300g - 徳重紅梅園)
長束(なつか)
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「本種は、江戸期より続く、花梅としてではなく、実梅系統の代表的品種である。現在の梅干しの代表的品種としては南高梅があるが、その南高梅が登場するまでは代表的な実梅として普及し、実梅の代表品種「白加賀」と並んで中部地方を中心に栽培されてきた。梅の分類としては野梅系野梅性として分類される。」(GKZ植物事典「ナツカ(長束)」の解説より)
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「愛知県稲沢市長束町には、豊臣秀吉五大奉行の一人長束正家の屋敷跡がある。この地はかつては梅干し用のウメの生産が盛んだった。この地の名に因んで「長束梅(ナツカウメ)」と呼ばれて来た。現在はその地に長束梅公園がある。ただ本種の場合、果実の表面に黒斑病が出易い難点があり徐々に実梅としての生産は衰退しつつあるという。」((同上 「履歴」より))
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緑萼(りょくがく)
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萼が緑色なので「緑萼」。
最後に、梅園よこの大池のヒドリガモ
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今年は梅見に行けなさそうなので、じっくり拝見したいと思います。
居酒屋で白加賀という梅酒を見つけると飲んでいます。
自宅では自家製のを飲んでいます。梅酒を造った後の残りのウメがまた美味しいです。
恐らく白加賀だと思います。
いえいえ、記事のつまみ食いをしただけですので…(´∀`)
白梅と言ってる梅のほとんどがもともと果実採取用ということを確認できました。
以前、shuさんが提起された「雌しべの無い花」問題も未解決のままです(´v_v`)
いまは「ツバキはなぜ冬に咲くのか?」問題に取り組んでいます(^^♪