シナノキ属のボダイジュです。 かつては シナノキ科シナノキ属でしたが、今は アオイ科シナノキ属に分類されています。
しかし アオイ科というと、大きくて派手なシベの花のイメージですが、シナノキ属の花はそんなイメージとは程遠いので、あえて「シナノキ属」のほうを強調するため属名を表示しました。
何はともあれ、つぼみのときのボダイジュの花から紹介していきましょう。
場所は 行福寺(豊田市)です。
ボダイジュの花はそもそも蕾が球形で、 花後に出来る果実そっくりです。 そして花は 苞葉とよばれるヘラ型の葉の中央から花柄を伸ばしてその先につきます。 こういう花の付き方は シナノキによく似ています。
蕾の中から一つだけ 開花しました。
そしてここからは、別の場所の ボダイジュです。上の行福寺のボダイジュを撮影した日、ここも行ってみたのですが 同じように蕾の状態だったので、 それからわずか2日後、こんなに一斉に咲くなんて、もうびっくりです。
苞葉の中央近くから集散花序を下垂し、花を3~12(20)個つける。 (三河の植物観察「ボダイジュ」)
雄しべ5個、仮雄しべ5個 (同上)
長い雄しべが突き出しています。
小花については こういう記述もあります。
「花は平開せず、萼片5個、花弁5個、雌しべ1、雄しべ多数。」(植物写真館「ボダイジュ」)
なお、いつも話題にすることですが、 日本の寺院によく植えられている菩提樹は、釈迦がその木の下で悟りを開いたとされる「菩提樹」とは全然別の木です。 「ゴータマ・ブッダの菩提樹」のほうは クワ科イチジク属の木で、 花もイチジク(無花果)の花そっくりです。ゴータマ・ブッダの菩提樹は寒さに弱いので、その代わりとして 中国から葉が似た木として 日本で「菩提樹」と呼んでいるシナノキ属のこの木が持ち込まれました。 「ゴータマ・ブッダの菩提樹」(クワ科イチジク属)は 日本では インドボダイジュ と呼ばれることになりました。
私はエーヤワディー川(旧称イラワジ川)の河畔で ゴータマ・ブッダの菩提樹をみたことがありますが、雰囲気が全然違います。 葉の先っぽが長く突き出しているのが特徴で、その時も 葉を一枚もらって日本へ持ち帰り仏壇に飾っておきました (^_-)-☆
しかし アオイ科というと、大きくて派手なシベの花のイメージですが、シナノキ属の花はそんなイメージとは程遠いので、あえて「シナノキ属」のほうを強調するため属名を表示しました。
何はともあれ、つぼみのときのボダイジュの花から紹介していきましょう。
場所は 行福寺(豊田市)です。
ボダイジュの花はそもそも蕾が球形で、 花後に出来る果実そっくりです。 そして花は 苞葉とよばれるヘラ型の葉の中央から花柄を伸ばしてその先につきます。 こういう花の付き方は シナノキによく似ています。
蕾の中から一つだけ 開花しました。
そしてここからは、別の場所の ボダイジュです。上の行福寺のボダイジュを撮影した日、ここも行ってみたのですが 同じように蕾の状態だったので、 それからわずか2日後、こんなに一斉に咲くなんて、もうびっくりです。
苞葉の中央近くから集散花序を下垂し、花を3~12(20)個つける。 (三河の植物観察「ボダイジュ」)
雄しべ5個、仮雄しべ5個 (同上)
長い雄しべが突き出しています。
小花については こういう記述もあります。
「花は平開せず、萼片5個、花弁5個、雌しべ1、雄しべ多数。」(植物写真館「ボダイジュ」)
なお、いつも話題にすることですが、 日本の寺院によく植えられている菩提樹は、釈迦がその木の下で悟りを開いたとされる「菩提樹」とは全然別の木です。 「ゴータマ・ブッダの菩提樹」のほうは クワ科イチジク属の木で、 花もイチジク(無花果)の花そっくりです。ゴータマ・ブッダの菩提樹は寒さに弱いので、その代わりとして 中国から葉が似た木として 日本で「菩提樹」と呼んでいるシナノキ属のこの木が持ち込まれました。 「ゴータマ・ブッダの菩提樹」(クワ科イチジク属)は 日本では インドボダイジュ と呼ばれることになりました。
私はエーヤワディー川(旧称イラワジ川)の河畔で ゴータマ・ブッダの菩提樹をみたことがありますが、雰囲気が全然違います。 葉の先っぽが長く突き出しているのが特徴で、その時も 葉を一枚もらって日本へ持ち帰り仏壇に飾っておきました (^_-)-☆
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