アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

これなんでしょう? - リンゴ属

2024-01-25 15:00:00 | みんなの花図鑑
ちょっと前、車で買い物の帰りに道路わきに 赤い実がなっている木があって「今頃 何だろ?」と気になったので、別の日散歩がてら行って見て来ました。


上の画像をGoogle Lensで検索しますと 「ウィンターベリー」を第1候補に挙げてきます。
そのほかではサンシュユやモチノキを挙げてきますが、全然違うと思います(Google Lensは大きさが分からないので仕方ないです)。




上の画像をGoogle Lensで検索しますと「イヌリンゴ」を第1候補に挙げてきます。
次が「リンゴ」、3番目が「ヒメリンゴ」です。
「イヌリンゴ」というのは知らなかったのですが、ヒメリンゴの別名らしいですね?
私もそのあたりだと思います。





上の画像をGoogle Lensで検索しますと「ズミ(酸実)・コナシ(小梨)」のブログ記事への参照を第1候補に挙げてきます。あとでこの木の葉を見せますが、そこに写っている葉とこの木の葉がかなりよく似た感じです。
そのほかでは「クラブアップル」の名も候補に挙げてきますが、やはり葉の感じがちがいます。(クラブアップルはほとんどヒメリンゴのようですね)





下に落ちていた果実です。
最終的によく分からないので、このきなんのき掲示板にお伺いをしてみることにしました。
「果実先端に萼片は残っており、果実の先は凹んでいるかどうか判明しないけど、感じは凹んでいないようにもみえます。ヒメリンゴかミカイドウを候補に。」
という回答がありました。



ヒメリンゴやミカイドウは「果実先端に萼片は残っている」のだそうです。
ただし、ミカイドウの実はやや扁平なので、2つのどちらかといえば、ヒメリンゴだと思います。



逆光で見にくいですが、こういう葉が付いています。
先ほど葉のギザギザが 私はまだ見たことない「ズミ」に似ているのではと思ったので、「ズミの可能性は?」と追加でお伺いしてみたのですが、
「分裂葉は見当たらないようなのと。短枝に葉は束生していないようなので、おっしゃるズミは外したのですが・・。」
とのことでした。




幹の様子です。

(「詳しい方の回答があると思います。もう少しお待ちください。」とのことなので、まだ解決していませんが、とりあえずここまでの経過をアップしておきますね)

〔追記〕
その後、他の常連回答者の方から回答をいただきました。
リンゴ属は間違いないところですが、果実の形と葉の幅が広い形が栽培リンゴの影響があるように思います。
ヒメリンゴ(イヌリンゴ)ならもっと果実が球形でがく片の突出が目立ちます。
ズミは果実がもっと小さくがく片はこの季節には残っていないのが普通ですし、短枝の葉の形も楕円形でこのように幅広くありませんし長枝には三裂葉がみられることが多いです。

単独で植栽されているのなら、花観賞用のクラブアップルの一品種である可能性が高いように思います。」

言われてみればその通りなので、「花観賞用のクラブアップルの一品種」で(私自身は)納得しました (^^♪







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