アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

セイバンモロコシ - 矢作川(岡崎市)

2019-11-03 18:06:45 | みんなの花図鑑

河川敷のイネ科、3つめは セイバンモロコシ。





地中海原産で、戦後日本に侵入した帰化植物です。





穂を拡大すると、まだ 雄しべと雌しべがついていました。





ブラシみたいなのが 雌しべです。この図ではちょっと分かりにくいですが、オートバイの二連マフラーみたいなのが おしべ(の葯)です。おしべの葯は 非常に細い糸にぶら下がっていて、ちょっとの風が吹いても 揺れ、葯の端っこの穴から花粉をまき散らすようになっています。





小穂の先から 針のような芒(のぎ)が伸びています。ススキの芒は真ん中で直角に曲がっていましたが、セイバンモロコシの芒は イネのようにまっすぐです。




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