河川敷のイネ科、3つめは セイバンモロコシ。
地中海原産で、戦後日本に侵入した帰化植物です。
穂を拡大すると、まだ 雄しべと雌しべがついていました。
ブラシみたいなのが 雌しべです。この図ではちょっと分かりにくいですが、オートバイの二連マフラーみたいなのが おしべ(の葯)です。おしべの葯は 非常に細い糸にぶら下がっていて、ちょっとの風が吹いても 揺れ、葯の端っこの穴から花粉をまき散らすようになっています。
小穂の先から 針のような芒(のぎ)が伸びています。ススキの芒は真ん中で直角に曲がっていましたが、セイバンモロコシの芒は イネのようにまっすぐです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます