アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

イヌビワ(ヒメイチジク)‐ 西浦海岸にて

2020-08-09 18:24:48 | みんなの花図鑑

西浦海岸の遊歩道を歩いていて 一番びっくりしたのは、 イヌビワの木がたくさんあったことでした。
ところで、 イヌビワの名前は 誰がつけたのか知らないですけれど、 クワ科イチジク属の木に ビワというのは不適当なので、このブログでは 別名の「ヒメイチジク」を用いることにします。




写真は、西浦海岸の橋田鼻遊歩道ですが、この陸地側が林になっていて、その一番手前に ヒメイチジクの木が多いのです。
「日本(本州関西以西、四国、九州、沖縄)の海岸や沿海の山地に自生する。」
とありますから、 私のほうが 知らなかっただけのようです。(私自身は 内陸の岡崎平野でしかみてませんので)




ヒメイチジクは 名前のとおり、イチジク(無花果) の小型版です。





イチジクやヒメイチジクの実は、 正しくは、花嚢または果嚢と言われます。 実のように見えますが、中に花を入れた袋のようになっていて、この袋の中で イチジクや ヒメイチジクの花は、人知れず咲き、人知れず受粉し、人知れず果実を作っています。




中には、 こんなに赤くなったのも。 ヒメイチジクの実は小さいですが食べれます。
ところで、ヒメイチジクの実は おいしいのでしょうか?
私は おいしいと思ったことはありませんが、 いくつかのblog では 甘くておいしいとされてる記事も見ました・・・




もう一つびっくりしたこと。
中には、 (画像では分かりませんが) 本物のイチジクに近い大きさのヒメイチジクもありました。 (^^♪


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