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岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

メリケンムグラ - バージニアから

2021-09-19 08:12:43 | みんなの花図鑑

松江の花図鑑によりますと メリケンムグラは「北アメリカ原産。1969年に岡山県で見いだされ、現在では東海・近畿以西に分布し、やや湿った場所に生じ、ときに水田畦畔にも発生する。」とあります。




実は学名からも アメリカのどこかが分かります。
学名は Diodia virginiana
種小名の virginiana が合衆国バージニア州を表しているのです。

バージニア州(英: Commonwealth of Virginia)は、アメリカ合衆国東部、大西洋岸の南部に位置する州(コモンウェルス)である。(wiki 「バージニア州」)




「バージニア州の1月の平均最高気温は-3 ℃、7月の平均最高気温は 30 ℃ 」(同上)だそうで、ここ豊田市の気候とよく似ています (^_-)-☆
「豊田市では、夏は短く、暑く、蒸し暑く、ほぼ曇り、冬は非常に寒く、風が強く、ほぼ晴れ、年間を通じて湿度が高くです。 1 年を通して、気温は 1°Cから 32°Cに変化します」(Weather Spark 「豊田市 における年間の気候および平均気象」)




湿ったところが好きな植物とありますが、この画像のメリケンムグラは 豊田安城自転車道の法面で、泥をかぶるほどの湿地ではありません。




属名の Diodia は オオフタバムグラのことで、こちらはどちらかというと乾燥した土地が好きなようです。

オオフタバムグラ




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