アブリル - どこにでもあり、どこにもない

岡崎平野を中心とする 植物 と カメラの対話

ユリノキ - 安城デンパーク

2019-01-29 21:36:01 | みんなの花図鑑

大温室で撮った花は まだあるのですが、名前を確認中ですので、もうしばらくお待ちください。
きょうは 大温室で暖まった後、少し屋外を歩いて 撮った樹木などのほうを 投稿します。
まずは ユリノキの果実。




ずいぶん近づいて 撮影していますが、実は、これは 枝に留まっているものでなく、下に落ちていた ユリノキの果実です。



中心に軸があり、内側から 一枚一枚と 翼果が剥がれていくようです。




なので、一番下の、一番下側の翼果が 最後まで残っています。




夏に咲く花は 葉の中に隠れてあまりよく見えないです。
葉も高いところにあるのですが、葉形が左右対称で着物のハンテン(半纏)に似ていることから、 ハンテンボクとも呼ばれます。



ベトナムツバキ - 安城デンパーク

2019-01-28 15:50:14 | みんなの花図鑑

デンパークコレクション、冬季編、第4回は 現地で ハイドゥン と呼ばれる ベトナムツバキ です。




ベトナムツバキ(ハイドゥン)(Comellio amplexicaulis) は、ベトナム原産のツバキ科の熱帯低木です。
蝋細工のような桃色の美しい花や蕾が特徴です。



ベトナムでは テト(旧正月)を祝う花として知られています。
和名は海棠椿(カイドウツバキ)といい、ベトナム語では ハイドゥン(Hi Duong)と呼ばれています。




写真は「ベトナム椿 ハイドゥン キング」です。
ベトナム北部原産のツバキ、ハイドゥンの選抜種。
花色は明るい朱赤色。
花弁が厚く、緑が白みがかって、ロウ細工のような重量感がある。
ハイドゥンより優美な花、整った樹形、樹脈はくっきりした葉が美しいとされる。
ベトナムのグェン王朝の王家の庭を代表する花として、長くその庭園で大切に育てられてきた。(デンパークの説明 2015 より抜粋)




ドンベヤ 'セミノール' - 安城デンパーク

2019-01-28 15:24:53 | みんなの花図鑑

ドンベヤ(ときに ドンベア) とは アフリカ、マダガスカルに200種類以上が分布する常緑性の低木です。(ヤサシイエンゲイ「ドンベヤ」)




ドンベヤ 'セミノール' は ドンベヤ・ブルゲシアエ(Dombeya burgessiae、アオギリ科)をもとに作出された交配種で・・・



明るくきれいなピンク色の花がブーケのような半球状にかたまって、上向きに咲くのが特徴です。




原産地では庭園樹として利用されることも多いそうです。葉の形は桐の葉に似ており、比較的大きいです。(ヤサシイエンゲイ)




名前はフランスの植物学者ドンベイ(Dombey)にちなみます。(ヤサシイエンゲイ)



ゴヨウアサガオ - 安城デンパーク

2019-01-28 15:07:24 | みんなの花図鑑

デンパークコレクション、冬季編、2つ目は ゴヨウアサガオ(五葉朝顔)。




例によって解説板の記事より:
ゴヨウアサガオ(Ipomea horsfalliae) は 西インド諸島原産、ヒルガオ科の熱帯つる植物です。




葉が手のひらのように五裂することから「五葉朝顔」といわれますが、
濃桃色の鮮やかな花が何輪もまとまって咲くことから、ホザキアサガオ(穂咲き朝顔)とも呼ばれます。




開花時期: 12月下旬~1月
とありますが、10時ごろの撮影なのに 開花してないですねぇ~(◞‸◟)



カナリナ・カナリエンシス - 安城デンパーク

2019-01-28 08:05:09 | みんなの花図鑑

今日は デンパークコレクションの紹介です。
最初は カナリナ・カナリエンシス。



以下、解説版の記載より引用:
カナリナ・カナリエンシス(Canarina canariensis)はカナリー諸島原産、キキョウ科のつる植物です。




英名では 「カナリーベルフラワー」と呼ばれ、ホタルブクロのような釣鐘状になるオレンジ色の花が特徴です。




自生地では常緑ですが、日本では真夏に水やりを中断して休眠させて夏越しさせます。




リーガスベゴニア - 安城デンパーク

2019-01-27 16:53:49 | みんなの花図鑑

銘板には「リーガスベゴニア ’コスモノア’ 」とあったので、そのままタイトルしました。



NHKみんなの趣味の園芸「エラチオール・ベゴニアとは」には こうあります:
「リーガース・ベゴニア」という名前も耳にしますが、これはドイツの育種家オットー・リーガー氏のつくり出した品種グループが最初に普及したため、そう呼ばれた経緯があります。しかし、現在ではそれ以外の品種もたくさんあるので、総じてエラチオール・ベゴニアと呼んだほうがよいでしょう。




ベゴニア「栽培種は園芸的に,木立性ベゴニア,根茎性ベゴニア,球根性ベゴニアの3つに大別されるほか,主要な交雑種として四季咲ベゴニア,球根ベゴニア,エラチオール・ベゴニア,冬咲ベゴニア(クリスマス・ベゴニアとも),観葉性のレックス・ベゴニアなどがある。」(百科事典マイペディア)




リーガースベゴニアのつぼみは ほんのり赤くて可愛い。




花を咲かすのが難しいという。

リーガースベゴニアは、ベゴニアソコトラナと球根ベゴニアの交配によってつくられた品種です。
ベゴニアソコトラナは南米の熱帯高地原産の「長日植物」で、球根ベゴニアはアラビア半島原産の短日植物。
そのため、その両方の性質を受け継いだリーガースベゴニアは、生育期に短日処理を施す(段ボールなどで覆って日照時間を短くする)ことで花をつけやすくなります。(Plantia[リーガースベゴニアの花を綺麗に咲かせるコツは?])



ブルーデイジー - 安城デンパーク

2019-01-27 13:23:15 | みんなの花図鑑

秋の野菊(シオン属?)みたいな雰囲気の ブルーデイジー。



キク科。中央の黄色い部分が 筒状花。ブルーの部分が 舌状花。



学名 : Felicia amelloides
Felicia は「felix(恵まれている)」が語源。
では amelloides のほうは?

amelloides はamella またはamellus に似ているという意味で、多分、キク科のAmellus 属の植物に花か葉が似ているという意味です。日本にはないキク科の植物ですので、実際のAmellusを知らなければ「なるほど」とは納得できないかもしれません。(植物Q&A「学名の意味を知りたい」

フリージア - 安城デンパーク

2019-01-27 11:08:46 | みんなの花図鑑

風を避けて 大温室(フローラルプレイス)に入ると、おなじみの花が迎えてくれます。




こういう形をした植物で、紫の花のを以前、見たことがあり、調べてみて フリージア という名前を想い出しました。

フリージア‘マーキュラス’



フリージアはアヤメ科フリージア属。




原産地は南アフリカの喜望峰近辺で、世界でアフリカ大陸のみにしか存在しない小さな種ということだ。




学名:Freesia refracta
俳句の季語は 「春」。本来は 春の終わりに咲く花。




パンジー - 安城デンパーク

2019-01-26 16:30:19 | みんなの花図鑑

久しぶりに デンパークへ行ってきました。
9:30開園なのですが、改札口に居並んだひとは 私を含めて 年間パスポートもった お年寄りの男性ばかり。



開園と同時に、皆さん思い思いのポイントへ。
私はと言えば、病み上がりなので、のんびりと 寄せ植えのビオラでも。
目の位置に鉢があるので、屈まなくていいから楽ちん。




でも今日は朝から 風が強く 体が冷えてくるので、このあとすぐ、大温室のほうに駆け込みます。




ビオラとパンジーの区別がよく分からないんです。
タイトルは「パンジー」ですが、パンジーと書いてあったわけじゃないんです。




園芸用スミレが パンジー で、それの小さめのが ビオラ というくらいの判断基準で。

英名 Pansy
学名 Viola × wittrockiana

セイヨウニンジンボク - 西尾市憩の農園

2019-01-25 11:08:45 | みんなの花図鑑

去年6月に撮った 未投稿の画像より、シソ科(旧クマツヅラ科)ハマゴウ属 の セイヨウニンジンボク。
これはその つぼみ。




葉っぱがチョウセンニンジン(朝鮮人参・ウコギ科)に似ている中国原産のものをニンジンボク。
これは、地中海原産のセイヨウニンジンボク です。




↓こんなふうに ラベンダーに似た花が咲けば、すぐ分かるのですが。

セイヨウニンジンボク - 安城デンパーク

セイヨウニンジンボク - デンパーク



花が咲いていないと、分からない。

果実の 西洋ニンジンボク