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ダイナミック、全身揺らし念仏 東本願寺で「坂東曲」

2018年11月28日 | 京都の寺社

体を揺らし声を張り上げて、和讃を読み念仏を唱える僧侶たち
(28日午前10時40分、京都市下京区・東本願寺)



京都市下京区の東本願寺(真宗大谷派本山)で営まれている報恩講は28日、最終日を迎えた。僧侶が全身を揺らしながら念仏を唱える「坂東曲(ばんどうぶし)」があり、多くの参拝者がダイナミックな動きに見入った。

 坂東曲は宗祖親鸞が東日本に向かう際、船上で荒波に揺られながらも念仏した様子を伝えるとされるが、詳しい発祥は分からない。関東の僧侶たちが始めたとされ、現在では親鸞命日の同日のみに行われている。

 午前10時半すぎ、親鸞像が安置されている御影(ごえい)堂外陣前方で、僧侶約60人が親鸞の書いた七五調の和讃(わさん)を読み上げ念仏を唱えた。山吹色や緑色の衣を着た僧侶たちは体を前後左右に揺らしながら和讃の一節を読み、独特の節回しで「南無阿弥陀仏」と唱和した。

 御影堂には約5500人の参拝者が集まった。堂内に入りきれない人もおり、障子が取り払われた広縁には僧侶の動きを一目見ようと二重三重の人垣ができた。

【2018年11月28日 京都新聞】

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正月の縁起物「大福梅」の包装 京都市北野天満宮

2018年11月28日 | 京都の寺社



京都市の北野天満宮で、境内で収穫した梅の実で作る正月の縁起物「大福梅(おおふくうめ)」を和紙で包む作業が始まりました。

梅の名所として知られる京都市上京区の北野天満宮の境内には、およそ1500本の梅の木が植えられ、「大福梅」は、実を塩漬けにしたあと天日干しにして作られます。

元旦にさ湯やお茶に入れて飲むと、1年を健康に過ごせるとされる正月の縁起物で、27日から境内の一角で梅の実を包む作業が始まりました。

みこの女性たちは6粒の実が入った袋に、しめ縄や鏡餅などにも使われる縁起物の裏白の葉を添えて一つ一つ和紙で丁寧に包んでいました。
作業にあたった女性は「丁寧に心をこめて包んでいます。大福梅を服していただいて1年間健康に過ごしていただきたいです」と話していました。

大福梅はおよそ3万袋が用意され、来月13日から1袋700円で参拝者に配られるということです。

NHK

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