うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

%~%ってなんだ

2010年08月03日 | 忘れかけていたこと
[スタート]→[ファイル名を指定して実行]の[名前]欄には、前に開いたことのあるファイル名が残っている。
そのなかに、よくわからない文字がある。

%userprofile%\Local Settings\Application Data\・・・

% が二つあって、その間にフォルダーの名前でない文字が挟まっているのが何だかわからない。
こういうことを自分で書き込むはずがない。

こんなとき「教えてgoo」はありがたい。
これ何ですか?と質問を出しておくと、はい待ってましたとばかりに、どなかかが教えてくださる。

回答から、%userprofile% は、「userprofile」という名前であらかじめ設定された「環境変数」であることがわかった。
ここには、「変数値」と呼ぶ文字列が登録されていて、パスの指定などの際に %userprofile% と書き込めば、変数値の文字列が書き込まれたのと同じような働きをするらしい。

だいたいの意味はわかったが、さてここに出てきた環境変数「userprofile」の中身はどうなっているのか。
それを知るには何か方法があるはず。
まず、このパス・ファイル指定で実際に何が出てくるか実験で確かめる方法でやってみる。
現れたウインドウの最上段のバーには次の文字が現れた。

C:\Documents and Settings\Administrator\Local Settings\Application Data\Microsoft\Media Player

[ファイル名を指定して実行]の[名前]欄の文字列と比べてみる。
               ↓
%userprofile%\Local Settings\Application Data\・・・

環境変数「userprofile」の値は「C:\Documents and Settings\Administrator」だった。
この環境変数では、スペースも入れると39文字の長い名前を11文字に置き換えられるようにしてある。

こういうのを自分で設定して使うことはまずないし、サンクトペテルブルグの略称がピーテルであると知っても、どうということはないのと同じなのだが、めんどうくさい Windows の仕組みに、わずかでも親しみができたような気がしないでもない。