うっかりユーザのパソコン奮闘記

パソコンを使っていて感じたあんなこと、こんなこと、気ままに書いていきます。

メッセージルール

2010年08月30日 | 忘れかけていたこと
Outlook Express で設定できるメールルールには、条件が12項、アクションが12項ある。
最大22文字の短文で表された項目だから、ことばの意味を取り違えずに読み取らないと、設定したつもりの条件もアクションも、お隣ルールになっているのに気付かないことになる。

まず Outlook Express の[ツール]→[メッセージルール]→[メール]→[新規作成]で、設定できる条件の第1項「送信者にユーザーが含まれている場合」を探ってみよう。

わずか17文字の中に、理解しなければならない単語が3個ある。
送信者、ユーザー、含まれている、これである。
こんなの読めばそのとおりですぐわかるじゃん、という人は超優秀脳か普遍性適応脳のどちらかだ。
ことばの意味は、あるときには鈍いあたまでしつこく考えていると、理解が突然やってくることもある。

Outlook Express のヘルプには「送信者」という定義はない。
定義のないことばの意味は、それがどういうところにどう使われているかから推測するしかない。
[ヘルプ]→[目次とキーワード]で、[キーワード]に「送信者」と書き込むと、枠の中に送信者に関係のある項目が5行現れる。
その中の、1文字下げて書かれた項目をサブエントリと呼んでいるが、サブエントリのある項目は[表示]ボタンを押しても受け付けられない。
いきなり課長さんをつかまえて何か聞いても、担当者を探して聞いてくれと言われるのと同じ。
こちらが何を聞きたいのか相手は知らないのだから一つひとつ尋ね回るしかない。
端から順にいってみるかと、「アドレス帳への追加」を選んで[表示]ボタンを押す。
おや、また窓が出てきた。[該当するトピック]となっている。
課長さんの下にいたのは係長さんで、担当者ではなかったのだ。
こういうのをヒエラルキーというのか。DOS 時代のディレクトリーという言葉を思い出す。

上にある「Outlook Express からアドレス帳に連絡先を追加する」を選んで[表示]ボタンを押す。

「Outlook Express からアドレス帳に連絡先を追加するには
受信した電子メール メッセージの送信者の名前と電子メール アドレスは、Outlook Express からアドレス帳に追加できます。」

やっと説明文が出てきた。
「送信者の名前と電子メール アドレスは・・・」と書いてあるから、送信者は「名前」と「電子メールアドレス」のどちらかで見分けるようになっているらしい。
ルール設定条件の「送信者にユーザーが含まれている場合」をどっちで判別するのか、さあわからない。
急ぐこともない、もう少し考えてみよう。