Excel で作表するとき、いちばん左側のA列と上の何行かを必ずあける人がいる。
なぜかとたずねてみると、そういう習慣だとおっしゃる。
合理性を積み重ねて作りあげた Excel の使い方なのだから、習慣の陰には何か合理性があるのではないかと思っていたら、こういうことなのだと教えていただいた。
A列を空けるのは、表の左端のタテ罫線を画面ではっきり見られるからで、上の空行には、表題以外に書きたいことが出てくるからということだった。
なるほど、だがしかし、表の左端の外枠線が途切れずに引かれているかどうかは、印刷プレヴューで見るか、あるいは[セル書式]の[罫線]で確かめることもできる。
それに、表というものは、ビシッと四角に囲わなければならないというものでもない。
上の表題にもう一行欲しければ、あとで追加もできる。
だとすると、空列空行を入れる習慣には、合理性というよりも画面上の美的感覚が先に働いているのではないか。たずねてみると、片隅に詰め込む感じが嫌という人もいる。
空行の習慣には、もともと Excel の既定値になっている行の高さをだいじにしようという気持ちが潜在感覚としてあるのかもしれない。
もとは外来の Excel だが、空白の美をだいじにしてきた和のこころが、その用法にこういう習慣を作ったのだろうか。
欧米人はこの空列空行を作るのだろうか。
習慣というより、これはいわゆる一つの流儀なのだと思う。
流儀に優劣判定をするものではなかったのだ。
なぜかとたずねてみると、そういう習慣だとおっしゃる。
合理性を積み重ねて作りあげた Excel の使い方なのだから、習慣の陰には何か合理性があるのではないかと思っていたら、こういうことなのだと教えていただいた。
A列を空けるのは、表の左端のタテ罫線を画面ではっきり見られるからで、上の空行には、表題以外に書きたいことが出てくるからということだった。
なるほど、だがしかし、表の左端の外枠線が途切れずに引かれているかどうかは、印刷プレヴューで見るか、あるいは[セル書式]の[罫線]で確かめることもできる。
それに、表というものは、ビシッと四角に囲わなければならないというものでもない。
上の表題にもう一行欲しければ、あとで追加もできる。
だとすると、空列空行を入れる習慣には、合理性というよりも画面上の美的感覚が先に働いているのではないか。たずねてみると、片隅に詰め込む感じが嫌という人もいる。
空行の習慣には、もともと Excel の既定値になっている行の高さをだいじにしようという気持ちが潜在感覚としてあるのかもしれない。
もとは外来の Excel だが、空白の美をだいじにしてきた和のこころが、その用法にこういう習慣を作ったのだろうか。
欧米人はこの空列空行を作るのだろうか。
習慣というより、これはいわゆる一つの流儀なのだと思う。
流儀に優劣判定をするものではなかったのだ。