Google の「もっと見る」→「さらにもっと」の2番めのメニューは「ウェブ検索」だが、これははじめのページに逆戻りで、双六の落とし穴にはまったような具合になる。
次の「特殊検索」、普通では考えられないような、よほど特殊な範疇のメニューが用意されているのかと、多少のわくわく感を持ってクリックする。
ところが、現れるのは日常生活に便利だろうという検索項目のいろいろである。
「検索をさらに便利に使うコツ」という見出しのとおりなのだ。
よく見れば、アイコンの脇に「様々な検索機能の紹介」と書いてあった。
これは、初心者にウェブ検索の要領を教えるにはよくできたページで、インターネットという名に釣られて目的はないのがだが方法だけ知りたいという人に出会ったときには、定石入門書のように役立てることができる。
ただ「面白いからやって見なさい」だけでは、初心者はその先何をしてよいかわからないのだから。
Google が利用者を固定させていくわけは、こういうホスト感覚にあるのかもしれない。