外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

若大将トラックス

2011-07-30 23:29:29 | 映画、テレビ、漫画
今朝、豪雨の音で目覚めました。

昨夜の時点では、東伏見に行こうか、あるいは神宮球場で早実と日大三高の試合を観に行こうか等々、考えていました。

しかし、ザーザーと響き渡る雨の音を聞き、これはダメだと休日出勤に切り替え、午前8時過ぎから8時間ばかり仕事に専念。

仕事は確かにはかどりましたが、結局、高校野球も、東伏見の紅白戦も、見損ねてしまいました。

早実、あと一歩でしたね。
(><)

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仕事を終え、源兵衛で一杯やってから帰宅。
特にやることもないので、DVDで「若大将トラックス」を見ながら飲み直しました。


このDVDは、加山雄三さん主演映画である若大将シリーズの中から、加山さんが歌うシーンだけをピックアップしたものです。
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初期の作品では、歌われる曲が歌謡曲そのものというか、ナイトクラブで歌われるような曲を挿入歌としてあてがわれています。
映画の中で歌う加山さんも、心なしか義務感で歌っているような表情。

しかし、「ハワイの若大将」あたりから、加山さん自身の作曲によるアメリカン・ポップス調の作品が挿入歌に使われるように。
すると、がぜん加山さんの持つ洗練されたポップス感覚が前面に出て、歌う姿が若々しくダイナミックになりました。
そして、ベンチャーズが起爆剤となった当時のエレキギター・ブームも相まって、一気に若大将サウンドが一世を風靡することになりました。

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例えば、シリーズ第5作である「海の若大将」で歌われた「ブーメラン・ベイビー」。
これは加山さんの作詞・作曲による英語の歌。
これは、正真正銘のポップスで、映画が公開された1965年当時、時代の最先端をゆくサウンドでした。
「ブーメラン・ベイビー」携帯用
「ブーメラン・ベイビー」パソコン用

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かたや、若大将シリーズの映画の主題歌は、広瀬健次郎さんの作品が多く使われました。

しかし私が一番好きな主題歌は「日本一の若大将」
1963年に公開されたシリーズ第三作です。

慶応ボーイの加山さんが歌うのですが、作詞:青島幸男、作曲:中村八大という早稲田出身者による主題歌です。
良い意味で昭和30年代という時代を感じさせる、ノリの良いサウンドです。
「日本一の若大将」携帯用
「日本一の若大将」パソコン用

なお、「日本一の若大将」は、マラソン走者として加山さんが走るシーンを神宮絵画館前や明治通りなどでロケしています。
東京五輪の前年である、昭和38年当時の神宮界隈の風景を見ることができる点でも、個人的にはとても興味深い映画です。

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さて、明日も東伏見では午前中に紅白戦が予定されているのですが、果たして天気はどうなりますか…
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