外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

好敵手_明治大学

2011-07-23 18:59:38 | 大学ラグビー
オフ会のオリジナル・メンバー、私が敬愛するmytochigiotokoさん、dawase86さんのお二人が、ご自身のブログで、期せずして明治大学を話題にしていらっしゃいました。

日本の大学スポーツは、明治大学の存在抜きには何も語ることができません。

各競技種目における明治の優れたチーム力はもちろんなのですが、神宮・秩父宮・国立競技場を埋め尽くす学生応援団の姿こそが、大学スポーツの一つの理想形を示してくれていると、いつも私は思います。
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大学ごとに長年培われてきたチームカラーが基本にあります。
しかし、主将以下の主力選手が毎年入れ替わる学生スポーツですから、学年ごとの個性があるのも、ファンにとって大きな魅力です。
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明治スポーツについて、私が一目置く学年を挙げると、野球ならば1975年度(昭和50年度)の丸山主将(上田高校-明大-朝日新聞)の明治。
そして、ラグビーならば、1991年度(平成2年度)の吉田義人主将(秋田工業-明大。現・明大ラグビー部監督)の明治です。

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その1991年度の明治ラグビー部は、吉田主将の強力なリーダーシップの発揮により、個々の豊かな素質が猛練習で磨き上げられた、敵ながら惚れ惚れとするチームでした。

1佐藤豪一(3年、久我山)
2西原在日(4年、大工大)
3飯塚淳(4年、大工大)
4青木聡史(3年、久我山)
5坂元勝彦(3年、都城)
6佐藤久富(3年、秋田工業)
7小村淳(3年、函館有斗)
8富岡洋(4年、東福岡)
9永友洋司(2年、都城)
10鈴木博久(3年、本郷)
11吉田義人(4年、秋田工業)
12元木由記雄(1年、大工大)
13岡安倫朗(2年、明大中野)
14丹羽政彦(4年、羽幌)
15小杉山英克(3年、秋田高校)


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この学年の早稲田ラグビーも、堀越主将(熊谷工業)が率いる素晴らしいチームでした。
もちろん私は早稲田を応援していましたが、負けた時にも「今年の明治ならば負けても悔いなし」と感じられるようなチームでした。
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当時勤務していた邦銀の丸の内支店では、毎日の朝礼で行員が交代で三分間スピーチをやることになっていました。

三分間スピーチの順番が回ってきた私(当時は、融資課長)は、
「今年の明治ラグビーの吉田主将は大した人物だ」
「彼のリーダーシップをお手本にして、私も仕事に取り組みたい」
と支店行員を前にして話しました。

朝礼が終わった後、早稲田OBの副支店長(大学ラグビー好き)が融資課にやってきて、
「ayくん。きみは、どこの卒業生なんだ?」
というので、
「副支店長、確かに吉田ははライバル明治の選手ですが、実際に大した人物なんですよ」と私が答えると、副支店長はニヤリと笑って自席に帰って行きました。

スポーツでも、学業でも、そして卒業後の実社会においても、明治大学に負けないように早稲田は頑張りましょう。

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今日、介護施設に入って1週間の父に会ってきました。

自宅とは異なり、食事や就寝の時間を気ままに決めることはできない点が、父にとっては不自由に感じられようです。
でも、概ね快適に生活できているようなので一安心いたしました。
Comments (2)
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