外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

早明3回戦_総力戦を制して勝ち点3

2016-10-19 06:52:07 | 大学野球
雨で1日順延となった早明3回戦は、いかにも早明戦らしい死闘となりました。
そして、早稲田が総力戦を制して勝ち点3とし、優勝戦線に踏みとどまりました。


早稲田の先発 竹内くんは、制球が乱れ、常にボール球が先行する苦しいピッチング。
2イニング投げただけで早々に降板してしまいました。
守りの乱れもあって3点を先制されてしまい、とてもイヤな雰囲気が球場に漂いました。

しかし、2番手 の北濱投手が テンポの良い投球で4イニングを、3番手の二山投手が3イニングをストライク先行の攻めの投球で投げ切り、試合を立て直しました。

何といっても、二山くんはリーグ戦初登板。
調子が上がっているのでベンチ入りしたと聞いていたものの、実に厳しい局面での登板だけに、ちょっと驚きました。
しかし、二山くんの投球は神宮球場の全てのファンを唸らせました。
制球力が素晴らしく、明治の各打者をあっという間に追い込む組み立てが見事でした。

この試合は、継投のタイミングがとても難しいと感じました。
先発投手の見切りもさることながら、再三 得点機に投手の打席が巡ってきました。
数少ないチャンスに代打攻勢をかけたいところでもあり、その一方で、延長戦突入(最長15回)も頭の片隅に入れなければならない試合展開でした。
投手の続投と交代に関して、結果的に高橋監督は最善の判断をされました。

打撃陣も、序盤の劣勢を跳ね返す粘りを見せてくれました。
明治の誇る柳・星の本格派二本柱からマルチ安打を放った八木、木田、中澤、小藤の各選手に加えて、代打で結果を出した岡くん、宇都口くんの積極的な姿勢が素晴らしかったです。

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これで、勝ち点3に4校が並ぶという大混戦となりました。
法政・東大を除く4校全てに優勝のチャンスが残ります。


そんな展開ではありますが、負け数の少ない明治がなおも有利であることに変わりはありません。

a)明立戦で、明治が勝ち点
→明治が優勝(2勝1敗でも勝率.750)

b)明立戦で、立教が2連勝で勝ち点(立教8勝4敗、勝率.666)
→早慶戦で、早稲田が2連勝(早稲田9勝4敗、勝率.692)
早稲田優勝
→早慶戦で、早稲田が2勝1敗(早稲田9勝5敗、勝率.642)
立教優勝
→早慶戦で、慶応が2連勝(慶応8勝3敗、勝率.727)
慶応優勝
→早慶戦で、慶応が2勝1敗(慶応8勝4敗、勝率.666)
慶応と立教の優勝決定戦

c)明立戦で、立教が2勝1敗で勝ち点(立教8勝5敗、勝率.615)
→早慶戦で、早稲田が2連勝(早稲田9勝4敗、勝率.692)
早稲田優勝
→早慶戦で、早稲田が2勝1敗(早稲田9勝5敗、勝率.642)
早稲田優勝
→早慶戦で、慶応が2連勝(慶応8勝3敗、勝率.727)
慶応優勝
→早慶戦で、慶応が2勝1敗(慶応8勝4敗、勝率.666)
慶応優勝

こうやって数字をみると、まずは立教が明治から勝ち点を取ってもらうことです。
それも、2勝1敗が最も望ましいですね。
(^-^;

今週末は、みんなで「立教勝利」を念じましょう。

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