外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

幻の箱根駅伝

2016-12-23 06:38:27 | 大学駅伝
箱根駅伝にまつわる新しい書籍です。
昭和十八年 幻の箱根駅伝: ゴールは靖国、そして戦地へ
クリエーター情報なし
河出書房新社

テーマとなっているのは、1943年の大会。
六大学野球などと同様、第二次大戦の戦況悪化のためにスポーツ大会が次々に中止となっていく状況で開催された大学駅伝大会を調べあげた力作です。
ランナーの熱意で実現した戦時下の箱根駅伝…昭和18年開催“幻の大会”を澤宮優さんが描く : スポーツ報知

学徒出陣を眼前に控えたランナーたちの悲壮な思いに触れることは、学生スポーツの末永い発展を願う者にとって とても有意義なことだと思います。

ところで、本作の著者 澤宮優さんは、青山学院文学部と早大二文を卒業している方とか。

箱根駅伝で、澤宮さんはどちらを応援するのかな……?
(^-^;

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大学ラグビーの今後のあり方を 抜本的に見直す議論が始まるようです。
対抗戦とリーグ戦統合!?日本ラグビー協会幹部「ゼロベースからの議論」 - SANSPO.COM(サンスポ)


大学の定期戦を中心に発展してきた日本ラグビー。
それをジャパン強化を軸とする体制に再構築しようという試みです。

この試みを実りあるものとしていくためには、サッカー界のクラブチームの役割を 大学のラグビーチームが果たせるかに懸かっているように思います。

大学ですから、各校別の入試がありますし、学内におけるラグビー部の位置づけや強化方針も各校バラバラです。
そこがサッカーのクラブ組織と大きく異なります。
つまり、ラグビー協会が孤軍奮闘するだけでは、対戦相手の見直しぐらいにとどまる恐れが高いですね。

早稲田ラグビーファンとしては、新しい態勢が構築された場合でも 重要な役割を果たして輝きつづけるワセダであって欲しいです。
大学当局は どう考えるのでしょうか。

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