ラグビー早明戦が終わり、戦評が出揃いました。
まずは、ラグビー部OBの松瀬さん。
そして早明両校のスポーツ新聞による戦評です。
競技場で観戦していると、そのプレーと座席の距離や角度などによって、その場では判然としないことも少なくありません。
こうやって三者三様の視点から書かれた文章を読むと、「ふ~ん、そうだったのか」と納得する部分がたくさんあります。
早稲田の次の試合は12月17日(土)。
もう2週間もありません。
限られた日数ではありますが、ぜひ万全の調整に努めて、年越ししてもらいたいです。
そして、できれば1月2日に、もう1度 早明戦と慶帝戦を私は観たいです。
早稲田はもちろん、慶応も明治もガンバレ!
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早明戦の行われた夜、NHKスペシャルで、海底で眠る戦艦武蔵の姿が放送されました。
分厚い鋼板で主要部分を防御して不沈艦と呼ばれていた武蔵ですが、当時の溶接技術の限界からリベットによる鋼板接合を余儀なくされ、そこに米軍の魚雷や爆弾が続けざまに命中したために鋼板のズレを招き、最後は沈没の原因になったのではないかと番組で説明されていました。
ところで、海底に眠る武蔵の姿を眺めながら、少し複雑な感情も湧いてきました。
というのは、海軍艦艇の沈没による死者については、可能な限り遺骨収拾に努めるものの、深度や海底の形状などにより回収が望めない場合には、沈没した艦艇を墓と見立てて、永遠に保存して慰霊するというのが各国海軍の共通認識だからです。
武蔵が、たとえば大航海時代(15世紀から17世紀)に沈んだ軍艦であれば、話は違ってくるのでしょうが、実際にはまだ戦死者のご家族が数多くご存命です。
ご家族が海底に散乱する乗員の鉄カブトや靴の映像をご覧になった時、お墓を暴かれたようなお気持ちになったかも知れません。
科学技術の進歩は、見えなくてもよいものが見えてしまうという意味で、少し残酷な一面もあるなあと思った次第です。
まずは、ラグビー部OBの松瀬さん。
早明戦でいぶし銀の輝き放ったワセダ第一列(松瀬学)
そして早明両校のスポーツ新聞による戦評です。
http://www.meispo.net/news.php?news_id=10290
両校一歩も譲らない伝統の一戦。早大が激戦を制す! | 早稲田スポーツ
競技場で観戦していると、そのプレーと座席の距離や角度などによって、その場では判然としないことも少なくありません。
こうやって三者三様の視点から書かれた文章を読むと、「ふ~ん、そうだったのか」と納得する部分がたくさんあります。
早稲田の次の試合は12月17日(土)。
もう2週間もありません。
限られた日数ではありますが、ぜひ万全の調整に努めて、年越ししてもらいたいです。
そして、できれば1月2日に、もう1度 早明戦と慶帝戦を私は観たいです。
早稲田はもちろん、慶応も明治もガンバレ!
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早明戦の行われた夜、NHKスペシャルで、海底で眠る戦艦武蔵の姿が放送されました。
戦艦「武蔵」 海底の映像から最後の様子など明らかに | NHKニュース
https://www6.nhk.or.jp/special/sp/detail/index.html?aid=20161204#
分厚い鋼板で主要部分を防御して不沈艦と呼ばれていた武蔵ですが、当時の溶接技術の限界からリベットによる鋼板接合を余儀なくされ、そこに米軍の魚雷や爆弾が続けざまに命中したために鋼板のズレを招き、最後は沈没の原因になったのではないかと番組で説明されていました。
ところで、海底に眠る武蔵の姿を眺めながら、少し複雑な感情も湧いてきました。
というのは、海軍艦艇の沈没による死者については、可能な限り遺骨収拾に努めるものの、深度や海底の形状などにより回収が望めない場合には、沈没した艦艇を墓と見立てて、永遠に保存して慰霊するというのが各国海軍の共通認識だからです。
武蔵が、たとえば大航海時代(15世紀から17世紀)に沈んだ軍艦であれば、話は違ってくるのでしょうが、実際にはまだ戦死者のご家族が数多くご存命です。
ご家族が海底に散乱する乗員の鉄カブトや靴の映像をご覧になった時、お墓を暴かれたようなお気持ちになったかも知れません。
科学技術の進歩は、見えなくてもよいものが見えてしまうという意味で、少し残酷な一面もあるなあと思った次第です。