外苑茶房

神宮外苑エリアの空気を共有し、早稲田スポーツを勝手に応援するブログです。

軍隊と警察の役割

2009-06-09 01:54:24 | 都立青山高校
中東政治の第一人者である酒井啓子さん(東京外語大教授)が、ソマリア沖の海賊に関連して、東洋経済にとても興味深い記事を書かれていました。

国家が崩壊すると、国家に代わり人々の日常生活を支える何らかの秩序が必要となり、多くの場合、イスラムなどの宗教が力を発揮する。
しかし、国際社会は宗教を秩序の拠り所とする集団を認めず、寄り合い所帯で力の無い暫定政権支援を選ぶ。
その結果、全く改善されるあてのない無秩序の中から貧困と荒廃が生じ、それに行き詰った住民は、略奪という非合法行為に走る。
その略奪行為が、国境を越えて組織化されて、犯罪網として確立する。

酒井さんは、このような状況で力点を置くべきは、犯罪の取締りであり、その原因であり貧困や生活の窮状を改善することであると説きます。
すなわち、国家を相手にする軍隊ではなく、犯罪を取り締まる警察が必要であり、その発生原因である貧困を解決しない限り、何も解決しないと。

その考え方によれば、9.11事件が発生した時に、これを軍隊で解決しようとしたブッシュ政権の選択は誤りであったということになります。アフガニスタンも同じことが当てはまります。

酒井さんの指摘は、非常に納得のいくものだと感心しました。


ところで、酒井啓子さんは私の高校の後輩。
私が卒業した後に彼女が入学してきたぐらいの年次の差です。
同じ先生に同じ教科書で教わったのに、私とは比較にならない聡明さ。(苦笑)
とにかく彼女は見上げた後輩です。


聡明な後輩といえば、中大教授の故・高窪統さん。

彼を刺殺した容疑者は、忘年会で高窪教授から声をかけてもらえなかったことが犯行の理由の一つだと話していると報道されています。
何たる身勝手な理屈なんでしょうか…
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明日から大学野球選手権

2009-06-08 18:08:22 | 大学野球
明日から大学野球選手権が始まります。
我らが東京六大学の代表校・法政は、大会二日目に神宮の第四試合に登場します。

トーナメントの組合せを見ると、いかにも強そうな大学が勢揃いしていますが、やはり盟友の法政に勝ち上がっていってもらいたいですね。

金光監督は、高校・大学・社会人の全ての舞台で、主力選手として日本一となった輝かしい実績と経験があります。
更に、今季の法政は投打にバランスがとれ、選手層も厚いですから、頂点を極めるチャンスは十分あると見ます。

ポイントは、内野守備でポカをしないこと。
投手で加賀美・武内のいずれかが復帰できたら更にチャンスは高まるでしょう。


法政以外では、早稲田OB・中村壽博くん(西日本短大付属で主将を務め甲子園優勝、早稲田でも主将・四番打者として活躍し、平成7年秋季リーグ戦で首位打者を獲得)の率いる日本文理大学にも頑張ってもらいたいです。
中村くんは、早稲田が勝てない時代を懸命に支えてくれた名選手。
ちなみに高校では、あの新庄選手の二年後輩になりますね。

大学球界を代表する長距離砲・沢良木くんを擁する日本文理大学の破壊力は、かなりのレベルだと思います。

週間予報を見ると、大会期間中の天気が少し心配です。
予定どおり日曜日に決勝戦が行われたらいいのですが。

組合せ
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ネコ喫茶

2009-06-07 18:42:39 | オフ会・その他
昨日、野球部員との会食のために高田馬場に行きましたが、電車の乗り継ぎが妙に順調で、集合時間よりも一時間近く早く着いてしまいました。

どうしたものかと路地をブラブラしていたら、目にとまったのが、ネコと遊ぶことのできるという喫茶店。

好奇心に導かれて店内に入ってみると、何とも不思議な空間でした。
癒し系のBGMが静かに流れる部屋、そのあちらこちらにネコが眠っていたり、歩いていたり。

他のお客さんは、ネコをじゃらして遊ぶ人が多かったのですが、私は、グテーと寝そべったネコの気ままな表情を眺めていました。

500円を支払って30分を過ごしただけですが、小さい時からネコを身近にして育った私は、けっこうリラックスしちゃいました。

写真は、お店の一角。
この写真の中だけでもネコが4匹いるのですが、分かりますか?

お店のウェブサイト
携帯サイト

PCサイト
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高田馬場の夜

2009-06-07 01:00:25 | 大学野球
写真は、新歓コンパの待ち合わせと思ぼしき学生さんが集う高田馬場駅前ロータリーの光景です。


さて今夜は、dawase86さん、神宮の杜さんとの会食。

野球部からも上級生四名が参加してくれまして、春季リーグ戦の総括、そして秋季リーグ戦に向けての決意などを熱く語ってくれました。

彼らと酒を飲み交わし、「四年生の秋に優勝して卒業しよう」と彼らと約束しました。

オール早慶戦などの行事が重なり、何かと負担はありますが、ぜひ勝利の秋になるよう、頑張ってもらいましょう。

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勝利インタビュー&MVP

2009-06-06 07:39:12 | 大学野球
斎藤くん入学をきっかけに、六大学のテレビ中継が増えました。
これによって、より多くの方々に六大学野球を再認識していただけるようになり、ファンの一人として、心から感謝しております。

そのテレビ放送ですが、一つだけ、『あれっ、それでいいのかなぁ?』と感じている点があります。
試合終了後の勝利インタビューです。

大学ラグビー、高校野球などの中継では、勝利インタビューは、真っ先に監督、そして主将が受けるものと相場が決まっています。

『アマチュアのチャンピオン・スポーツでは、選手たちにとって勝利こそが唯一無二の栄光であって、勝利以外に報われるものはない』と私は考えています。

例えば、プロスポーツは、チームの負け試合でも一試合に三本ホームランを打てば給料が上がります。
しかし、アマのチャンピオン・スポーツの場合は、どんなビッグ・プレーを披露しようが、結果としてチームが勝負に負ければ悔し涙を流すしかありません。

こんな視点に立つと、ラグビーや高校野球で、まず監督と主将に勝利インタビューを行うのは、実はメディアが勝者に対して、すなわち見事に勝利した「チーム」に対して最大の敬意を払う中で培われてきた良き慣行だと思えてきます。

ところが、このところの大学野球の中継では、どうも主将の存在をメディアが軽視しているような、チームへの賞賛よりもヒーロー探しを優先しているような感じがしてなりません。

私個人としては、学生スポーツの基本に立ち返って、学生野球でも監督に続いて、チームの代表である主将にマイクを向けて欲しいのです。
プロではないのですから。

その試合で活躍したプレイヤー、言ってみればその試合のMVPへのインタビューは、三番手以降でいいじゃありませんか。
お堅いことをいうようですが、それが学生スポーツというものです。

放送時間に限りがあったとしても、その基本をもっと大切にしてもらえないものでしょうか。

もし、このブログをメディア関係の方がご覧になっていたら、こんな気持ちを抱くファンがいることも知っていただけたら幸いです。


さて、現行のMVP投票。

投票結果を見ていると、様々な投票スタンスがあって、実に面白いですね。

チームの勝敗に拘らず個人記録で優れる選手、優勝を左右する一戦の勝敗の分かれ目となる局面で貢献した選手、印象に残る新人選手、チームの勝敗に拘らず自分のひいきする選手…

現行の制度では、様々な基準に基づいて投票される方々が参加されていて、ざっくり言えば「この選手は良く頑張った」派と、「この選手に、頑張って欲しい」派に分類されるように思えます。

私は、どちらもファンの率直な気持ちの表現だと思いますし、その両面はどんなファンの心の中にも存在すると思います。

現行制度は、そのどちらの選択基準にも門戸を開いているのですから、様々なスタンスによる投票が混在するのは当然のこと。
そんなアバウトな制度であることを前提として、ワイワイガヤガヤと楽しめばよろしいかと思いますよ。

ちなみに、ヘソ曲がりの私はどうかと申しますと、いわゆるシーズンMVPは、常に優勝チームの主将だと勝手に思っています。
(;^_^A
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真夏のオリオン

2009-06-05 18:11:52 | 映画、テレビ、漫画
今朝の日経新聞を読んでいたら、近く封切りされる「真夏のオリオン」という映画の全面広告がありました。

第二次大戦末期における日本海軍の潜水艦の奮闘を映画化したということで、ちょっと驚いたのは、新聞広告の中で、麻生首相、鳩山民主党代表など、意外な方々が試写会の感想を述べていること。
どんなストーリーなのか私は知りませんが、どこで試写会をやったのかを含めて、ちょっと興味がありますね。

それに邦画が日経に全面広告を出すのも、珍しいと思います。
<公式サイト>
真夏のオリオン

子供の頃に、少年サンデーで「サブマリン707」という潜水艦マンガを愛読していことが原体験となり、私は潜水艦に対して、今も関心と妙な親しみを持っているんですよね・・・

この「真夏のオリオン」という映画、必ず観るつもりです。
ちょっとばかり、楽しみです。
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西早稲田の夜

2009-06-04 21:55:56 | 大学野球
写真は、午後6時を過ぎたキャンパス風景。
すっかりモダンになった西門に向かう階段です。

階段を上がると三品食堂のある路地に出るのですが、昔の面影がありますでしょうか。


さて今日は、仕事で早稲田の近くまで来て、そのまま直帰という最高の1日。

仕事を終えて、まずラグビー部OBでオフ会にも何度か参加していただいた名CTBのFさんと会いました。

さっそく一年生の早明戦が話題となったのですが、
「先日、吉田監督と会って練習も見たが、あんなに走り込む練習メニューの明治を見た記憶がない」
「明治は、明らかに変わった。Aチーム同士でも、どうなるか分からないぞ」 とのご意見。
お酒の入っていない時のFさんは、さすがの切れ味です。

やはり学生スポーツは、マインド・セットが何よりも大切なことですね。

「練習どおりやれ」「前へ」の北島さんが全幅の信頼を置いた、明治の名主将にしてジャパンのWTBだった吉田監督。
彼の率いる明治が、今季の台風の目になることを確信しました。


夜は、八幡鮨で野球部の下級生たちと食事。
早朝に飛び込んできたIくんのメールがきっかけで、急遽集まることになりました。

彼らがリーグ戦や新人戦で対戦したチームの中で、最も強さを感じたのはどこかと尋ねたところ、彼らは異口同音に「明治です」と答えました。
ラグビーも野球も、明治の存在感が急速に高まってきました。

今日は、早実出身である八幡鮨のご主人が、飛田穂洲先生、石井藤吉郎さん、石井連蔵さんなどとの思い出話に花を咲かせたのをきっかけに、居合わせた法政OBの常連客Sさんも学生野球談義に参加。
学生街でなければ決して味わうことのできない温かな雰囲気を学生さんと共に満喫しました。

今日は平凡な1日となる予定だったのですが、夕方から一転、かなり濃厚な早稲田スポーツの日となりました。
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久助

2009-06-03 21:01:18 | 好きなお店
今夜は、人形町の焼鳥屋さん『久助』に行きました。

接待に使う割烹、すきやき屋もあるし、気軽に楽しめる焼鳥屋、おでん屋、洋食屋もある。
そして煎餅、お茶、染め物、扇子などの老舗も並んでいるというのが人形町の魅力です。

『久助』は、焼鳥の他にも、新鮮な刺身や海老しんじょうなどの一品料理も楽しめる、肩の凝らないお店です。

一杯やって気持ちが大きくなってしまった私は、「魚久」の京粕漬け、「板倉屋」の人形焼と煎餅を、自宅のお土産に買い込むという散財をしてしまいました。


そんな心地よい夜であったのですが、本日行われた一年生によるラグビー早明戦の試合結果を確認したら、何と0対96の惨敗!
全く予想もしていなかった結果です。

野球部の新人戦敗退も合わせて考えると、早稲田スポーツの勢い、潮目が変わったのかも知れないなと、ちょっぴり酔いも冷めてしまいました。
(><) 
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新人戦:法政にも敗れ終了

2009-06-03 14:29:11 | 大学野球
新人戦の3位決定戦で法政にサヨナラ負けして、早稲田の春が終了しました。

沖縄キャンプの頃から下級生投手陣が非力で、内野守備にもポカが目立ちました。

秋には、ぜひ逞しいチームとなって、リーグ戦も新人戦も勝ちましょう。
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6月4日から練習再開

2009-06-02 21:35:58 | 大学野球
野球部は、明日までオフ。
明後日からは、さっそく時間別練習が始まります。

この後、7月の前期試験に合わせて10日前後の休みを入れたのちに、夏の鍛練へ突入します。

いつも以上に厳しい日程ですが、戦力充実の法政に勝つためには仕方ありませんね。

がんばれ野球部!
秋は頼むぞ!
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