プロ野球のドラフト会議が行われて、早稲田からは石井くんが日本ハムから、OBの高梨くん(川越東ー早大ーエネオス)が楽天から指名されました。
他に六大学からは、明治の柳・星・佐野、立教の田村・澤田・田中、慶応の加藤の各選手が指名されました。
OBでは、糸原(開星ー明大ーエネオス)、菊澤(秋田高ー立大ー金港クラブ他)の名前も。
一方、残念ながら、早稲田の竹内、立教の佐藤拓、法政の金子、明治の中道の各選手の希望が叶いませんでした。
(後日追記)明治の中道選手は育成枠で指名されていました。
プロ野球に進むことは、華やかな門出であると同時に、波乱万丈の生存競争に身を委ねることでもあります。
プロ入りする選手たちを、チャンスとピンチの錯綜する日々が待っています。
また、プロ入りしない選手たちも学窓を去って、社会人として鍛えられる日々が待っています。
いずれの道に進むとしても、神宮で培った技量と誇りを信じて、頑張って欲しいと思います。
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ラグビーの申し子 平尾誠二さんが亡くなりました。
まだ53歳という若さでした。
初めて平尾選手のプレーを見たのは伏見工業が全国制覇した時。
ゴツい選手が揃う伏見工業の中で、1人 洗練された雰囲気を漂わせる選手で、高校日本代表のキャプテンも務めます。
伏見工業はヤンチャな高校だという評判を当時 耳にして、平尾選手の垢抜けた印象とのギャップが埋まらなかったのですが、ラグビーをやるために、同志社中学から同志社高校への内部進学をやめて伏見工業を選んだと聞き、納得したことを思い出します。
(後日追記)関連記事を読んでいたら、平尾さんは陶花中学とのことで、同志社中学という当時の伝聞情報は誤りだったようです。
そういう意味では、"本籍地" が同志社の平尾選手。
大学では同志社に戻り、19歳で日本代表代表入り。
大きな故障を克服して、大学選手権3連覇を達成します。
大学ラグビー黄金時代を代表する名選手となりました。
同志社時代で特筆すべきは、監督を置かないという異例のチーム体制での偉業達成です。
これは天才司令塔 平尾選手の存在なくしてはあり得ませんでした。
そして、神戸製鋼では日本の選手権7連覇。
早稲田がセオリーやサインプレーなどの決めごとを重視するのに対して、神戸製鋼は、その場面に応じた柔軟な判断でボールを継続する 大人のラグビー。
常に日本ラグビーの頂点で輝き続ける平尾選手でした。
選手として飛び抜けていただけでなく、マネジメント分野においても才能を発揮していた平尾さん。
2019ラグビーW杯に向けて、日本ラグビーは かけがえのない人材を失ってしまいました。
ドラフト会議2016 プロ野球 試合詳細 - スポーツナビ
他に六大学からは、明治の柳・星・佐野、立教の田村・澤田・田中、慶応の加藤の各選手が指名されました。
OBでは、糸原(開星ー明大ーエネオス)、菊澤(秋田高ー立大ー金港クラブ他)の名前も。
一方、残念ながら、早稲田の竹内、立教の佐藤拓、法政の金子、明治の中道の各選手の希望が叶いませんでした。
(後日追記)明治の中道選手は育成枠で指名されていました。
プロ野球に進むことは、華やかな門出であると同時に、波乱万丈の生存競争に身を委ねることでもあります。
プロ入りする選手たちを、チャンスとピンチの錯綜する日々が待っています。
また、プロ入りしない選手たちも学窓を去って、社会人として鍛えられる日々が待っています。
いずれの道に進むとしても、神宮で培った技量と誇りを信じて、頑張って欲しいと思います。
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ラグビーの申し子 平尾誠二さんが亡くなりました。
まだ53歳という若さでした。
http://mainichi.jp/articles/20161021/k00/00m/050/054000c
初めて平尾選手のプレーを見たのは伏見工業が全国制覇した時。
ゴツい選手が揃う伏見工業の中で、1人 洗練された雰囲気を漂わせる選手で、高校日本代表のキャプテンも務めます。
伏見工業はヤンチャな高校だという評判を当時 耳にして、平尾選手の垢抜けた印象とのギャップが埋まらなかったのですが、ラグビーをやるために、同志社中学から同志社高校への内部進学をやめて伏見工業を選んだと聞き、納得したことを思い出します。
(後日追記)関連記事を読んでいたら、平尾さんは陶花中学とのことで、同志社中学という当時の伝聞情報は誤りだったようです。
そういう意味では、"本籍地" が同志社の平尾選手。
大学では同志社に戻り、19歳で日本代表代表入り。
大きな故障を克服して、大学選手権3連覇を達成します。
大学ラグビー黄金時代を代表する名選手となりました。
同志社時代で特筆すべきは、監督を置かないという異例のチーム体制での偉業達成です。
これは天才司令塔 平尾選手の存在なくしてはあり得ませんでした。
そして、神戸製鋼では日本の選手権7連覇。
早稲田がセオリーやサインプレーなどの決めごとを重視するのに対して、神戸製鋼は、その場面に応じた柔軟な判断でボールを継続する 大人のラグビー。
常に日本ラグビーの頂点で輝き続ける平尾選手でした。
選手として飛び抜けていただけでなく、マネジメント分野においても才能を発揮していた平尾さん。
2019ラグビーW杯に向けて、日本ラグビーは かけがえのない人材を失ってしまいました。