「今日は何にしようかしら…。」
料理をすることは、かなり好きな部類に入るけれど、
最近レパートリーがとんと増えず(増やそうとしてないだけ…?)、
仕事帰りのスーパーで頭を悩ますことが多い。
友人のなかには、休日に作り置きをして、タッパーに詰めたり、
冷凍したりして、平日の料理にかける時間を極力省いている人もいる。
(ま、お惣菜を買って帰ってしまうのが、一番手っ取り早いのでしょうが)
でも、わたしは、いつ残業になるか?いつ急な飲み会になるか?
分からないしなあ…と思うと、どうも作り置きができずにいて、
日々、帰りに冷蔵庫に今残っているものを一所懸命思い浮かべ、
(これがなかなか難しくて、後で「これあったんだ!」と嘆くこと数知れず)
目の前の素材と相談しながらメニューを決めていく…。
…で、今日はとても簡単だけどかなり美味しいモノができたのでご紹介♪
使ったのは、やりいかの刺身用。
腸(わた)と骨をかなり緊張しながら丁寧に取り除き、眼とくちばしもカット
したら(この時、わたしは極力眼を合わせないよう努力する…)、
胴を5mm程度の輪切りにし、足は好きな本数に分ける。
あとは、適当な量の酒・みりん、そして、さっき丁寧に取り除いたわたを、
それを包んでいた薄皮からにゅるっと絞り出して加えて炒めるだけ。
思わず「いい匂い~」と頬が緩んでしまうほどの、醤油で炒めた時よりも
深い香りが漂い、お酒のつまみとしてだけでなく、
ご飯も何杯も進んでしまいそう…。
これは、お気に入り料理として、レパートリーにしっかりと加わりました。
☆旬はとっくに過ぎてしまったけれど、秋刀魚の炊込みご飯も格別です☆