フィギアスケートのシーズン…。
ショパンのピアノ曲ノクターンのやわらかな調べがはじまると
何をやっていてもテレビの前に釘付けになってしまう。
まだ16歳…あどけない表情が残る浅田真央が銀盤の上で魅せる舞は、
ジャンプもステップも…すべてがそれはそれはしなやかで、
春の妖精が、さらさらとそよぐ風の間を縫っていくよう…。
身長がぐんと伸びてジャンプの重心や眼の高さもかわり、
それに対応するのに苦労しているということだけれど、
そんなことを微塵も感じさせず、
手の先から足先まで神経が行き届き、高度な技も簡単に見えてしまうほど。
ショートプログラム。あっという間の2分50秒。
彼女がひたむきに「ノーミス・完璧な」演技を目指す姿に…心打たれるのでした。
☆花に例えるなら…安藤美姫は深紅の薔薇、浅田真央はピンクのスイトピー☆
☆フィギアスケートとか器械体操とか…、体で表現される美しさに魅かれる☆