BALSA666のお魚生活

魚好きのbalsaさんの魚に関する様々なことを紹介していきます。

バラさないように、ツバスを釣る方法

2013-10-17 11:15:00 | タックル
 9月19日の魚英さんでの釣行でツバスを16匹釣ったのは記事で紹介しましたが、この時は特に爆釣だったわけでもありませんでした。

 私の乗った1号艇で10人でしたので、2隻出動でしたので、釣り人が20人としてハマチツバス126本(35~48cm・1~16本)とのことですので、一人平均が6.3匹ということですね。

 その状況の中で私が16匹のツバスを揚げれた一つの要因が「バラシが少なかった事」だと思いました。

 よく「ツバスはよくバレる」とは聞きますし、実際にこの日も多くのバラシを見ました。

 そんな中、私は針掛けしてからのバラシは1匹のみでした。

 今回はそのことについて、考察してみようと思います。




 まず、この日のパターンが魚の胃袋を確認したところ、消化の進んだ推定全長7~8cmのイカナゴかイワシ、又は液状まで消化の進んだものでしたので、基本的には食欲に訴えた釣り方ではなかったことが推測されます。

 ジギングで魚を釣るのには大きく分けて3つのパターンに分けられるのではないでしょうか?


 1つが、食欲のある魚をマッチ・ザ・ベイトで釣るパターンです。

 これが、ジギングにおいて、最もイージーに釣れるパターンだと思います。

 その状況は釣れた魚が、食べたばかりのベイトを吐き出して、それがジグでそのベイトの動きが、再現出来て爆釣するパターンです。

 こんな時は魚もジグを餌と認識して喰いにきているので、しっかりと合わせることができれば、針掛りも良い場合が多く、バラシも少ない理想的なパターンです。



 2つ目のパターンは、ジャコやオキアミのように極端に小さなベイトや反対にコノシロのように極端に大きなベイトを偏食している魚をベイトとはシルエットの違ったジグを使い、リアクションによるアタックで釣るパターンです。

 この状況が一番釣り難く、苦労する時で、釣れる魚も少なく、特に、これといったパターンも無いような釣れ方をする場合が多い様に思います。



 そして3つ目のパターンが今回のような状況で、食欲のあまり無い魚をリアクションによるアタックで釣るパターンです。

 こういったパターンの時はしゃくり方によって極端に釣果が変わってきて、針掛かりが浅く、スレ掛りが多くなるように思われます。





 さて、ここからが、この時の私の釣り方の考察です。

 まず、使用したタックルです。

 ロッドはダイワのソルティガ コースタル ゲーム 68S-3というロッドです。

 ↓はダイワのHPからGAME 69S-3・Fの引用です。

 「チャレンジスピリットにあふれたアングラーのための、ライトライン対応ジギング&キャスティングモデル。  3500~4000番サイズのリールにベストマッチ。  80~100g程度のジグを中心にハマチ(イナダ)、メジロ(ワラサ)狙いのバーチカルジギングや斜め引きジギングに抜群の威力を発揮。  ブランクは細身ながら粘り強く、想定外の大型魚がヒットしても意外と楽にランディングに持ち込むことが可能。  長めのレングス設定により40gまでのプラグのキャスティングゲームにも対応し、急なナブラも難なくこなすユーティリティさを併せ持つ。  シイラ、カツオのキャスティングゲームにも好適。」

 つまり、少し長めのキャスティングにも対応したロッドで、私の使っているロッドの中ではかなり、ライトなロッドで、ツバスのような緩急のある引きも吸収しながらも糸フケしにくいロッドですね。(明石では、このロッドよりもずっと柔らかいロッドを使っている方が多いですが、私は全般的に明石ではかなりヘビーなロッドを使っています)

 このロッドに97ステラ5000にPE2号に30lbのリーダーを2mといったタックルでした。

 そして使用したジグは↓で、セッティングもこれで,この日の全てのツバスをこの組合せで釣りました。






 さて、魚を掛けるパターンについてはその時々で変化しますので、今回はジグの種類やカラー、アクションなどは無視して話を進めます。

 まず、アシストフックのセッティングです。

 1のパターンならば、フックは口に吸い込みやすい様にもっとサイズを小さくしても良いかと思います。

 このアシストフックをジグをぶら下げた時に左右の外側に向く様にセッティングしました。

 理由はジグにじゃれてくる魚をスレでも掛けやすいようにする為です。

 同様の理由で、テールにはトレブルをセットしました。

 「テールにフックを付けるとジグの動きが悪くなる」と言う意見もありますが、私は根掛りが少ないポイントで、テーリングのしにくいジャークの時には基本的には付ける派です。

 さて、次にフッキングの話です。

 ジギングでのフッキングの瞬間って、けっこうな手応えがあるので、向こう合わせになる場合が多いとは思いますが、そんな時でも私は基本的には追い合わせを入れます。

 特にツバス等はサイズも小さくてパワーも有りませんので、ジグを引ったくるように持って行っても、しっかりと針掛りしていない場合が多いと考えられます。

 そこで、合わせを入れずに掛かった時には1度はしっかりと追い合わせをいれます。

 今回、唯一バラしたのは、そこそこ釣れてから、このパターンで引ったくられた時に「追い合わせ入れようかな? ま、よく引いてるし、ええか?」と思ってファイトしている時にポロンとバレてしまいました(汗

 ただ、スレ掛かりの場合も多いので、過剰にテンションを架けての追い合わせは禁物です。

 柔らかいロッドを使っている時や、ドラグをユルユルにセッティングしている時は、この合わせにちゃんとテンションが架かっているかの注意が必要ですね。



 次にドラグの設定ですが、これは「魚が突っ込んだ時に少し出る程度」でいいと思います。

 ただ、私は事前にドラグチェッカーを使って「このタックルには何kg!!」などと決めずに、その時その時で代える派ですので「ツバス狙いなら何kg!!」とかは分かりません(汗  ま、感覚ですね。



 そして多いのが、魚が水面まで上がってきてからのバラシですね!

 これは魚の動きを見て「水面でバシャバシャならないようにすること」でかなり、避けれます。

 具体的には、魚の動きを見て「水面バシャバシャ」になりそうな動きをしたら、気持ちテンションを緩めます。

 そうすると、魚はたいていは、底に走りますので、「水面バシャバシャ」する元気が無くなるまでそれを繰り返します。

 って言っても、2回もすれば、大人しくなりますので、そこでしっかりとラインを巻き込んで「えいやっ!」と抜き上げればバラシは、かなり少なくなると思います!!

 この時に、針掛りが怪しい時は、面倒でもネットで掬ってもらいましょう!


 長々と書きましたが、こんな所がしっかりと実践出来ればかなり、バラシは少なくなりますし、今回はツバスで例えましたが、魚が大きくなっても基本的には大きくは変わら無いと思います。







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