BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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ペルー旅行記② リマ市内観光

2008-03-22 21:59:45 | 旅行
2日目はリマ市の市内観光です。
現地ガイドはYさんという在ペルー日本人のかた。
朝の10時30分にホテルを出発。
リマの市内は古くからの建物が残る旧市街と、
海の面した新市街に分かれます。
まず旧市街の中心部にあるアルマス広場を見学。
スペインの植民地時代の影響か、旧市街の建物は古くて壁の色も色とりどりですごくきれい。細い路地や壁から突き出たベランダのような木の枠組みがとてもきれいで雰囲気があります。
教会もカトリックの影響でとても多い・・・
しかし治安はあまりよくないらしい。
ということで、下車して観光するのはほんのちょっとの時間だけでした。
そのあとインカの遺跡から出たものなどを展示してある「黄金博物館」へ。
前「世界不思議発見」とかで見たけど、こっちはミイラ信仰というのがあってあちこちでミイラが発見されてるらしい。
インカ時代の遺跡からの出土品を見るにつけてもとにかく金が豊富だったとか。大部分はスペインにとられちゃったけど、インカの遺跡は(マチュピチュ)にしろ、金だらけで、金の神殿に金の銅像に金のとうもろこしに金のアルパカまであったとか。黄金博物館だけあって金の装飾品や王冠、ミイラなど見ごたえいっぱいありました。

お昼は老舗レストラン「アントニオ・チャカリーヤ」でペルー料理をいただきました。
ペルーは食材が豊富。
野菜もとうもろこしにジャガイモにたっくさん。
なんといってもジャガイモはアンデス原産なので、200種類ぐらいがあるとか。
ランチのメニューはセビッチェという、タコなどのシーフードを野菜と一緒にライムの酢でつけたもの。マリネのようにさっぱりしていて食べやすくおいしかったです。あとはパエリヤも。
ここで黒いとうもろこしからできた飲み物「チチャモラーダ」を頂きました。他に「ピスコサワー」というペルーの焼酎も出てました。かなりアルコール度数が高いらしい。

午後からは旧市街から30分ほど行った新市街を見学。
海のそばにある新市街はおしゃれなビルや緑が豊富でとてもきれい。
若者や旅行客がいっぱいいます。
建てられてるおうちも現代風で立派ですが、やっぱりいいおうちというのは狙われるらしく鉄格子が一階を覆っていて、とげのあるブーゲンビリアが咲き誇ってました。
ここに太平洋に面した高台の公園「パルケ・ア・デムール」があり、訳して愛の公園。恋人たちの公園って感じです。ラテン系らしくめっちゃ熱い抱擁を交わす銅像がでかでかとあるのが、南米らしい。
しかし景色はきれいです。
ガウディの奇抜なモザイク建築に覆われてて、面白いつくりになってます。
ここでツアー客の一人が、公園内のカップルからルクマという不思議な果物をもらいました。見た目はプラムのような大きさの果物で、中身が黄色い色。
食べるとちょっともっつくて、味も果物というよりサツマイモとか食べてるような甘さがあります。果物特有のみずみずしさがないのよね。変わってる~とみんなでまわして食べました。

その次にいったのが、リマ市内にあるワカプクジャナ遺跡。ここは日干し煉瓦で造ったピラミッドの遺跡である。遺跡ガイドさんが来て色々説明してくれた。しかし後半すごく眠気が襲ってきた。どうやら時差ぼけらしい。N添乗員さんに「今日本の時間で言えば徹夜明けした朝の時間帯ってとこですかね」と。だからかすごく眠かった覚えが。

最後にみんなのリクエストで地元スーパーに遊びに行った。
ペルーはホームセンターやショッピングモールなどがまだまだ少なくて、連れて行ってもらったスーパーマーケットも新しいらしい。私は外国のスーパーが大好きである。
さすがペルー。ジャガイモ売り場に行くと、ジャガイモ種類が多かったです。
日本だとスーパーでも2種理ぐらいしか見かけないよね。
あと穀物もいっぱいありました。日本で有名なキヌアとかも大量にあった。
私はここでコカ茶を買おうと思ったけど、添乗員さんに止められた。日本やアメリカではコカ茶の持込を禁止してるらしい。コカ茶はコカの葉っぱのお茶。コカの木はコカインの元にもなるからか。。。
でもドラックのコカインとは製法がぜんぜん違うんだけどね。ここではみんな普通に買ってお茶を飲んでるのに、そうか、だめなのかぁと聞いてがっくり。
それで、とりあえずこっちの国民的飲料「インカコーラ」(黄色い色の炭酸飲料)とチチャモラーダの飴を購入しときました。

写真はアルマス広場から。黄色い壁がきれいです。建築もころにある様式って言うかスペインっぽいでしょ(スペイン行ったことありませんが)