もういっちょ映画の話。
「おくりびと」と同様に人を死への旅立ちへおくり出す話。
正直こっちのほうは、死=生を感じさせられる話だった。
なんともすさまじい内容で、国家の繁栄のために=国家による殺人という過激な世界が舞台なんだけど。
いかにも漫画らしいな。。。とは思いつつ、けっこう面白かった。
主人公は松田翔太演じる「イキガミ=逝紙」配達人公務員。
でも主人公はイキガミを配達することに慣れていく自分に矛盾を感じてしまうんだよね。
このままでいいんだろうかって、、、。
彼の上司がまた「笹野」さんで、「おくりびと」同様ほんっとにイイ味出してます。
こっちの笹野さんは無機質でちょい怖い感じがするけど、最後の最後でああこの人も主人公と同じなんだなぁと、まだ慣れてないのだなぁと。
話は3人のイキガミを配達される人間を中心に進む。
私は一人目の金井勇太が演じるミュージシャンの話が好き。
競演は塚本高志で、二人はコマツナっていうデュオを組んで路上ライブをしてたんだよね。(写真参考↑)
このコマツナの歌でみちしるべっていう歌があってこの歌がまた名曲なんだ。
あとで紹介するけど。
亡くなる直前魂をこめて歌うことの歌にズドンとやられる。
金井勇太は『学校Ⅳ 15才』に主演してた頃から好きで、今回もいい感じでした。
しかしそのあと、松田が「最初からあの歌で勝負していれば、もっと早く注目されてたでしょう。。。」
というのに対し、笹野は「ほんとにそうでしょうか?」と言う。
「彼はあの瞬間、今までで一番一生懸命、全身全霊をこめて歌った。彼をそうさせたのはイキガミだ」
そしてそれを流す歌番組や世間を見て「いいじゃないですか、ああやって感動を売り物にする商売がある」って。
ちぇっとドキっとしましたね。
いやぁ、感動を求めて映画館に足を運んだ自分を指されたかのようで、ニクイ台詞を笹野の親父がさらりと言うもんだから。
いきなり自分がイキガミを送られてあと24Hしか生きられないって言われたらねぇ、どうするんだろう。。。想像できないです
しかもイキガミの年齢って18-24までって、一番若々しい年代でしょう。
将来の夢とか希望とか追ってるようなそんな年齢の若者に死の宣告・・・
これドラマ化してシリーズでやってくれないかなぁ。
で、さっき話した「みちしるべ」の歌詞がいいので下に書きます。
歌ってるのは、「PhilHarmoUniQue(ふぃるはーもゆにーく)」というバンドです。
みちしるべ
もう少しで私の誕生日がやってくるけど ただ ローソクは増える
右へ左へ押し掛かるモノの バランスの中で心は揺れる
争いは嫌いだが 心の中ではいつも 誰かにピストル向けたりしてる
人をつき落としても上がりたい表彰台 何かが欲しくて 何かを目指して
誰もが現代にみちしるべを探している
生きるとはなんだろうか?戦う事か 戦いを避ける事か
正しさとはなんだろうか?間違わぬ事か 見失わぬ事でしょうか
また朝が来て 顔を洗えば私に終わりがあるなど水に流れる
悔しいくらいに かっこよくいたい 悔しいくらいに 良き人でいたい
涙で枯れて 笑顔で皺が増えて 愛しき人と 何かを背負い腰を丸くする
苦しいくらいに 幸せでいたい 苦しいくらいに 幸せにしたい
それでも それすら忘れる時がある
優しさとはなんだろうか?許せる事か 許さぬ事でしょうか
愛するとはなんだろうか?思いやるだけか 疑う心をも隠す事でしょうか
雨にもマケテ 風にもマケルけれども いつか私もみちしるす
生きるとはなんだろうか?戦う事か 守り続ける事か
正しさとはなんだろうか?踏み外さぬ事か?
自分だけが失わぬことなのか
これから先歩む一歩が 死にゆく一歩でなく 生きゆく一歩であれ
これから先歌う言葉が 恥ずかしながらも 人の心を打つ様にと
これが私のみちしるべ
下の公式HPでPV見れます。
http://www.philharmounique.jp/
「おくりびと」と同様に人を死への旅立ちへおくり出す話。
正直こっちのほうは、死=生を感じさせられる話だった。
なんともすさまじい内容で、国家の繁栄のために=国家による殺人という過激な世界が舞台なんだけど。
いかにも漫画らしいな。。。とは思いつつ、けっこう面白かった。
主人公は松田翔太演じる「イキガミ=逝紙」配達人公務員。
でも主人公はイキガミを配達することに慣れていく自分に矛盾を感じてしまうんだよね。
このままでいいんだろうかって、、、。
彼の上司がまた「笹野」さんで、「おくりびと」同様ほんっとにイイ味出してます。
こっちの笹野さんは無機質でちょい怖い感じがするけど、最後の最後でああこの人も主人公と同じなんだなぁと、まだ慣れてないのだなぁと。
話は3人のイキガミを配達される人間を中心に進む。
私は一人目の金井勇太が演じるミュージシャンの話が好き。
競演は塚本高志で、二人はコマツナっていうデュオを組んで路上ライブをしてたんだよね。(写真参考↑)
このコマツナの歌でみちしるべっていう歌があってこの歌がまた名曲なんだ。
あとで紹介するけど。
亡くなる直前魂をこめて歌うことの歌にズドンとやられる。
金井勇太は『学校Ⅳ 15才』に主演してた頃から好きで、今回もいい感じでした。
しかしそのあと、松田が「最初からあの歌で勝負していれば、もっと早く注目されてたでしょう。。。」
というのに対し、笹野は「ほんとにそうでしょうか?」と言う。
「彼はあの瞬間、今までで一番一生懸命、全身全霊をこめて歌った。彼をそうさせたのはイキガミだ」
そしてそれを流す歌番組や世間を見て「いいじゃないですか、ああやって感動を売り物にする商売がある」って。
ちぇっとドキっとしましたね。
いやぁ、感動を求めて映画館に足を運んだ自分を指されたかのようで、ニクイ台詞を笹野の親父がさらりと言うもんだから。
いきなり自分がイキガミを送られてあと24Hしか生きられないって言われたらねぇ、どうするんだろう。。。想像できないです

しかもイキガミの年齢って18-24までって、一番若々しい年代でしょう。
将来の夢とか希望とか追ってるようなそんな年齢の若者に死の宣告・・・
これドラマ化してシリーズでやってくれないかなぁ。
で、さっき話した「みちしるべ」の歌詞がいいので下に書きます。
歌ってるのは、「PhilHarmoUniQue(ふぃるはーもゆにーく)」というバンドです。
みちしるべ
もう少しで私の誕生日がやってくるけど ただ ローソクは増える
右へ左へ押し掛かるモノの バランスの中で心は揺れる
争いは嫌いだが 心の中ではいつも 誰かにピストル向けたりしてる
人をつき落としても上がりたい表彰台 何かが欲しくて 何かを目指して
誰もが現代にみちしるべを探している
生きるとはなんだろうか?戦う事か 戦いを避ける事か
正しさとはなんだろうか?間違わぬ事か 見失わぬ事でしょうか
また朝が来て 顔を洗えば私に終わりがあるなど水に流れる
悔しいくらいに かっこよくいたい 悔しいくらいに 良き人でいたい
涙で枯れて 笑顔で皺が増えて 愛しき人と 何かを背負い腰を丸くする
苦しいくらいに 幸せでいたい 苦しいくらいに 幸せにしたい
それでも それすら忘れる時がある
優しさとはなんだろうか?許せる事か 許さぬ事でしょうか
愛するとはなんだろうか?思いやるだけか 疑う心をも隠す事でしょうか
雨にもマケテ 風にもマケルけれども いつか私もみちしるす
生きるとはなんだろうか?戦う事か 守り続ける事か
正しさとはなんだろうか?踏み外さぬ事か?
自分だけが失わぬことなのか
これから先歩む一歩が 死にゆく一歩でなく 生きゆく一歩であれ
これから先歌う言葉が 恥ずかしながらも 人の心を打つ様にと
これが私のみちしるべ
下の公式HPでPV見れます。
http://www.philharmounique.jp/